勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

銭湯

2011-11-28 23:53:04 | Weblog
 昨夜台所で洗い物をしていると、突然お湯が水になった。嫌な予感に、給湯器のリモコンに目をやると、点灯しているはずの「運転」のランプが消えている。何度もスイッチを押すがランプは点かない。念のため風呂場のリモコンも試してみるが結果は同じ。16年も使い続けた給湯器は遂に寿命が来たか?

 これでは台所の洗い物にお湯を使えないどころか、風呂にも入れない。風呂好きな僕は、寝る前に風呂に入るのを常としているが、熱を出して寝込んだとき以外、風呂に入らなかったことはほとんどない。明日、業者を探すことにして今夜は風呂を我慢しよう。そう思ったが、風呂に入れないとなると、急に寒さが身に沁みる。

 そして今日、ネットで探した業者に電話すると、明日には給湯器の取替えに来てくれるという。しかし、2日も続けて風呂に入らないわけにはいかない。近所の銭湯に行くことにした。銭湯に行くのは何年振りだろうか、いや、何十年振りといえるかもしれない。ここに居を移してから一度も銭湯にいった記憶がないし。。。


 久しぶりの銭湯は、入り口にあるはずのあの「男湯」「女湯」の暖簾がない。履物をロッカーに入れ、番台とはいい難いカウンターの前で戸惑いながら「え~と、どうすればいいんだろう」と呟いた。カウンターの女性に「450円です」と言われて我に返る。左手にある「男湯」の暖簾を指して「こちらです」との指示を受ける。


 昔のイメージとは全く違い、少しばかりのものめずらしさと懐かしさで、数種類の湯船に浸かり、ゆっくりと温まった。我が家の狭い風呂と違って、手足を伸ばし、のんびりと楽しむ銭湯も時にはいいものだ。給湯器が直っても時々は銭湯を楽しむことにしよう。と思いながらのブログ更新である。