日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

中日ドラゴンズ53年ぶりの日本一! なのに、何で完全試合モードをぶち壊すんですか!?

2007年11月02日 | Sports

2007年プロ野球日本シリーズは今日第5戦が行われ、3勝1敗と王手をかけた中日ドラゴンズが1-0で勝利!53年ぶり2度目の日本一に輝きました。今日の試合は中日が山井大介、日本ハムは中4日でダルビッシュ有が先発しました。


1回、日本ハムは中日先発・山井の前に3者凡退。その裏の中日も3者凡退。ダルビッシュは井端と森野を連続三振に仕留める上々の立ち上がり。第5戦は静かなるスタートとなりました。
2回、中日は先頭のタイロン・ウッズがレフト前ヒット。続く中村ノリは右中間への2塁打で無死2,3塁と先制のチャンス!李炳圭三振のあと、平田がライトへの犠牲フライで先制点を挙げました!
中日の山井は、3回も日本ハム打線を3者凡退。ここまでパーフェクトピッチングの山井、完全試合を予感させた人はまだいなかったはず。一方で日本ハムのダルビッシュは、3回まで5奪三振。今夜も2ケタ奪三振ショーが見られそうです。
4回、山井はまたも3者凡退。ダルビッシュは奪三振無し。
5回、山井は8球で日ハム打線を封じる。ダルビッシュは山井に四球を許すも、3三振。
5回終了時点まで、山井は3奪三振・依然として完全試合ペース。ダルビッシュは8奪三振。奪三振シリーズ記録更新の可能性もありそうです。
6回、山井は先頭の金子誠に3ボールを与えてしまう。初めて出塁を許すかと思われましたが、最後は空振り三振。この後、後続を打ち取ってまたも3者凡退!ここまで来たら完全試合に期待できそうです!
7回、山井は先頭の森本を1塁ゴロ、田中賢介にはレフトフライ、そして稲葉には右中間へ破られるかと思われた当たりを、右翼手・森野がキャッチし3アウト!中日の日本一&完全試合まであと6アウト!
その裏マウンドに上がったダルビッシュは、李炳圭と平田を連続三振に仕留めます。谷繁にはレフト前ヒットを許しましたが、山井をライトフライに打ち取って3アウト。結局ダルビッシュはこの回でマウンドを降り、味方の反撃を待ちます。
ヒットでも四死球でもいいから出塁したい日本ハム打線でしたが、8回も山井の前に3者凡退。中日・山井、完全試合まであと3人!
いよいよ9回、中日の日本一というより山井の完全試合まであと3人のところで落合監督が動く。ナゴヤドームの観客全員、視聴者もパーフェクトの瞬間が見たいというときに、岩瀬を投入…。何で岩瀬なんだっ!!せめて山井を続投させるべきだろぉ~!
そんな国民大ブーイングの中で登場した岩瀬は、まず金子誠をスライダーで空振り三振に仕留めて1死。続く高橋信二にはレフトフライに打ち取って2死。日本一まであと1人!小谷野にはカウント2-2からの5球目のストレートを2塁ゴロに打ち取って3アウト!中日ドラゴンズ、山井と岩瀬のパーフェクトリレーで53年ぶりの日本一!


中日-日本ハム 第5戦 
(中日4勝1敗、ナゴヤドーム、18:10、38118人)
F 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
D 0 1 0 0 0 0 0 0 X  1
【投手】
(日)ダルビッシュ、武田久-鶴岡
(中)山井、岩瀬-谷繁
【責任投手】
(勝)山井1試合1勝
(S)岩瀬2試合2S
(敗)ダルビッシュ2試合1勝1敗


というわけで今年の日本シリーズは、4勝1敗で中日が優勝しました。セ・リーグの日本シリーズ制覇は、2002年の読売ジャイアンツ以来です。
ドラゴンズの日本シリーズは、クライマックスシリーズでの5戦全勝の勢いを最後まで持続した戦いぶりでした。初戦は川上の失投で黒星、2,3戦目は中日打線が爆発、4戦目はそつのない走りと相手のミスで勝利、今日は打線がダルビッシュに苦しめられたものの、山井のパーフェクト投球で日本一になりました。
今日の先発・山井は8回まで打者24人に対して84球、無安打無四球、6奪三振の見事な好投!山井には最後まで抑えてほしかったなあ。日本一と完全試合の瞬間が一緒に見られたのに。落合さん空気読んでくださいよ!日本一になったって素直に喜べないドラゴンズファンだっていると思いますから。
一方、敗れた日本ハムは中日の前に無安打。「打てない&拙攻」が最悪の形まで発展してしまいました。先発のダルビッシュは7回まで11奪三振の好投。2試合で24奪三振でした。彼も頑張ったのに…。残念でした。この5試合でチーム打率は.147。昨年のシリーズMVP男・稲葉篤紀は.059、田中賢介は.056と散々な結果でした。本塁打はセギノールの2本のみ。これでよくパリーグ優勝できたよな…。

今年の日本シリーズの表彰選手は、最高殊勲選手賞(MVP)には5試合で打率.444、4打点の中村紀洋選手が選ばれました。優秀選手賞には山井大介投手、荒木雅博選手、森野将彦選手が、敢闘選手賞には2試合で24奪三振のダルビッシュ有投手が選ばれました。
これで2007年の日本プロ野球は終了!次は中日ドラゴンズがアジアチャンピオンに挑戦!そして北京五輪アジア予選もあります。星野ジャパンには絶対に北京五輪に進出してほしい!
来年こそ、福岡ソフトバンクホークスが①パリーグ優勝、②日本シリーズ出場で日本一になってやる~っ!

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4 コメント

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いえいえ!! (コスモス)
2007-11-02 03:39:33
ドラファンのブログ見てくださいよ!だあれも、あの継投に不満の人なんていませんぞ。私もホークス好きですが、例えば優勝決定戦でホークスの誰かがパーフェクトやっていたとして、9回に馬原がでてきたら拍手すると思いますよ!
それよりも、優勝決定の直後に落合批判の馬鹿コメントをした、やく○つる、その他のスポーツジャーナリスト、優勝に感激しているドラファンブログに「感動ぶち壊しの落合采配」みたいな記事をトラバした他球団ファンの神経の方を疑いますね。まさにKY!!!
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Unknown (スポーツ瓦版)
2007-11-02 19:35:24
TB有り難う御座いました。
谷繁が上手く抑えましたね。
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Unknown (よこやま)
2007-11-03 11:38:52
まぁ、山井にまめができたというのが最大の理由ですから。
無理して放らせて山井の投手生命ぶち壊しで監督が責任取れませんよ。
山井にまめができた事と、岩瀬がしっかり締めたのでドラ党としては満足だとドラの私設応援団をやっている私の悪友が言っておりました。
私も経過を聞いて「それならよし」ですので。
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みなさんコメントありがとうございました。 (魔胃蹴)
2007-11-04 22:21:12
皆さんのコメントを見ていると、継投策を肯定する人が多かったようです。山井投手が肉刺(マメ)が出来ていたことで交代したのは仕方ないのかなと思いました。
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