日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

まだ時代は終わっていない!オジュウチョウサン復活の障害GⅠ8勝目!

2021年12月25日 | 競馬

12月25日のクリスマスは、中山競馬場で伝統の障害GⅠレース・第144回中山大障害(J・GI 芝4100m 14頭立て)が行われました。春のグランドジャンプ王者・メイショウダッサイがいない今年は、J・GⅠ7勝のレジェンド③オジュウチョウサン、府中の障害重賞で2連勝⑤ラヴアンドポップ、GⅠ2戦連続3着④タガノエスプレッソ、②レオビヨンドと⑦アサクサゲンキの「イルミネーションジャンプステークス組」、⑨ベイビーステップなどが参戦しました。



スタートで①ブルーガーディアンが大きく出遅れ。最初の5号障害を⑬ビレッジイーグルが先頭で飛越すると、後続も無事クリア。1周目のスタンド前のところで、ビレッジイーグルが先頭、⑥マイネルプロンプト2番手、3番手アサクサゲンキ、オジュウチョウサンは4番手。外側5番手ラヴアンドポップ、6番手⑭シンギングダンサー、7番手タガノエスプレッソ、8番手レオビヨンド、9番手ベイビーステップ、10番手⑪キタノテイオウ、11番手⑫ハルキストン、12番手ブルーガーディアン、13番手⑩ブラゾンダムール、最後方に⑧アースドラゴン。
1,2コーナーの3号障害、2コーナーのバンケットを過ぎて、向正面から大障害コースへと向かい、最初の難所・大竹柵障害をビレッジイーグルを皮切りに、残りの13頭も無事に飛越。
逆回りになったところで、先頭のビレッジが後続を引き離し、2番手プロンプト、オジュウが5号障害の手前で3番手に上がり、アサゲン4番手。その後にラヴポ、エスプレッソ、ベイビー、ビヨンドと続き、中団より後ろの位置にはシンダン・キタテイ・ハルキの3頭が並び、後方にはブラダム、ガーディアン、アスドラがしんがり。
14頭は2度目の大障害コースに差し掛かり、2つ目の難所・大生垣障害をビレッジイーグルが先頭で飛び越えると、オジュウチョウサン、アサクサゲンキ、マイネルプロンプトもクリア。その後も続々と飛越し、最後方まで落馬なし。
レースは終盤戦を迎え、3号障害を飛越した後にオジュウが2番手に浮上すると、向正面で先頭のビレッジに接近し。外からラヴポも追い上げ、4号の竹柵障害を3頭がほぼ同時に飛越。アサゲンは5番手、エスプレッソは6番手、ビヨンドはまだ中団。3コーナーのバンケットでオジュウが先頭に立ち、バンケットを駆け上がった後にブラゾンダムールが2番手に躍り出る。ベイビーステップも5番手に浮上。アサクサゲンキとタガノエスプレッソとレオビヨンドは中団の位置。
最後の障害の手前でブラダムが一旦前に出て、飛越後にオジュウとブラダムが競り合うが、ダートを横切る時にオジュウがもう一度先頭を奪い返し、ラストの芝コースの直線でラストスパート。2番手のブラダムに差を拡げ、そのままゴールイン!離れた3番手争いではラヴポとビレッジが競り合うところを、ビヨンドがまとめてかわして3着確保。



【中山大障害 全着順】
1着 ③オジュウチョウサン 4分46秒6
2着 ⑩ブラゾンダムール   3馬身
3着 ②レオビヨンド     5馬身
4着 ⑤ラヴアンドポップ   1馬身1/2
5着 ⑬ビレッジイーグル   1/2馬身
6着 ⑥マイネルプロンプト
7着 ④タガノエスプレッソ
8着 ⑦アサクサゲンキ
9着 ⑭シンキングダンサー
10着 ⑪キタノテイオウ 
11着 ⑧アースドラゴン 
12着 ⑫ハルキストン 
13着 ⑨ベイビーステップ
14着 ①ブルーガーディアン

【払戻金】
単勝 ③ 330円
複勝 ③ 190円  ⑩ 1,710円  ② 260円
枠連 3⃣-6⃣ 1,130円
馬連 ③-⑩ 18,480円
馬単 ③-⑩ 23,340円
ワイド ③-⑩ 4,790円   ②-③ 570円  ②-⑩ 5,480円
3連複 ②ー③-⑩ 26,480円
3連単 ③ー⑩-② 163,900円


強いオジュウチョウサンが戻ってきた!秋の最強障害馬決定戦は、2番人気のオジュウチョウサンが優勝。2着には10番人気のブラゾンダムール、3着に4番人気のレオビヨンドが入りました。1番人気だったタガノエスプレッソは、目立ったシーンもなく7着という結果でした。最後まで落馬もなく、14頭全馬完走しました。
オジュウチョウサンは今回の勝利でJ・GⅠ8勝目。中山大障害は4年ぶり3度目の優勝となります。鞍上の石神深一騎手はこのレース4勝目です。
昨年の京都ジャンプステークスで3着に敗れると、今年4月の中山グランドジャンプで5着。その後、左第1指骨の剥離骨折で半年間も休養。復帰戦の東京ハイジャンプでも3着に終わり、3戦連続未勝利。10歳を迎え、障害戦で勝てなくなってきて「もう引退も近いかと思いましたが、中山大障害で約1年8カ月ぶりの勝利をつかみました。直線でのラストスパートでは「俺はまだやれる!」という強い意思を感じました。これで有終の美かと思いきや、長山オーナーが「来年の春も頑張ってほしい」とオジュウの現役続行を明言。J・GⅠ10勝の大記録も見たいところだが、年が明ければ11歳になるし、2度も骨折しているから、無理だけはしないでほしい。




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