勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

つもり違い

2009-01-06 17:30:42 | Weblog
 正月気分も抜け、世の中がいつものように動きはじめた。そんな時、高尾山から持ち帰ったという一枚の紙切れをいただいた。

 教養と知恵は今さらどうにもならず、欲で突っ張った面の皮も薄くなりようがない。分別(ふんべつ)もなく、分別(ぶんべつ)もできず、つもり違いで無駄に生きた60有余年。さて今年はどれだけのつもり違いに気がつくことができるだろうか?今年の目標の一つは、自我の強さを改めることである。

 

下谷七福神巡り

2009-01-04 21:13:54 | Weblog
 山手線の駅の中で1日の平均乗車人員が最も少なく、唯一みどりの窓口がない駅が鶯谷駅だそうだ。その鶯谷駅界隈にある下谷七福神が、この時期賑わいを見せている。
 ホームに降り立つと目に付くのが、七福神めぐり案内の垂れ幕。そこに描かれた宝船に乗った七福神のキャラクターは、昨年他界した漫画家の赤塚不二夫さんのイラストである。
 上野公園、特に国立博物館や科学博物館、上野動物園に行くには、上野駅よりも鶯谷駅が近いことを知る人は少ない。浅草も鶯谷駅下車で、バス利用が便利なのだが。。。

 そして、下谷七福神のひとつ、毘沙門天の法昌寺にあるのが、何度か紹介している御会式桜。4月頃まで咲き続けるというこの桜が、今を見頃と咲き誇っている。

 この法昌寺に祀られているのが『たこ地蔵』と呼ばれるお地蔵さん。飲酒による海水浴で亡くなった、元プロボクサーでコメディアンのたこ八郎さんである。
 前髪のカールと、酒場での喧嘩で食いちぎられた右耳も、忠実に再現されている。1985年に師匠の由利徹、赤塚不二夫、映画監督の山本晋也さんらが発起人となって建てられたというこのお地蔵さん、胴体の部分には、たこ八郎さんの遺筆による座右の銘「めいわくかけて ありがとう たこ八郎」と刻まれている。
 地域には必ずある七福神だが、下町下谷の七福神巡りも意外な発見があるかもしれない。

行列のできる初詣

2009-01-02 00:12:47 | Weblog
 快晴に恵まれた元日、初詣客で行列ができた浅草寺は、例年にない賑わいを見せていた。

 雷門正面には延々と続く人の波。「列の最後部にお並びください」と叫ぶ警察官の背中の列は、反対車線から続いている。雷門に着いてからでも、1時間かかるとアナウンスがあった。午後2時のことである。

雷門を抜け、宝蔵門をくぐった本堂前は、立錐の余地もないほどの人人人。
 
 列の外から本堂に向かって手を合わせる人もいる。都内最古のお寺として親しまれている浅草の観音さまは、万人の願いを分けへだてなく叶えてくれるという。こんな参拝のしかたもいいかも・・・♪