
貯金10で勢いに乗る福岡ソフトバンクホークス。今日は水田が先発で連勝を狙います。
先発の水田は、初回無失点で抑えますが、2回に1死2塁から坪井のセンター前ヒットで先制されてしまいます。反撃したいソフトバンク打線は4回、本多と多村の連打でチャンスを作ります。しかし、松中が凡退で1死。次の小久保はレフト戦を破る2塁打で同点に追いつきます。柴原敬遠で満塁でブキャナン登場。ブキャナンは3塁ゴロで凡退かと思われましたが、日ハムの三塁手・陽仲寿がエラー。2塁に返送もセーフ。意外な形で逆転となりました。
2-1でホークス1点リードの6回、2死後柴原が初球をライトへ運ぶ4号ソロで1点追加。これで3-1とします。しかし、その裏日ハムが反撃開始。先頭の稲葉がヒットで出塁。2死後金子誠にセンター前ヒットを打たれて1,3塁のピンチ。ここでホークスは先発の水田から2番手・二コースキーに交代。ニコースキーは最初のバッター・坪井にレフト前タイムリーを打たれて1点差となったところで降板。3番手は藤岡。同点のピンチを凌ぎきりたいところ。藤岡は田中幸雄をライトフライに打ちとってピンチ脱出。1点差で7回へ。
7回、1死後森本学と大村の連打でチャンスを作ると、本多がこの日3本目のヒットとなるセンター前タイムリーで1点追加。さらに多村がヒットを放ち4連打で満塁の絶好の場面で松中が登場!しかし、2塁併殺打で3アウト。最悪の形で終わって1点止まり。
この2点のリードを、4番手・篠原、5番手・佐藤誠、最後は馬原が守りきって試合終了。ソフトバンクが継投で3連勝。そして、同一カード6連勝です。
日本ハム-ソフトバンク 7回戦
(ソフトバンク6勝1敗、札幌ドーム、18:01、20891人)
H 000 201 100 4
F 010 001 000 2
【投手】
(ソ)水田、ニコースキー、藤岡、篠原、佐藤、馬原-田上、山崎
(日)建山、江尻、武田勝-高橋
【責任投手】
(勝)水田4試合3勝1敗
(S)馬原14試合12S
(敗)建山6試合2勝4敗
【本塁打】
(ソ)柴原4号ソロ(6回、建山)
今季はハムに強い!これで6連勝ですよ。そして、11カード連続勝ち越しです。今日は本多が猛打賞の活躍を見せました。第2打席にライト前ヒット、第3打席はレフトへの2塁打、そして第4打席にセンター前タイムリーヒット。3打席連続ヒットで勝利に大きく貢献しました。9回の第5打席には3バントスクイズを試みましたがアウトとなりました。成功していれば大きい1点だったので残念でした。
今日の先発の水田は5回2/3、4奪三振・1失点で今季3勝目。中継ぎ陣は篠原が7回途中からマウンドに登ると、ピンチの場面でセギノールを三振に仕留めました。佐藤誠は8回に登板して無失点の好投、最後は馬原がきっちりと3者凡退に抑えて12セーブ目を挙げました。昨日はホームラン攻勢、今日は継投で連勝。明日は和田とダルビッシュの投手戦となりそうな予感。