日刊魔胃蹴

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2015年09月13日 | 競馬

長い夏競馬が終わり、今週から秋競馬が開幕。秋のGⅠ戦線への戦いはここから始まります。9月13日は阪神競馬場で「サマースプリントシリーズ」最終戦・セントウルステークス、中山競馬場は「サマーマイルシリーズ」最終戦・京成杯オータムハンデが行われました。夏のスプリント王とマイル王をかけた一戦は、どちらも大波乱となりました。




阪神メイン・第29回セントウルステークス(GⅡ・芝1200m 16頭立て)は、CBC賞を勝った⑯ウリウリ、ヴィクトリアマイルでGⅠ初制覇を果たした⑫ストレイトガール、悲願のスプリント王を目指す⑦ハクサンムーン、昨年覇者②リトルゲルダ、⑧バーバラ、⑬ミッキーラブソング、⑪マヤノリュウジン、⑤ホウライアキコの「北九州記念組」が参戦しました。
スタートでウリウリが出遅れて最後方からレースを進めることに。好ダッシュを見せた⑥アクティブミノルが先手を取り、ハクサンムーンが2番手追走。3番手に⑩ルチャドルアズール、4番手⑮メイショウイザヨイ、5番手にバーバラ、6番手⑨マイネルエテルネル、7番手リトルゲルダのすぐ後ろの8番手にストレイトガールが控えている。9番手④サカジロロイヤル、③メイショウツガル10番手、11番手集団に⑭ブランダムール、マヤノリュウジン、出遅れたウリウリも集団に加わり、最内に進路を取った。後方の14番手にミッキーラブソング、⑤ホウライアキコと①マテンロウハピネスがしんがりで並んでいる。
4コーナーを回り、先頭争いは内からアクミノとハクサンが並び、バーバラとゲルダは3,4番手につけ、外のイザヨイも好位置につけている。ウリウリはまだ馬群の中、ストガーは大外に出した。直線コースに入ってもアクティブミノルとハクサンムーンが競り合うが、ゴール残り200mでアクミノが再び単独先頭。ハクサンが後退する一方でバーバラが2番手に浮上し、さらに大外からストレイトガールが追い込み、ウリウリも突っ込んできた!そしてゴール前でアクティブミノルとウリウリが並んでゴールインし、バーバラとストレイトガールは3着争い。


スプリンターズステークスの前哨戦は、ゴール前大接戦となりましたが、3歳馬のアクティブミノルが1着。単勝1番人気だったウリウリは、馬群を割って追い上げたんですが、ハナ差届かず2着。スタート出遅れが響いたかな。3着にはバーバラ、ストレイトガールは4着という結果でした。勝ったアクティブミノルは単勝10番人気の伏兵で、3連単「⑥-⑯-⑧」で40万5590円の高配当がつきました。なお、2番人気のハクサンムーンは、直線沈んで8着。連覇を狙ったリトルゲルダは9着に終わっています。
アクティブミノルはスタートを完璧に決めると、終始先頭を譲らず。直線でハクサンムーンに並ばれながらももう一度突き放し、ウリウリ・バーバラ・ストレイトガールの牝馬勢の追撃を振り切りました。格上相手に大金星を挙げ、スプリンターズステークスの優先出走権も獲得。昨年7月の函館2歳ステークス以来2度目の重賞勝ちで、通算もこれで3勝目。1200m戦では3戦3勝と負け知らず。次のスプリンターズSも波乱を巻き起こし、短距離界の主役の座を奪えるでしょうか?



中山メイン・第60回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、中京記念覇者③スマートオリオン、関屋記念を勝った⑨レッドアリオンが参戦。オリオンとアリオンは2戦合計11ポイントで首位タイ、2戦合計8ポイントの①アルマディヴァンも出走。もしもディヴァンが2着以内(5点以上)に入り、上位2頭が6着以下(1点)なら、アルマディヴァンが逆転優勝となります。
他にも、NHKマイルカップ2着⑦アルビアーノ、関屋記念3着⑬ヤングマンパワー、ニュージーランドトロフィー2着⑥グランシルクの3歳勢3頭に加え、中京記念3着⑩ダローネガ、2013年3歳マイル王⑪マイネルホウオウ、⑧エキストラエンド、⑮シャイニープリンス、④ケイティープライドも出走しました。
スタートは16頭綺麗に揃い、先行争いでケイティープライドが先頭に立ち、アルビアーノが2番手につけ、⑭コスモソーンパークが3番手、レッドアリオンは4番手、スマートオリオンは5番手追走。6番手グループにはエキストラエンド・ダローネガ・マイネルホウオウの3頭が固まっている。その後ろの中団の9番手グループには、アルマディヴァン・ヤングマンパワー・グランシルクの3頭が並ぶ。後方集団は、12番手⑤ブレイズアトレイル、13番手⑯ショウナンアチーヴ、14番手シャイニープリンス、②タマモトッププレイ15番手、最後方に⑫フラアンジェリコが追走する。
3,4コーナー中間点に差し掛かり、先頭のケイティーにアルビアーノとソーンパークが追いつく。アリオンアリオン、スマオリ、ダローネガは4番手集団の一角。アリオンは騎手の手が動いているのが気がかり。16頭一団の状態で直線コースに入り、アルビアーノが早めに抜け出し、後続からコスモソーンパークとエキストラエンド、ダローネガが追いかける。スマートオリオンは不利を受けて後退。残り100mでエキストラがイン差しを狙い、真ん中からグランシルクが脚を伸ばし、さらにはアチーヴ・アンジェリコ・ヤングマン・シャイプリも追い込んで、最後は7頭がほとんど並んでゴールイン!ゴール前は大激戦、これはわからないっ!


秋のマイル戦線を占うハンデ重賞・京成杯AHは、7頭が横に拡がってゴールするという大激戦。その一戦を制したのは、最後方から一気に襲い掛かったフラアンジェリコでした。ハナ差の2着にはエキストラエンド、3着がヤングマンパワー。ヤングマンは前走の関屋記念に続いての3着です。4着には3番人気・グランシルク、5着ショウナンアチーヴ、6着シャイニープリンス、7着に1番人気のアルビアーノという結果。アルビアーノは一旦は先頭に立ったけど押し切れませんでしたねえ。
2番人気のダローネガは8着、アルマディヴァンは10着、スマートオリオンは15着、レッドアリオンは最下位の16着に終わりました。スマオリは57.5キロ、アリオンは58キロの重斤量が堪えたみたいですが、アリオンは4コーナーで手応えがなかったので、何か異変があったのだろうか?
このレースは伏兵が上位を独占したため、「⑫-⑧-③」の3連単で222万7820円。これは大きく荒れました。勝ったフラアンジェリコは、37戦目にして悲願の重賞初制覇。田辺裕信騎手は昨年のクラレントに続き、同レース連覇を果たしました。


サマーシリーズ2015は全日程を終了し、「サマー2000シリーズ」は、函館記念を勝ち、札幌記念で3着だったダービーフィズ(15ポイント)が優勝。「サマースプリントシリーズ」は、アイビスサマーダッシュと北九州記念を連勝したベルカント(20ポイント)が制し、ウリウリは16点で2位。14点のティーハーフが3位、セントウルステークスを勝ったアクティブミノルが12点を獲得。
「サマーマイルシリーズ」の方は、スマートオリオンとレッドアリオンが12ポイントで同点優勝。京成杯AHではブービーとビリで共に1ポイントを分け合いました。最終戦を勝ったフラアンジェリコが10点を獲得して3位。逆転優勝を狙ったアルマディヴァンは最終戦で1ポイントしか加算できませんでした。
「サマージョッキーズシリーズ」は、中京記念、アイビスSD、新潟記念を勝ったミルコ・デムーロ騎手が総合優勝(37ポイント)。この夏重賞7勝と大活躍だった岩田康誠騎手は、34点で2位でした。2歳重賞で3勝挙げたけど、シリーズ対象外なのね…。



今週は東西のメインレースは共に大波乱。その影響でWIN5がとんでもないことになりました。
対象その1:中山9レース・木更津特別  ⑤イントロダクション(4番人気)
対象その2:阪神10レース・西宮ステークス  ⑦リメインサイレント(11番人気)
対象その3:中山10レース・ながつきステークス ⑮ナンチンノン(3番人気)
対象その4:阪神11レース・セントウルステークス ⑥アクティブミノル(10番人気)
対象その5:中山11レース・京成杯AH ⑫フラアンジェリコ(15番人気)

1番人気が全敗に終わった今週のWIN5、2ケタ人気の馬が3勝。その結果「⑤-⑦-⑮-⑥-⑫」の組み合わせで、3億9566万3730円の超高額配当が生まれました。当然ながらWIN5史上初の3億円超えですが、WIN5史上最高額の払戻金となります。対象5レースのうち、藤岡康太騎手が阪神10Rと11Rで2ケタ人気の馬に乗って連勝しました。
対象2レースで6918票→3レース目で残り1,023票、セントウルステークス終了次点で残り22票まで激減し、最後の京成杯AHで1票残りました。「みんなのKEIBA」でWIN5の配当が出た瞬間、私も悲鳴が出ちゃいましたよ。これは当たらないというか、買えないわぁ…。



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