勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

顎関節症

2014-06-06 21:58:58 | Weblog
 高校生の頃だった。縁日で綿菓子を食べていると、そこに買いに来た女の子が僕の顔を見て言った。「おじちゃんお口大きいね」。高校生の僕に向かっておじちゃんとは・・・。小さなショックを受けながら家に帰って鏡の前で百面相をし、口が大きいことを思い知る。

 本物のおじさんになったある日の歯医者での出来事。助手の女性が歯型を取るためのトレーを口に入れて一言、「あら、小さいわ」そう言って大きいトレーに取り換えに行った。

 先日、奥歯の虫歯治療に行くとその歯科医に言われた。「顎関節症なので、そのための器具がある歯医者に行ってください」。口の大きい僕が、大きな口を開けると顎がガクッと音を立て一瞬口を閉じられなくなることがある。あくびをした時も同じことが起きていた。それが顎関節症によるものだとは知らなかったし、顎関節症という病名も初めて聞いた。顎関節症は奥歯の治療には危険が伴うという。

 どこの歯医者に行こうか迷っていると、仕事場のすぐそばに新しい歯科クリニックが開業した。早速訳を話し、治療をしてもらうことにした。歯科の技術は日進月歩だと聞く。以前近所の高齢の歯医者で差し歯をしてもらったが、数日後には歯がグラグラ揺れた。それを言うとそのおじいちゃん歯科医、僕の歯を手で確認しながら一言、「あぁ、大丈夫だ」。他の歯の治療もあったのだが、それ以来その歯医者に行くのをやめ、他の歯医者を探した。10万円ほどした差し歯は、取り替えなければならなかったが。。。


 今回も若過ぎず、年寄りでもない歯科医を探していた。仕事場の近くに開業した歯科医は若いが、30代ではなさそうである。ほどほどの経験も積んでいるであろう。顎関節症に関しての質問にも丁寧に答えてくれた。これからの治療に関しての説明にも納得し、この歯科クリニックに通うことにした。


 顎関節症とは、口を開けると関節が痛んだり、ガクガク音がするとか、口を大きく開けられないという、顎の関節に異常があることをいうらしい。様々な生活習慣により起こる顎の病気だとか。口の大きい僕、しゃべり過ぎる生活習慣が原因なのかも。。。

美・サイレント

2014-06-05 21:30:28 | Weblog
 我がホール新世紀で昨日行われたワールドスターによるダンスのデモンストレーションをご覧いただこうと思うが、美しいものに多くの言葉や説明は要らない。静かにご覧いただければそれでいい。美・サイレントである。









うつくしいものを
美しいと思える
あなたの心が
美しい

-相田みつをさん-

おまけ

衣替え

2014-06-04 23:32:57 | Weblog
 西からは梅雨入りの便りが届くが、連日猛暑が続く東京も明日は雨の予報。梅雨入りも間近のようだ。6月は衣替えの時期でもあり、梅雨入り前にと、我が家も夏物と冬物の入れ替え作業を行った。入れ替えといっても、押し入れの下段と天袋に同じサイズの収納ボックスを置き、その引き出しを入れ替えるだけである。


 それでも多少の衣類の入れ替えと整理が必要であり、Tシャツ、ポロシャツ、半袖と長そでのシャツ、ショートパンツ類等々、使い勝手を考えながらの収納に、何年も袖を通さない衣類があることにも気づく。


 収納の基礎は不要なものを捨てることだそうだ。しかしこれが難問である。今年はすべてのシャツの袖を通すことを心がけて、必要なものと不要なものとの仕分けをして、収納にゆとりを持たせようと思っている。


 モノの整理は、ココロの整理だとか。物を捨てられない人のことをステラレネーゼというそうだ。今年はステラレネーゼからの脱却を目指してみようか。

ベランダ園芸

2014-06-02 22:26:37 | Weblog
 子供の頃、夏になると庭の片隅で必ず咲く花があった。鳳仙花、百日草、鶏頭、ホオズキなどに交じって咲く松葉牡丹が僕は好きだった。なつ~~~という感じがする花だったから。


 先日まで小型のプランターで咲いていたビオラの花が終った。そこで空いたプランターに植えようと、昨日植木市で松葉牡丹を買ってきた。子供の頃の懐かしさが詰まっているから。松葉牡丹は、日当たりがよく、乾燥気味の環境を好み、かかりやすい病害虫も特にないという。育てやすく手間がかからないという点では、僕にぴったりの花である。


 そしてもう一種類[屋久島イワキンバイ]という高山植物を買ったのだが、これは水はけのよい半日影で、乾燥気味に育てるのがいいといわれた。この花を選んだのには訳がある。


 山野草が好きな姉からもらった軽石と、そこに植えられていたタバコの葉に似たことから名づけられた岩タバコという、美しい花を咲かせる山草を、二度にわたって枯らしてしまっていたのだ。屋久島イワキンバイは小型でコンパクトにまとまるので、ロックガーデンに適しているという。これなら軽石の窪みにちょうどよさそうだし、イワが付く名前が気に入った。


 この岩をほとんど使わない花器に置くことで、水やりにも気を使わずに済み、その時々に咲く鉢を添えることで雰囲気も変わり、部屋のアクセントにもなりそうだ。今度こそ、この花を枯らさないようにしなければ。。。 

植木市

2014-06-01 22:34:30 | Weblog
浅草観音裏柳通りでは5月31日と6月1日の土日の2日間、「お富士さん」と呼ばれる植木市が開かれた。



 その昔、富士山信仰が盛んなころ、富士山参拝に行けない人々は浅間神社に参詣したという。明治の中ごろ、富士山の山開きを祝って開かれたという植木市はお富士さんと呼ばれ、今も浅草観音裏で行われる植木市をお富士さんと呼ぶ。


 昭和の初め頃、大東京植木市番付によると、西の横綱西新井大師に対し、東の横綱が富士浅間神社であり、日本一の植木市といわれたこともあったとか。


 僕が浅草に住みはじめた20年ほど前は、お富士山といえば多くの植木屋さんが軒を並べ、昼夜を通して浴衣姿を交えた人々で賑わっていた。ところが近年、この植木市は年々人出が少なくなり、植木の露店も激減し、嘆き悲しむ声も多いという。



 嘗てお富士さんは5月31日と6月1日、6月30日と7月1日の年2回の4日間開かれていた。今は5月と6月の最終土日に変更されたが、振興会や観光協会の取り組みにもかかわらず、年々寂しくなる傾向にある。これも時代の流れなのか。


 しかし植木好きはいるもので、真夏日の暑さにもかかわらず、お富士さんを楽しむ人たちが浅草観音裏の夏の風物詩を味わっていた。僕もわずかだが、小さな花を購入したが、それはまた次の機会にでも。






言うまでもなくこの植木市には、昨日買ったSTETECOを履いて行った。

画像の中にある緑色の地に白抜きの文字は、植木市に張り出されていたポスターの見出しの紹介です。