昨季チームトップの13勝を挙げた、福岡ソフトバンクホークスの武田翔太投手が21日、2度目の契約交渉に臨み、前年より4400万円増の7000万円でサインしました。
昨年12月22日に1回目の契約交渉を行い、球団側から2600万円→7000万円を提示を提示されたものの、武田投手が「査定の内容を詳しく知りたい」という理由から保留。それから約1ヵ月後のこの日、代理人の弁護士とともに2度目の交渉に出席し、前回同様7000万円の提示額にサインしました。
交渉後の会見で、武田投手は「いい評価をしてもらったし、査定のことも勉強できた」とコメント。4年目で自身初の2ケタ勝利、チームトップの勝利数、さらにシーズンを通して先発ローテーションを守った事が評価されたのではないかと思われます。
武田投手が1回目の交渉で保留したとき、「あんだけ活躍したのに、なんでハンコ押さなかったの?」と疑問に思いました。保留するときは「フロントと揉める」、「提示額に納得できない」といったケースがほとんど。「査定内容が分からないので保留します」なんて今まで聞いたことなかったです。ともかく武田投手が納得した表情で契約更改を終えられて良かった。
プロ5年目を迎える今季は、初めての「開幕投手」を目指すと宣言。開幕投手も期待しているし、昨年の13勝を上回る成績を挙げてほしいです。武田投手、今年も「鷹のエース」の名に恥じないピッチングを見せて欲しい。そして、目指せタイトル獲得!