勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

倖せはここに

2011-11-11 22:36:04 | Weblog
 「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」は、相田みつをさんの言葉である。法政大学大学院が調べた都道府県別幸福度によると、福井県、富山県、石川県の順に、北陸3県が上位を占めたという。離婚率が低い、犯罪が少ない、貯蓄が多い、などの理由からだそうだ。

倖せはここに♪ 大橋節夫

 昭和33年、東京タワーが完成した年の下町を描いた映画「三丁目の夕日」は、貧しくても健気に生きる家族と、個性豊かな住民が織り成す、温かくて、悲しくて、切ない、哀歓に満ちた物語である。ケータイもパソコンもテレビもなかった時代、そこにはほのぼのとした幸せがあった。そして未来への夢と希望があった。 

 ここに一冊のまんが絵日記「はげましてはげまされて」がある。はげ頭の僕のことではない。青森県に生まれ、今年93歳になった竹浪政造さんが、長男正浩さんが3歳になったころに描きはじめた絵日記は、今も描き続け、大学ノート2,300冊に及ぶという。 


 『昭和29年12月31日、いたずら盛りの正浩さんは、神棚に供えたお供えのみかんを食うといってきかない。会社から貰ってきたたった一つのみかんである。神様の罰があたるぞ、と云うと、どうしたものか効果てきめん』

 こんな光景から始まる、子どもたちの成長と巣立ち、おかあさん(政造さんの奥さん)の入院と別れ。どこにもある日常の、忘れていた日本の家族の幸せな姿がそこにある。平成23年4月18日の絵日記では「気になることは数々あれど、なにごとも無理せずマイペースで・・・」という。

 3作目になる「三丁目の夕日'64」が、3Dになって来年1月に公開されるとか。そのキャッチコピーは「どんなに時代が変わっても、夢があるから前を向ける」である。もう一度「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」と言い聞かせ、秋の夜更けに「倖せはここに♪」を口ずさんでみるとするか。。。