北京五輪アジア最終予選の第3戦は、勝ち点が同じでも総得点差でグループC首位のカタールと対戦。この試合の勝者が勝ち点7で首位となります。現在2位の日本、カタールに勝って単独首位浮上なるか?
スターティングラインナップはこのようになりました。
GK 21 山本海人
DF 3 青山直晃
4 水本裕貴(cap)
5 伊野波雅彦
12 内田篤人
MF 7 水野晃樹
10 梶山陽平
14 家長昭博
16 本田拓也
17 柏木陽介
FW 39 森島康仁
この日もFWにデカモリシの1トップ起用。出場停止となった本田圭佑の代わりに柏木陽介が入りました。
カタールボールキックオフで始まった前半、いきなり水野が水野がシュートを放ちますが左に外れます。前半6分、水野のFKを梶山が頭で決めて先制!立ち上がりから先制点を奪います!
カタールも負けてはいません。13分、シディクがロングシュートを放ちますが枠の左へ。逆に日本は水野がFKでシュートを狙いますが、惜しくも外れます。
31分、日本のFK。本田拓→柏木スルーパス→梶山ワンタッチ→最後は家長がシュートを放つもキーパーパンチング。34分、家長のクロスから森島が頭で合わせるが、GKの足に阻まれる!惜しい!40分、今度は森島がボレーを放つもダメ。なかなか追加点が奪えないまま前半終了。日本が1-0でリードしたまま後半に突入。
後半も立ち上がりに水野がシュートを放つが外れます。9分、森島がカタールDF を交わしてシュートを放ちましたがGKにキャッチされます。10分、先制点を決めた梶山が接触プレーで交代。代わりに青山敏弘が入りました。
14分、ペナルティエリア手前、右サイドのFK。柏木がクロスを入れ、水野がシュートを打つがDFに当たります。
カタールも反撃します。日本DFのクリアのこぼれ球をヤハヤがシュートを狙いましたが、枠の左へ。22分、メサド・アルハマドのミドルシュートは山本がキャッチ。23分、カタールFKの場面で壁役の本田拓也が早く動いたとして警告。既に1枚もらっている本田拓は2枚目となり退場処分。日本は残り時間を10人で戦うことになってしまいました。FKはワリード・ジャシムが蹴りましたが、壁に当たりました。25分、GK山本が味方選手と接触しましたが大事には至らず。
27分、水野に代わって小林祐三がIN。29分、家長とのワンツーから抜け出した内田がドリブル突破。ペナルティエリア手前で森島にスルーパスを出すもオフサイドを取られます。
34分、カタールはシディクのスルーパス→メサド・アルハマドがゴール前フリーのヤハヤにラストパス。ヤハヤがシュートを放ちますが、GK山本が足で止めた!この後もカタールの猛攻に防戦一方となりますが、DF陣が必死に守り抜きます。
後半のロスタイムに突入。日本は森島に代えて李忠成を投入。残り時間内で追加点を挙げることができるのか?終了間際、日本がFKを獲得。ここは家長と柏木が時間稼ぎ。カタールはラストチャンスに賭けるもクリアされ試合終了。日本が1-0で辛勝。グループC首位攻防戦を制しました。
今日は辛勝でした。前半6分の梶山の1点を守り抜き勝ち点3獲得。これで日本は2勝1分け勝ち点7で首位浮上。ホームでは2試合連続で1-0。ベトナム戦では猛攻もたった1点のみ、今日のカタール戦は1点を守った形でした。これでは得点力不足はまだまだ解消できてませんなあ。ホームの試合では2~3点獲ってもらいたいもんです。
今日も山本海人が再三のピンチを救いました。倒れる場面もありましたが、カタールの同点を許しませんでした。前回のサウジアラビア戦ではファインセーブ連発しましたが、今日は気迫で抑えた感じです。本当に頼りになる選手ですよね。今後も山本の好セーブに期待しましょう!
次戦は10月17日、今度は日本サッカーの鬼門・ドーハでカタールと対戦。これ以上の悲劇はもうイヤです!お願いだからカタールに連勝してください!