日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アギーレJAPAN大爆発!ホンジュラスに6-0で圧勝!

2014年11月15日 | soccer

サッカーの国際親善試合・キリンチャレンジカップ2014 日本代表VSホンジュラス代表戦が14日、愛知県の豊田スタジアムで行われました。来年1月のアジアカップに向けてテストを続けているアギーレJAPANですが、4試合で1勝2敗1分けと黒星が先行しています。今回は遠藤保仁、今野泰幸、内田篤人、長谷部誠らブラジルW杯組のメンバーを招集。アジア杯開幕まで残り2ヶ月、いよいよ本気モードに突入か?この日のホンジュラス戦は、前半からゴールラッシュとなりました!



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 6 森重真人
DF 2 内田篤人
DF 22 吉田麻也
DF 3 酒井高徳
MF 7 遠藤保仁
MF 17 長谷部誠(Cap)
MF 10 香川真司
FW 9 岡崎慎司
FW 4 本田圭佑
FW 14 武藤嘉紀

この日は内田が右サイドバックに入り、左サイドバックは酒井高徳。長谷部と遠藤もスタメンに名を連ねた。FWは岡崎・本田・武藤の3人。


まず前半1分、武藤がペナルティエリア付近で岡崎に縦パス。受けた岡崎のシュートは相手DFに当たる。前半9分、左サイドのコーナーキックを遠藤が蹴り、二アサイドで岡崎が頭で落とし、ファーサイドで詰めていた吉田が頭で押し込みゴール。日本がセットプレーから先制点を挙げます。
前半19分、左サイドで高徳が香川とのワンツーから抜け出し、右サイドを駆け上がる武藤へパスを送る。武藤はダイレクトで本田にパスを出すも通らず。続く右CKのこぼれ球を長谷部がミドルシュートを放つも、左に外れる。ホンジュラスは23分、ゴール正面でのFKをM・フィゲロアが直接狙うも壁に直撃。さらにその直後、デルガドが中央から右足ミドルを打つもハズレ。前半36分にはガルシアが右サイドからシュートを打つもダメ。
追加点が欲しい日本は39分、中盤で香川が浮き球のパス→PA内に進入した内田が合わせられない。40分、中盤で長谷部がスライディングで相手ボールを奪い、そのボールが前線の本田に渡る。フリーで抜け出した本田は、ドリブル突破からGKと1対1となり、最後は冷静に左足で流し込み2点目。
本田のゴールで勢いに乗る日本は、42分に右サイドで本田が仕掛け、パスを受けた香川が左足を振り抜くも、シュートは左に外れてしまった…。前半44分、岡崎→高徳→本田とつなぎ、最後は遠藤がゴール正面の位置から右足一閃!ミドルシュートを豪快に決めて3点目!前半のうちに3ゴールを奪った日本、3-0で後半へ。

後半も日本の勢いは止まりません。後半1分、中盤で遠藤がパス→右サイドで本田が逆サイドへクロス→後半開始から投入された乾貴士が右足で合わせて4点目。乾はこれが代表初ゴール!後半4分、ホンジュラスが反撃のチャンスを迎え、ゴール前の混戦からガルシアがシュート。しかし、ゴール前で内田が防いだ。後半10分、左サイドの高徳のクロス→相手DFがクリア→こぼれ球を乾が左足シュートするも、ホンジュラスGK・エスコベルのファインセーブに阻まれる。
ホンジュラスは後半13分、自陣でのロングボールからロドリゲスがシュートまで持って行くもサイドネット。後半15分にはデルガドが右足ミドルシュートを放ったが、GK川島に弾かれた。
日本は後半18分、岡崎に代えて豊田陽平が投入される。すると後半24分、右サイドで本田がドリブルからクロス→PA内で香川が受けるも相手DFに囲まれてシュート打ち切れず転倒→こぼれ球を拾った豊田が押し込み5点目。豊田もこの試合で代表初得点!さらに5分後の後半29分、長谷部縦パス→香川→本田→香川→豊田のポストプレー→乾が流し込んでゴール。細かいパス回しで相手の守備を崩し、最後は乾のこの日2ゴール目で、日本が6-0と大きくリードを拡げた。
日本はさらに攻め続けます。後半34分、香川が自陣から右サイドへロングパスを出し、本田が右サイドを突破してグラウンダーのクロスを入れ、左サイドからゴール前に走りこんできた豊田が左足でシュートしたが、ホンジュラスGK・エスコベルに阻まれた…。後半40分には右サイドのFKを本田が左足で直接狙い、枠内に飛んだもののGKに防がれた。試合は6-0で日本がホンジュラスに圧勝しました。


アギーレ体制になってからは不完全燃焼な試合が続いていましたが、ようやく大満足ともいえる試合が見れました。前半9分の吉田選手の先制点からゴールラッシュが始まり、エース・本田選手のアギーレJAPAN初得点、代表復帰した遠藤選手の快心ミドルが飛び出しました。後半には乾選手の2得点、豊田選手のゴールが生まれ、6得点でホンジュラスを粉砕しました。それにしても得点がドバドバ出たのは久しぶりな感じがしますなあ。ザッケローニ前監督時代の中心メンバーが入ると、チーム力が全然違う。それに乾&豊田の「交代組」が結果を出したのも良かった点だと思います。
先制点を挙げた吉田選手は、フル代表では2011年9月の北朝鮮戦以来約3年2ヶ月ぶりの得点。ゴールを決めた後は、今月11日に第2子が生まれたというGK・西川周作といっしょに「ゆりかごダンス」を披露。仲間に祝福された西川選手は、後半36分に川島選手に代わって出場しております。
遠藤選手の3点目のミドル弾は痛烈でした。ゴール正面の位置から右足をダイレクトに振り抜き、ゴールネットを突き刺しました。ブラジルW杯以来の代表復帰戦で、「遠藤保仁ここにあり」を強くアピール。やっぱり日本代表には遠藤選手は必要です。
乾選手は後半開始から武藤選手に代わって出場し、わずか1分後にファーストタッチで代表初得点を決めました。本田選手のクロスをワンタッチで合わせるだけでした。後半29分にもゴールを挙げ、この日2得点と大活躍。アジアカップ代表入りも見えてきたか?豊田選手も代表5試合目にして初得点。アギーレ監督の期待に応え、試合後には監督に「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えました。
ホンジュラスに大勝したアギーレジャパン、次戦の11月18日は、大阪・ヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と対戦します。2014年の代表ラストマッチは、アジアカップの前哨戦でもあります。開催国の豪州を倒さないと、アジアカップ連覇は厳しいと思います。




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SUZUKI日米野球第2戦 侍JAPAN2連勝!岩隈&和田の日本人プレーヤーも登場!

2014年11月14日 | Sports

「SUZUKI 日米野球 2014」は14日、東京ドームで第2戦が行われました。12日の初戦は、侍ジャパン(野球日本代表)が完封リレーでMLB選抜に勝利。第2戦もチーム一丸で連勝を狙います。連敗は許されないMLB選抜、ここから本領発揮となるか?東京3連戦の初戦となる第2戦、日本代表の先発投手は、沢村賞を獲得した金子千尋(オリックス)、MLB選抜は今季15勝を挙げた岩隈久志(マリナーズ)が投げました。



  日本代表
1(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(右)糸井義男(オリックス)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(指)内川聖一(ソフトバンク)
6(遊)坂本勇人(巨人)
7(三)松田宣浩(ソフトバンク)
8(一)銀次(楽天)
9(捕)伊藤光(オリックス)
 (投)金子千尋(オリックス)


  MLB選抜
1(左)ゾブリスト(レイズ)
2(二)アルトゥーベ(アストロズ)
3(指)カノ(マリナーズ)
4(三)ロンゴリア(レイズ)
5(一)モーノー(ロッキーズ)
6(捕)ペレス(ロイヤルズ)
7(右)プイグ(ドジャース)
8(中)ファウラー(アストロズ)
9(遊)エスコバル(ロイヤルズ)
 (投)岩隈久志(マリナーズ)


1回、MLB先発・岩隈は、2番・菊池にレフト前ヒットを許すも、柳田と中田から三振を奪い、無失点に抑える。対する日本先発・金子は、先頭のゾブリストをチェンジアップで空振り三振に取ると、アルトゥーベとカノを内野ゴロに打ち取り、わずか9球で上位打線を3者凡退。
2回、日本は2アウトから松田がレフト前ヒット、続く銀次はセンター前ヒットで1,3塁と先制のチャンスを迎え、伊藤が岩隈の3球目を弾き返してセンター前にタイムリーヒット。日本が3連打で先制点をもぎ取ります。なおもランナー2人置いて、柳田が初球を捉え、センターオーバーのタイムリー3塁打で2点を追加!2アウトからの4連打で3点を奪いました。
しかしその裏、金子がロンゴリアにライト前ヒットのあと、続くモーノーにど真ん中のストレートを捉えられ、センターバックスクリーン右への2ランホームランを浴びる。3-2の1点差とされた。3回には1番・ゾブリストにライト線への3塁打を浴び、同点のピンチを招くと、アルトゥーベの3塁ゴロの間に3-3の同点とされた。
追いつかれた日本は4回、松田と伊藤のヒットで2死1,3塁の場面で、柳田が岩隈からライト前タイムリーを放ち、4-3と勝ち越し。さらに菊池のレフト前タイムリーで1点を追加。連続タイムリーを浴びた岩隈は、3回5失点でノックアウトされました。
6回には四球で出塁した柳田が菊池の場面で2塁への盗塁を決めると、相手の暴投で3塁まで進む。2死3塁で、菊池がMLB2番手・ウッテン(ブリュワーズ)からライト前タイムリーを放ち6点目。6-3とリードを3点に拡げます。
3点差とされたMLB選抜は、和田毅(カブス)を3番手に送り込みます。6回2死1塁の場面で登場した和田ですが、糸井の場面で暴投を犯したが、変化球で空振り三振に仕留める。7回も続投し、中軸を簡単に3者凡退に退ける。しかし8回、先頭の松田にスライダーを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びる。さらに1死1塁で柳田にセンターオーバーのタイムリー2塁打を打たれてしまった。和田からタイムリーを打った柳田は、外野の守備がもたつく間に3塁まで進んだ。
8-3と日本が5点差とした8回裏、MLB選抜はゾブリストが2塁打を打つと、1死2塁でカノが日本3番手・井納翔一(横浜DeNA)からレフトフェンス直撃のタイムリーヒットで1点を返すも反撃はここまで。試合は8-4で日本が快勝しました。


日米野球  2014/11/14(金)
MLB-日本 第2戦 (日本2勝、東京ドーム、18:07、42,277人)
JPN 030 201 020  8
MLB 021 000 010  4
【投手】
(日)金子、松葉貴大(オリックス)、井納、高橋朋己(西武)-伊藤
(M)岩隈、ウッテン、和田、ベラス(アストロズ)、ブレビンス(ナショナルズ)-ペレス
【責任投手】
(勝)金子1試合1勝
(敗)岩隈1試合1敗
【本塁打】
(日)松田1号ソロ(8回、和田)
(M)モーノー1号2ラン(2回、金子)


日米野球第2戦は、金子投手と岩隈投手の日本人投手が投げ合い、和田投手も今シリーズ初登板を果たしましたが、侍ジャパン打線が日本人メジャー投手を簡単に攻略。岩隈投手から2回に4連打で3点、4回も柳田選手&菊池選手の1,2番コンビの連続タイムリーで2点を加えてKO。8回は松田選手が和田投手からホームランを放ちました。MLB選抜に2連勝した侍JAPAN、強化試合勝ち越しまであと1勝です。
日本の先発・金子投手は、5回まで67球を投げ、被安打3・5奪三振・2四死球・3失点。初回は3者凡退と上々の立ち上がりだったけど、2回にモーノー選手に2ラン本塁打、3回には3塁打から1点を失いました。いずれも先頭打者を出してから失点されました。味方が勝ち越した4回以降は無失点と復調。それに毎回奪三振を記録。国内FA行使&ポスティング利用でのメジャー移籍視野で「渦中の人」となった金子投手、今後の成果と課題を残したマウンドとなりました。
14安打で8得点を挙げた打線は、1番の柳田選手が4打数3安打4打点の大活躍。岩隈投手から2打席連続タイムリー、和田投手からもタイムリー2塁打を放ちました。3塁打→ヒット→2塁打だったので、ホームランが出ればサイクル安打達成でした。3安打2打点の菊池選手は、第3打席にレフト前、次の打席ではライト前に運びました。松田選手もホームランを含む3安打1打点。初戦で先制の犠牲フライを打ち、2戦目は猛打賞と勢いに乗ってますね。伊藤捕手もバットで結果を出し、先制タイムリーでスタメンに応えてみせました。その一方で、糸井選手は2試合無安打と元気がありません…。スタメンから外れる可能性もあるかも?

この日は岩隈投手と和田投手の2人が登板したんですが、岩隈投手は4個三振を奪うも、4回5失点でKO負け。6回途中から3番手で登板した和田投手は1回2/3を投げて2失点。ホークス時代のチームメイトだった松田選手と柳田選手に打たれてしまいました…。凱旋登板で気合い十分で臨んだけど、散々な内容に終わりました…。

侍ジャパンの2連勝で迎える15日の第3戦、3連勝を狙う日本は則本昂大(楽天)投手が登板、MLBはガスリー投手(ロイヤルズ)で連敗脱出を目指します。メジャーの逆襲にも期待したいところだが…。





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SUZUKI日米野球第1戦 侍JAPAN初戦勝利!前田健太がMLB選抜を相手に5回無失点!

2014年11月13日 | Sports

野球日本代表(侍ジャパン)がメジャーリーグの選抜チームを相手に戦う「2014 SUZUKI 日米野球」の第1戦が12日、京セラドーム大阪で行われました。2006年以降休止されていた日米野球ですが、侍ジャパンの強化試合として復活。大阪での第1戦は、日本は広島のエース・前田健太、MLB選抜は今季16勝のシューメーカー(エンゼルス)の先発で始まりました。



両チームのスタメン

  日本代表
1(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
2(二)菊池涼介(広島)
3(右)糸井義男(オリックス)
4(左)中田翔(日本ハム)
5(指)内川聖一(ソフトバンク)
6(遊)坂本勇人(巨人)
7(三)松田宣浩(ソフトバンク)
8(一)山田哲人(ヤクルト)
9(捕)嶋基宏(楽天)
 (投)前田健太(広島)


  MLB選抜
1(左)ゾブリスト(レイズ)
2(二)カノ(マリナーズ)
3(三)ロンゴリア(レイズ)
4(一)モーノー(ロッキーズ)
5(右)プイグ(ドジャース)
6(指)サンタナ(インディアンス)
7(捕)ペレス(ロイヤルズ)
8(遊)エスコバル(ロイヤルズ)
9(中)ファウラー(アストロズ)
 (投)シューメーカー(エンゼルス)



1回、日本の先発・前田が1死からカノにレフト前ヒットを浴びると、ロンゴリアに四球を与えた後、モーノーの併殺崩れで1,3塁のピンチを背負う。しかし、プイグをチェンジアップで空振り三振に仕留め、立ち上がりのピンチを0点で切り抜けます。
2回、日本は先頭の内川が右中間に運ぶヒット(ライト前)を放つと、続く坂本は左中間を破る2塁打。MLB先発・シューメーカーから2者連続ヒットで無死2,3塁と先制のチャンスを作る。この場面で松田がセンターフライ。3塁走者・内川がタッチアップしてホームイン。松田の犠牲フライで日本が1点を先制します。
3回は両チームに好プレーが生まれます。まずはゾブリストのライト前に抜けそうな当たりを日本2塁手・菊池が捕ると、体を1回転して1塁送球してアウト。その裏、糸井の遊撃ゴロ→遊撃手・エスコバルが2塁手・カノにトス→カノが素手でキャッチしてからジャンピングスロー。1塁はセーフになったけど、メジャーらしいプレーを見せた。
日本は4回、2死1塁から松田が2塁への盗塁を成功。得点圏に走者を置き、山田がシューメーカーの4球目を叩いてレフト前タイムリーヒット。2塁から松田が生還し、日本に追加点が入ります!
2点の援護を貰った先発の前田は、2回以降も強打者揃いのメジャー選抜を相手に無失点に抑え続け、5回はファウラーに2塁打を浴びるも、ゾブリストを2塁ゴロに打ち取り、反撃を許さず。前田は5回まで投げ、ヒット2本に抑えて無失点の好投を見せました。
日本は6回から継投に入り、2番手の牧田和久(西武)は6回と7回の2イニングを投げ、打たせて取るピッチングで無失点。8回は侍ジャパン期待の若手ピッチャー・大谷翔平(日本ハム)が登場。最初のエスコバルをライトフライに打ち取ると、続くファウラーはレフトフライ。そしてゾブリストへの初球でこの日のMAX159キロを記録。最後は1塁ゴロに仕留め、メジャーを相手に3者凡退に抑えました。
2点リードのまま迎えた9回、4番手・西野勇士(ロッテ)が、ロンゴリアにレフト前ヒットを許す。1死1塁で一発が出れば同点で、4番・モーノーに打席が回る。モーノーは西野の初球を痛烈に弾き返すもファーストライナー。1塁ランナーも飛び出してしまいダブルプレーでゲームセット。侍ジャパンが2-0でMLB選抜に完封勝ちを収めました、



日米野球 2014/11/12(水)
日本-MLB 第1戦 (日本1勝、京セラドーム大阪、18:07、33,003人)
MLB 000 000 000  0
JPN 010 100 00X  2
【投手】
(M)シューメーカー、ハンター(オリオールズ)、サンティアゴ(エンゼルス)、メランソン(パイレーツ)-ペレス
(日)前田、牧田、大谷、西野-嶋
【責任投手】
(勝)前田1試合1勝
(S)西野1試合1S
(敗)シューメーカー1試合1敗


日米野球第1戦は、先発の前田健太投手ら4人の投手リレーでMLB勢をシャットアウト。打線もシューメーカー投手から2点を奪いました。投打で相手を上回った侍JAPANが、初戦を白星で飾りました。2日前の壮行試合では、若手主体のソフトバンク・日本ハム連合チームを相手に敗れたので、メジャーに勝てるんか不安だったけど、何とか勝ててよかったです。
先発の前田投手は、5回まで71球を投げ、被安打2・2奪三振・2四死球・無失点の内容で勝利投手に。立ち上がりのピンチを凌いだ後、2回と3回に3者凡退に抑え、その後もメジャー打線を寄付けない見事なピッチングを披露。マエケンはメジャー移籍を目指しており、この試合でMLBスカウト陣にいいアピールができましたね。3番手で登板した大谷投手は、150キロ超えのストレートを連発。持ち前の剛速球で相手を捻じ伏せました。大谷投手は第5戦に先発予定。奪三振ショーが見られるかどうか?
打線の方はチーム全体で9安打。4回にタイムリーを打った山田選手と、坂本選手が揃って2安打のマルチヒットを記録。松田選手は2回に先制の犠牲フライを打てば、4回には自らの足で2点目のホームを踏む。第3打席にはヒットも打ちました。菊池選手は守備で好プレーを見せれば、初回に2塁打、その後に四球を2度選んでこの日3回出塁しています。一方で、1番の柳田選手と4番の中田選手が共に無安打。中田選手は日ハムだと結構打つけど、代表だと結果が出てないような気がする…。
日米野球はこの後、11月14日~16日まで東京ドームで3連戦、18日は札幌ドームで第5戦が行われます。20日には沖縄セルラー電話スタジアム那覇(那覇市営奥武山野球場)で親善試合が開催される予定です。岩隈久志投手(マリナーズ)と和田毅投手(カブス)の日本人プレーヤーの登板も要チェックだ。



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北村宏司が2週連続重賞勝ち!アルゼンチン共和国杯で年間100勝達成。

2014年11月10日 | 競馬

秋のGⅠシリーズの中休みだった9日は、東京競馬場でハンデ戦重賞・アルゼンチン共和国杯、京都競馬場はダート重賞のみやこステークスが行われました。ジャパンカップとチャンピオンズカップの優先出走権を手にしたのはどの馬か?



東京のメイン・第52回アルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500m 18頭立て)は、春の天皇賞で3着に入った⑮ホッコーブレーヴ、京都記念馬④デスペラード、目黒記念を勝った⑬マイネルメダリスト、⑰ラブリーデイ、⑪フェイムゲーム、⑨クリールカイザー、重賞2勝の③フェイムゲームなどが参戦しました。
正面スタンド前でのスタートは、18頭綺麗に揃ったが、⑤ネオブラックダイヤがちょっと躓いて後方からのスタート。先行争いでクリールカイザーが前に出るが、内からデスペラード、外でラブリーデイと⑯スマートギアが先行策、スーパームーンは5番手、ホッコーブレーヴとフェイムゲームは中団に控えてスタンド前を通過。
1コーナーを回って、向正面に差し掛かったところで、今度はデスペラードが単独先頭に立ち、後続に大差をつけて一人旅。離れた2番手にクリールカイザー2番手、3番手にラブリーデイ。4番手スマートギア、5番手に①サイレントメロディ。6番手にスーパームーン、7番手辺りで②モビール・⑱マイネルジェイド・マイネルメダリストの3頭が横並び。その後ろの10番手集団には、フェイムゲーム・⑧セイクリッドバレー・⑫リキサンステルス、外からホッコーブレーヴがポジションを押し上げようとする。14番手⑥コスモロビン、15番手⑭アドマイヤケルソ、⑦サイモントルナーレ16番手、後方は⑩プレティオラスとネオブラックダイヤという展開。
縦長の状態で3コーナーを過ぎ、先頭のデスペラードと後続の差が無くなり、クリールが残り600mのところでデスペラードをかわす。ブレーヴは大外から一気に追い上げられるか?フェイムは内に持ち出して4番手まで浮上。最後の直線に入り、残り400mでクリールカイザーが先頭、内でデスペラード、外でラブリーも追う。残り300mでフェイムゲームが外に進路を変える。後続からはスーパームーンとケルソも追い込んできている。残り100mでフェイムがクリールを抜き、そのまま突き放して先頭ゴールイン!フェイムゲーム外から突き差して重賞3勝目!


3週間後のジャパンカップに向けてのステップレースは、単勝2番人気のフェイムゲームが差し切り勝ちで優勝しました。道中は中団の内ラチ沿いを走行し、4コーナーで4番手まで進出。残り300mのところで進路を外に切り替え、フェイムゲームをかわし、最後は後続に2馬身半差をつけての快勝でした。直線早めに抜け出したクリールカイザーが2着、3着には3番人気のスーパームーンが入りました。1番人気だったホッコーブレーヴは、直線で伸び脚を欠いて14着と大敗してしまいました。
勝ったフェイムゲームは、昨年の京成杯、今年2月のダイヤモンドステークスに次いで3度目の重賞制覇。鞍上の北村宏司騎手は、先週の秋の天皇賞に続き、2週連続で重賞勝ちを収め、このレースで年間100勝を達成しました。フェイムが進路変更から突き抜けたのは、北村騎手の好騎乗といえますね。2年連続で年間100勝をマークし、昨年の101勝を間違いなく超えるでしょう。



京都メイン・第5回みやこステークス(GⅢ・ダート1800m 16頭立て)は、メンバー唯一のGⅠ馬⑦ニホンピロアワーズをはじめ、昨年の勝ち馬①ブライトライン、シリウスステークスを勝った⑤クリノスターオー、現在2連勝中の⑭インカンテーション、⑩ナムラビクター、⑪サトノプリンシパル、3歳馬④ランウェイワルツ、⑯アスカノロマン、②ソロル、地方・兵庫所属の⑮タガノジンガロなどが出走しました。
スタートで⑨ラガートモヒーロが後手を踏み、クリノスターオーが好ダッシュを見せる。しかし、サトノプリンシパルが先手を奪い取って正面スタンド前を通過。ニホンピロアワーズは6番手、ナムラビクター7番手、インカンテーションは11番手で1コーナーを回る。
2コーナーを過ぎ、サトプリが先頭、クリスタが2番手、アスカノロマンとブライトラインが3,4番手で並び、⑬グラッツィアが外から急上昇。6番手グループには、タガノジンガロとビクター、間にアワーズが8番手。9番手にランウェイワルツ、インカン10番手、11番手に⑥イッシンドウタイ、ソロル12番手。その横で⑧カシュカシュが13番手からポジションを上げにかかる。後方は⑫ヴォーグトルネード、③マイネルバイカ、トモヒーロがしんがり追走。
3コーナーに差し掛かり、サトノプリンシパルがマイペースで逃げ、クリノスターオーとグラッツィア、アスロマ、ナムラビクターが接近する。ニホンピロアワーズは馬群にもまれ、ブライトラインは最内、インカンテーションは外に持ち出した。4コーナーから直線に入り、サトプリがまだ粘り、ビクターが並びかける。クリスタは間を割れずに苦しんでいる。大外からインカンとランウェイが猛追。ラスト200mでナムラビクターが一旦抜け出すが、残り100mでインカンテーションがビクターをかわして先頭ゴールイン!捲り差しで3連勝を飾ったインカンテーション、チャンピオンズカップの優先出走権を手にしました!

暮れの中京チャンピオンズカップの前哨戦・みやこステークスは、2番人気のインカンテーションが中団追走から徐々に追い上げ、直線で外から末脚を伸ばして1着。年末のダートGⅠ戦線に名乗りを上げました。2着争いはランウェイワルツとナムラビクターが並ぶような感じでゴールしましたが、ランウェイが2着になり、ビクターはアタマ差の3着に終わりました。1番人気のクリノスターオーは、直線でうまく抜け出せず5着。ニホンピロアワーズは7着に終わっています。
インカンテーションは昨年のレパードステークス以来となる重賞2勝目。昨年のこのレースでは、ブライトラインにハナ差の2着に敗れており、今年見事に雪辱を果たしました。ここ最近はエルムステークスで3着、8月のBSN賞と9月のラジオ日本賞で1着。新潟で2連勝し、みやこSも勝って3連勝。いまが絶好調なインカン、通算7勝のうち左回りで5勝(新潟3勝、中京2勝)と相性抜群。CCではコパノリッキーを倒してGⅠタイトル奪取もあるかもしれません。


来週からは7週連続でGⅠ開催!その第1弾となる16日は、京都競馬場でエリザベス女王杯が行われます。オークス馬・ヌーヴォレコルトと秋華賞馬・ショウナンパンドラが京都で再び相見え、昨年の最優秀3歳牝馬・メイショウマンボは連覇に挑みます。さらには巻き返しを図る2歳女王・レッドリヴェール、ヴィクトリアマイルを勝ったヴィルシーナ、古豪・ホエールキャプチャ、府中牝馬ステークスで優先出走権を手にしたディアデラマドレ、フーラブライド、キャトルフィーユ、デニムアンドルビーが出走予定。この秋のGⅠは、重賞未勝利馬の優勝が相次いでますが、エリ女はどうなるのか?


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Jリーグナビスコカップ2014決勝戦 ガンバ大阪が逆転勝ちで7年ぶり2度目の優勝!

2014年11月08日 | soccer

「2014 Jリーグヤマザキナビスコカップ」の決勝戦が8日、埼玉スタジアム2002で行われました。国立競技場の改修に伴い、埼スタでの開催となる今年の決勝は、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島の西日本勢同士の対決。両チームは今季3度対戦(リーグ戦&天皇杯)し、ガンバの2勝1分け。7年ぶりの優勝を狙うガンバが、J1に復帰していきなりタイトル奪取なるか?それとも、広島がナビスコ杯初優勝か?



両チームのスタメン
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 4 水本裕貴
MF 18 柏好文
MF 6 青山敏弘
MF 30 柴崎晃誠
MF 16 山岸智
MF 9 石原直樹
MF 10 高萩洋次郎
FW 11 佐藤寿人

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 8 岩下敬輔
DF 22 オ・ジェソク
MF 17 明神智和
MF 15 今野泰幸
MF 13 阿部浩之
MF 7 遠藤保仁
FW 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック


広島ボールでキックオフしたこの試合、前半4分に広島は右サイドで高萩がクロスを上げ、ゴール前で佐藤寿人がヘディングシュートを放つも、ポスト右直撃。膠着状態が続く中で迎えた前半20分、ペナルティエリア内でガンバDF岩下がハンド。広島にPKが与えられる。このPKを寿人が右隅に蹴り、ボールはガンバGK東口の手に当たるも、ゴールに吸い込まれる。エース・寿人のPKで広島が1点を先取します。
1点を追うガンバは、25分に右CKのこぼれ球を今野が拾うもシュートに持ち込めず。27分には阿部が遠藤とのワンツーから抜け出してシュートを放つも、GKにキャッチされてノーゴール。広島は32分、右サイドの高萩が前線へロングパス→PA内に進入した寿人が反応するも、その前にGK東口がクリア。前半35分、広島は左サイドで山岸がクロス→ガンバDFが上手くクリア仕切れず→石原の左足シュートはポスト左に当たるも、はね返りを寿人が冷静にゴールを決め、広島が2-0と突き放す!
しかし、その3分後の38分にガンバが反撃。左サイドから遠藤のクロス→パトリックがヘディングで合わせて1点を返す。前半は2-1で広島1点リードで折り返します。

1点差に詰め寄ったガンバは、後半開始から明神に代えて大森晃太郎を投入。後半5分、大森のループパスを受けたパトリックが、胸トラップから反転して右足を振りぬくが、シュートは広島GK・林のセーブに阻まれる。さらにその1分後、左サイドの遠藤のパス→阿部がシュートを放つも、またしても林がファインセーブ!今度は右手一本で止めて見せた。後半9分、左サイドで宇佐美がクロスを上げ、ゴール前でパトリックが飛び込んでゴールネットを揺らす!パトリックの連続ヘディングゴールが決まり、ガンバが2-2の同点に追いつきます!
勢いに乗るガンバは18分に遠藤がシュートを狙うも決まらず。広島も後半21分、山岸がPA左からシュートを打つも大きく外れる。後半23分、大森→宇佐美の折り返し→パトリックが合わせるも、枠を捉えられない。後半26分、ガンバは敵陣でボールを繋ぎ、阿部の左足シュートは広島GK・林に防がれたが、ゴール前詰めていた大森が頭で押し込んだ!途中出場・大森のゴールで、ガンバが3-2と逆転成功!
試合をひっくり返された広島は、後半27分に清水航平、後半33分に森崎浩司、後半38分に皆川佑介と立て続けに選手を投入。38分、森崎浩司のクロス→石原→柴崎がシュートを放つも、ゴール右に外れる。後半42分には右サイドでFKを獲得するもダメ。ガンバは後半43分、右サイドで遠藤のFK→パトリックのヘディングシュートはGK正面。さらに途中出場・リンスがミドルを狙うも左に逸れた。広島はアディショナルタイムに反撃を仕掛けるも、最後までゴールを奪えず。試合はこのまま3-2で終了。ガンバ大阪が2度目のナビスコカップ優勝を飾りました。



点の取り合いとなったナビスコカップ決勝戦は、佐藤寿人選手の連続ゴールで広島が先行するも、前半38分のパトリック選手のゴールで、試合の流れがガンバに傾き、後半に2ゴールを奪い、2点ビハインドをひっくり返しました。ガンバが挙げた3得点は全てヘディングによるものです。
この試合2得点を挙げたパトリック選手は、今大会のMVPを獲得。外国人選手のMVP受賞は、1997年のジョルジーニョ(鹿島アントラーズ)以来、史上4人目です。1点目のゴールは188センチの長身を上手く活用し、2点目はダイビングヘッドでゴールを突き刺しました。過去に川崎フロンターレとヴァンフォーレ甲府に在籍し、今年7月にガンバに加入。リーグ戦では16試合に出場して8得点をマークしています。
3点目を挙げた大森選手は、後半開始からピッチに入り、後半26分に優勝を決定付ける逆転ゴール。決勝の大舞台で最高の仕事をやってのけましたな。
逆転勝利で2007年以来7年ぶりの優勝を果たしたガンバ大阪は、J1復帰後初のタイトルを獲得。リーグ戦では2位につけ、天皇杯でもベスト4まで進んでおり、3冠もしくは2冠の可能性が残されており、今回の優勝は「まず1冠奪取」といえるでしょう。11月22日のJ1第32節には、優勝に王手をかけている首位・浦和レッズとの直接対決が控えています。もし天王山でガンバが浦和に勝ったら、勝ち点差2に縮まり、優勝争いが分からなくなりそうだ。
敗れたサンフレッチェ広島は、エースの佐藤選手が挙げた2点のリードを守り切れず。佐藤選手はナビスコ杯歴代最多の28ゴールを記録。先制のPKを決めた後、チームみんなで「ようかい体操」のパフォーマンスを披露しました。GKの林選手は後半にファインセーブが2度ありましたが、ガンバの勢いを防ぐことができませんでした。これで広島はリーグ戦3連覇の夢は断たれ、天皇杯で4回戦敗退(ガンバに負けた)、ナビスコ杯準優勝で無冠確定です。ナビスコ&天皇杯のカップ戦の決勝は7連敗。大一番で勝負弱さを露呈する広島、この呪縛から解放されるのはいつになるのか。



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アドマイヤラクティがメルボルンカップで急死した件について・・・。

2014年11月06日 | 競馬
11月4日、オーストラリア・メルボルンにあるフレミントン競馬場で行われた「メルボルンカップ」で、日本から参戦したアドマイヤラクティがレース後に倒れて死亡しました。突然の訃報に日本およびオーストラリアはショックと悲しみに包まれました。


アドマイヤラクティはレース当日、トップハンデの負担重量58.5kgを背負い、単勝で5.5倍と1番人気に推されました。レースもスタートから2番手の好位につけますが、4コーナーを過ぎたところで急激にズルズルと後退。直線で完全に失速し、最後はほぼ歩くような感じでゴールイン。出走メンバー22頭中、最下位の22着に終わりました。その後、待機馬房の中で突然倒れ、獣医の懸命な治療もむなしく、そのまま息を引き取りました。
地元メディアもラクティの突然死を伝えており、テレビ局のリポーターが「とても悲しいレースになってしまった。まさに悲劇だ」と語りました。その日の夜にメルボルン大学付属動物病院で解剖が行われ、一夜明けた5日に獣医師が「死因は急性心不全」であると分析。遺体は現地で荼毘に付され、功労馬が余生を過ごす施設「リビングレジェンズメモリアルガーデン」の施設内にある霊園に埋葬されたとのころです。
なお、レースはドイツ馬のプロテクショニストが優勝。春の天皇賞に2度出走し、日本でもおなじみのレッドカドーが2着に入りました。ちなみに、レッドカドーは昨年も2着に入っており、2年続けて同じ順位です。また、7着だったアラルドは、ゴール後にファンの振る旗に驚き、その弾みでフェンスに激突して脚を骨折してしまい、安楽死処分。今年は2頭の競走馬が亡くなるという「呪われたメルボルンカップ」となりました。


日本馬が海外のGⅠレースで死亡したのは、1997年のドバイワールドカップでのホクトベガ以来2頭目だそうです。心不全が原因で死亡したケースもいくつかあり、サンアディユは2008年のオーシャンステークスの翌日に心不全で死亡。2006年の阪急杯では、コスモサンビームがレース中に心不全を発症。さらには、2001年のアルゼンチン共和国杯でダイワカーリアンがレース後に地下馬道で急性心不全を起こして急死。カナダの種牡馬・チーフベアハート、90年代を代表する名馬・トウカイテイオーも心不全で亡くなっています。
アドマイヤラクティは前走のコーフィールドカップで優勝。前哨戦での勝利が高く評価されて、斤量が58キロから58.5キロにUP。豪州GⅠ2連勝に向けて順調に調整を続け、レース直前まで元気そうだったのに…。ラクティに乗っていたザカリー・パートン騎手も、ムチを入れた直後に立ち上がっていたので、馬の異変を感じていたようです。海外GⅠで1番人気のプレッシャーもあっただろうし、長期遠征のストレスが溜まっていたのではないでしょうか。馬は人間と同じく繊細な生き物ですからね…。
オーストラリアの競走馬保護連合が「ムチの入れ過ぎでラクティが心不全に陥ったから、鞭を使うのはやめろ」と「鞭廃止」を訴えてますが、ムチが原因じゃないと思います。鞭はジョッキーにとって大切な商売道具(武器)であり、直線でのムチの叩き合いも競馬の醍醐味の一つです。ムチ一発でやる気が爆発する馬もいます。
この秋は凱旋門賞でハープスター・ジャスタウェイ・ゴールドシップの日本馬3頭が惨敗を喫し、メルボルンカップでアドマイヤラクティが死んだりと、海外のビッグレースで日本勢の苦杯が続いています。アドマイヤラクティの件を受けて、海外遠征を自重する馬も出てくると思います。
オーストラリアで栄光を掴んでから、一転して非業の最期を遂げたアドマイヤラクティ、GⅠタイトルを手土産に凱旋帰国して、年末の有馬記念で走る姿が見たかったです…。謹んでご冥福をお祈りいたします。


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JBCクラシック2014  コパノリッキー時代の到来だ!逃げ切りVで3つ目のGⅠ勝利。

2014年11月04日 | 競馬

盛岡競馬場で3日に開催された「JBC 2014(ジャパンブリーディングファームズカップ)」。「レディスクラシック」はサンビスタが快勝、「スプリント」はドリームバレンチノが接戦を制しました。ともに岩田康誠騎手が騎乗し、岩田騎手は1日にGⅠ2勝を挙げております。
メインレースのJBCクラシック(盛岡10R ダート2000m・16頭立て)には、フェブラリーステークス&かしわ記念を勝った⑮コパノリッキー、帝王賞を勝った④ワンダーアキュート、昨年の優勝馬でドバイワールドカップ以来の実戦となる⑦ホッコータルマエ、マイルCS南部杯を制した⑨ベストウォーリア、⑥クリソライトと③カゼノコの「新旧ジャパンダートダービー馬」、地元・岩手が誇る2トップ⑧ナムラタイタンと⑧コミュニティ、交流GⅠの常連⑪トウホクビジン(笠松)などが参戦しました。


単勝の上位人気は、クリソライトが1番人気(2.8倍)、2番人気ワンダーアキュート(3.5倍)、コパノリッキー3番人気(4.8倍)。4番人気以降はホッコータルマエ(5.7倍)、ベストウォーリア(6.7倍)、6番人気のカゼノコまでがJRA勢が占め、7番人気のナムラタイタンで166倍と3ケタ突入。

正面スタンド前でのスタートで、①スーブルソー(岩手)がダッシュつかず。先行争いで、ホッコータルマエとベストウォーリア、⑬ファイアーフロート(高知)が出を伺うが、外からコパノリッキーが馬なりで先手を奪う。タルマエとウォーリアが2番手争い、クリソライトとワンダーアキュートは4番手集団内、ナムラタイタンは中団より後ろ、カゼノコは後方2番手でゴール板を通過。
早くも縦長の状態で向正面に入り、リッキーが単独でレースを引っ張り、ウォーリア・タルマエ・クリソが2番手集団を形成。アキュートが単独5番手、ファイアーフロートが6番手追走。離れた7番手にコミュニティ、タイタンとトウホクビジンが8,9番手で並走。10番手にドリームバスケット(笠松)、11番手エイシンナナツボシ(笠松)、12番手ハリマノワタリドリ(高知)、13番手に⑤リワードレブロン(高知)、カゼノコは外の14番手。15番手オールラウンド(高知)、スープルソーが最後方を進む。
3コーナーを回り、依然としてコパノリッキーが快調に逃げ、ベストウォーリアが単独2番手、ホッコータルマエ3番手。ワンダーアキュートとクリソライトも好位キープ。4コーナー手前でウォーリア・タルマエ・リッキーが3頭横一線となるが、直線でコパノリッキーがもう一度盛り返すと、2番手以降を突き放す。2番手争いはアキュートが内を突き、外からクリソライトが迫る。それらを尻目に、コパノリッキーが悠々とトップでゴールイン!最後まで先頭を譲らず、逃げ切って快勝したコパノリッキー、今年のダートGⅠ3勝目!


JBCクラシック 全着順&払戻金
1着⑮コパノリッキー  2:00.8(重) レコード
2着⑥クリソライト   3馬身
3着④ワンダーアキュート 1/2馬身
4着⑦ホッコータルマエ  1馬身1/2
5着⑨ベストウォーリア  2馬身
6着⑧ナムラタイタン   4馬身
7着③カゼノコ      3馬身
8着⑭コミュニティ    2馬身
9着⑬ファイアーフロート  3馬身
10着⑫ハリマノワタリドリ 1馬身 1/2
11着⑪トウホクビジン   5馬身
12着⑤リワードレブロン  2馬身
13着⑩ドリームバスケット 1/2馬身
14着②エイシンナナツボシ 4馬身
15着⑯オールラウンド   8馬身
16着①スーブルソー    9馬身

単勝 ⑮ 480円
複勝 ⑮ 130円 ⑥ 110円 ④ 110円
枠連複 [3]-[8] 680円
馬連複 ⑥-⑮ 760円
馬連単 ⑮-⑥ 1,920円
ワイド ⑥-⑮ 230円 ④-⑮ 200円 ④-⑥ 150円
三連複 ④-⑥-⑮ 430円
三連単 ⑮-⑥-④ 3,950円


JBCのメイン競走「クラシック」は、コパノリッキーが2分0秒8のコースレコードで逃げ切り勝ち。スタートから先手を取り、そのまま先頭を明け渡さず、4コーナー辺りで一旦はベストウォーリアとホッコータルマエに並ばれましたが、ラスト200mで突き放し、最後は3馬身差をつけての快勝でした。2着には1番人気のクリソライト、2番人気・ワンダーアキュートが3着に入りました。約7ヶ月ぶりの復帰戦となったホッコータルマエは、先頭争いに加わるも4着。休み明けだったから、この結果は仕方ないか。ナムラタイタンが地方勢最高の6着、カゼノコはその次の7着。上がり3F34.7秒はメンバー最速だったけど…。
今年3個目のダートGⅠタイトルを獲得したコパノリッキーの鞍上・田辺裕信騎手と、馬主の小林祥晃さんはJBC初勝利。コパさんは直前のスプリントでコパノリチャードが殿負けに終わって落ち込んだけど、リッキーが勝って機嫌が戻ったかな。ゴールドアリュール産駒はJBCクラシック3勝目。過去にはスマートファルコンが連覇しました。
コパノリッキー本当に強いですなぁ!帝王賞以来のレースで文句なしの内容を見せ付けました。前走は初めての2000mということで2着でしたが、秋初戦の今回は、自分のペースに持ち込み、ライバルをあっさりと蹴散らしてのレコード勝ち。この内容と結果を受けて、次走のチャンピオンズカップでは、圧倒的1番人気になると思います。次も勝てば最優秀ダートホースは決定的といえるでしょう。ダート界は戦国時代から「コパノリッキー黄金時代」へと変わるのか?




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地方競馬の祭典・JBC IN 盛岡! 岩田康誠がレディスクラシックとスプリントで2連勝!

2014年11月03日 | 競馬

年に1度の地方競馬の祭典「JBC 2014(ジャパンブリーディングファームズカップ)」が3日、岩手・盛岡競馬場で行われました。盛岡でJBCが開催されるのは、2002年に次いで12年ぶり2回目です。JBCは1日にGⅠレースが3レースも行われます。まずPART1として「JBCレディスクラシック」と「JBCスプリント」を回顧します。



ダート女王決定戦・第4回JBCレディスクラシック(1800m・16頭立て)は、JRA勢からは交流重賞3勝の④ワイルドフラッパー、ブリーダーズゴールドカップを勝った⑩サンビスタ、ここ4戦で3勝の⑥トロワボヌール、現在3連勝中の⑮ブルーチッパー、ユニコーンステークス2着の①コーリンベリー、⑨アクティビューティの6頭が参戦。地方勢は、地元・岩手から⑦カミノマーチ、⑧フラッシュモブ、⑪マムティ、⑬コウギョウデジタルの4頭が出走。他にも⑤マイネエレーナ(浦和)、③ピッチシフター(愛知)、⑭カイカヨソウ(船橋)も出ました。

スタンド前でのスタートは大きな出遅れは無し。好スタートを切ったコーリンベリーが先手を取り、ブルーチッパーが2番手につける。サンビスタ3番手、ワイルドフラッパーは5番手あたりで1コーナーを回った。
1,2コーナーから向正面に出て、コーリンベリーが先頭、2番手にピッチシフター、3番手にコウギョウデジタル。4番手グループには内にアクティビューティ、真ん中サンビスタ、外側の6番手にマイネエレーナ。その後ろの7番手にワイルドフラッパーが追走。中団グループにはピッチシフターとトロワボヌール、その後ろの10番手にカミノマーチ。11番手にカイカヨソウ、12番手マムティ。後方は大きく置かれて⑫ブレーヴスキー(愛知)13番手、②エイシンルンディー(笠松)・フラッシュモブ・⑯ボーラトウショウ(高知)が最後方で並走。
先頭集団は3コーナーに差し掛かり、コーリンとチッパーが先頭で並び、フラッパーが3番手進出。サンビスタ4番手、アクティ5番手、エレーナとボヌールはちょっと遅れ気味。4コーナーから最後の直線に入り、今度はブルーチッパーが先頭、ワイルドフラッパーが並びかける。残り200mで外に持ち出したサンビスタが2頭を捕らえ、ラスト100mで抜け出した。大外からトロワボヌールが2番手に上がるも、サンビスタが先頭でゴールしました。

JBCレディスクラシックは、単勝2番人気のサンビスタが優勝。序盤から好位置につけると、直線でワイルドフラッパーとブルーチッパーをまとめてかわし、トロワボヌールの追撃を抑えました。砂の女王の座に就きました。2着には大外から上がってきたトロワボヌール、3着には1番人気・ワイルドフラッパー。3連単「⑩-⑥-④」で5,760円という結果に。
4着・アクティビューティ、5着のブルーチッパーまでが中央勢が占め、地方勢はマイネエレーナの6着が最高。中央からもう1頭参戦したコーリンベリーは、直線失速して9着。岩手所属馬はカミノマーチの10着が最高でした。(着順と配当はこちら
勝ったサンビスタはGⅠ初勝利で、重賞2勝目。鞍上の岩田康誠騎手は、レディスクラシック3勝目で、GI昇格後初勝利となりました。サンビスタを管理する角居勝彦調教師は同レース初勝利です。GⅠタイトルを手にし、体調が良ければ12月7日のチャンピオンズカップの参戦もあるでしょう。



ダート短距離王決定戦・JBCスプリントは、この1年で重賞4勝を挙げている①ノーザンリバー、高松宮記念馬でダート初挑戦の②コパノリチャード、一昨年の勝ち馬⑥タイセイレジェンド、⑫ドリームバレンチノ、⑮セイクリムズン、⑭ティアップワイルドの中央勢に加え、③サトノタイガー(浦和)、昨年のJBCLCで3着⑬キモンレッド(大井)、⑩ハードデイズナイト(川崎)、⑨ドリームクラフトと⑤ランドオウジ(ともに岩手)などが参戦しました。
レースは横一線のスタートで始まり、⑯エスワンプリンス(佐賀)とタイセイレジェンドが前に出るが、タイセイが前に出る。内からコパノリチャードが並びかけ、サトノタイガー3番手。エスワンは4番手に下がる。5番手集団にノーザンリバーとランドオウジ、ドリームバレンチノは7番手。中団の8番手にティアップワイルド、9番手セイクリムズン。10番手にキモンレッド、ハードデイズナイトが内からポジションを上げ、④スマイルヴィジット(兵庫)12番手、⑪ヤサカファイン13番手。後方は⑦サトノロマネ(高知)、ドリームクラフト、⑧エーシンハダル(笠松)がしんがり追走。
3コーナーを過ぎたところで、タイセイが単独先頭、リチャードが2番手、タイガーが3・4コーナー中間のところでリチャードをかわす。バレンチノが3番手に浮上。リバーはまだ馬群にいる。4コーナーから直線に入り、タイセイレジェンドが逃げ、サトノタイガーとドリームバレンチノが追いかける。先頭争いはこの3頭に絞られたか。外からはセイクリムズン、ノーザンリバーがイン突きを狙うも厳しい。ラスト100mでバレンチノ・タイセイ・タイガーの3頭が並び、ゴール前でドリームバレンチノが抜け出してゴールイン!3頭の叩き合いを制したドリームバレンチノ、嬉しいGⅠ初勝利です!

ダート最速王を決める一戦は、直線ラスト100mで3頭が並ぶ大激戦。マッチレースの末、ドリームバレンチノが勝利を収めました。浦和所属のサトノタイガーはクビ差の2着。フジノウェーブ以来の地方馬JBC制覇にあと一歩及ばず。内ラチ沿いで逃げたタイセイレジェンドが3着。単勝1.9倍の圧倒的1番人気に推されていたノーザンリバーは5着、初ダートのコパノリチャードは直線でズルズル後退して最下位の16着でした。リチャードはダート適正無いですな…。Dr.コパさんもこの結果にはガッカリしているのでは?(JBCスプリントの全着順はこちら
自身5度目のGⅠ挑戦で悲願のGⅠ制覇を成し遂げたドリームバレンチノは、金沢競馬場で行われた昨年のこのレースで2着に入り、その1年後にリベンジ達成。昨年12月のゴールドトロフィー以来の重賞制覇で、芝・ダート合わせて通算4勝目。ちなみに、芝では2012年の函館スプリントステークス、2013年のシルクロードステークスに勝っております。鞍上の岩田騎手は、レディスクラシックに続いてGⅠ2連勝。スプリントは初勝利です。


PART2では、ダート界のトップホースが集結した「JBCクラシック」を振り返ります。

 

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またも重賞未勝利馬がGⅠ勝ち!府中巧者・スピルバーグが豪脚炸裂で秋の天皇賞を制す!

2014年11月03日 | 競馬

秋の中距離王決定戦「第150回天皇賞・秋(GⅠ・芝2000m 18頭立て)」が2日、東京競馬場で行われました。「JRA60周年記念競走」として開催された今年の秋天は、GⅠ6勝の女傑①ジェンティルドンナ、春秋連覇&天皇賞3勝目を狙う⑨フェノーメノ、今年の皐月賞を制した3歳馬⑮イスラボニータ、昨年の菊花賞馬⑤エピファネイア、2年前のNHKマイルカップを勝った⑬カレンブラックヒル、3年前の覇者⑯トーセンジョーダンとGⅠ馬6頭が参戦。他にも府中巧者④スピルバーグ、③デニムアンドルビー、オールカマーで優先出走権を得た⑱マイネルラクリマ、サマー2000シリーズ覇者⑭マーティンボロなどが出走しました。


単勝の上位人気は、1番人気がイスラボニータ(2.8倍)、ジェンティルドンナ2番人気(4.7倍)、フェノーメノが僅差で3番人気(4.9倍)。4番人気以降はエピファネイア(8.0倍)、スピルバーグ、デニムアンドルビー、マーティンボロ、、⑧ディサイファと続きました。
1コーナー奥でのスタートは、⑩ペルーサが出遅れたのに対し、ジェンティルドンナが好スタートを切る。先行争いでカレンブラックヒルがジェンティルをかわして先手を奪う。マイネルラクリマが2番手につけ、ジェンティルドンナは3番手と先行策。外からイスラボニータが4番手。5番手グループに⑦サトノノブレスとマーティンボロが並び、⑪ラブイズブーシェ7番手、8番手⑥ダークシャドウ、トーセンジョーダン9番手、その後ろの10番手にエピファネイアが追走。内側の11番手にデニムアンドルビー、その隣にフェノーメノがいる。中団より後ろの13番手にディサイファ。14,15番手の位置にスピルバーグと②ヒットザターゲット。後方は⑫フラガラッハと⑰アスカクリチャン、ペルーサが最後方を進む。
縦長の状態で3コーナーに入り、先頭を行くブラックヒルは前半1000mを60秒7のスローペースで通過。ラクリマ2番手、ジェンティルとボニータが並走し、マーティンが5番手に浮上。エピファは中団馬群の中、ジョーダンとフェノーメノは大外勝負。
4コーナーから直線コースに差し掛かり、カレンブラックヒルが先頭で逃げ粘り、マイネルラクリマが2番手で追う。ジェンティルドンナは内に入る。残り300m辺りでイスラボニータがブラックヒルをかわして先頭で抜け出した!3歳馬が秋の盾を獲得するか?残り200mでジェンティルが2番手に上がるが、大外から一気にスピルバーグが追い込んできた!ラスト100mでジェンティルとボニータが並ぶが、ゴール前でスピルバーグがまとめて捕らえて先頭ゴールイン!豪快に追い込んで鮮やかに差し切ったスピルバーグ、得意の府中でGⅠ初制覇を果たしました!



天皇賞・秋 全着順&払戻金
1着④スピルバーグ       1分59秒7
2着①ジェンティルドンナ     3/4馬身
3着⑮イスラボニータ       アタマ
4着⑪ラブイズブーシェ      1/2馬身
5着②ヒットザターゲット      ハナ
6着⑤エピファネイア        アタマ
7着③デニムアンドルビー     ハナ
8着⑦サトノノブレス         クビ
9着⑬カレンブラックヒル      アタマ
10着⑥ダークシャドウ       1馬身
11着⑱マイネルラクリマ      アタマ
12着⑧ディサイファ        3/4馬身
13着⑬マーティンボロ       アタマ
14着⑨フェノーメノ        1/2馬身
15着⑫フラガラッハ        1/2馬身
16着⑩ペルーサ           クビ
17着⑯トーセンジョーダン     3/4馬身
18着⑰アスカクリチャン      大差

単勝 ④ 1,100円
複勝 ④ 260円 ① 180円 ⑮ 130円
枠連 [1]ー[2] 1,340円
馬連 ①-④ 3,140円
馬単 ④-① 6,780円
ワイド ①-④ 980円 ④-⑮ 580円 ①-⑮ 340円
3連複 ①-④-⑮ 2,850円
3連単 ④-①-⑮ 23,290円


この秋のGⅠシリーズは、重賞未勝利馬の優勝が相次いでおりますが、今週もまた未勝利馬からGⅠ馬が誕生しました!単勝5番人気だったスピルバーグが、大外一気の追い込みを決めて秋の天皇賞を制覇。道中は14,15番手の位置で控え、最後の直線で末脚を爆発させ、内で競り合っていたイスラボニータとジェンティルドンナをゴール前でかわして勝利しました。スピルバーグは5度目の重賞挑戦で初勝利。今回の出走メンバーの中で唯一の重賞勝ちがなかったんですが、GⅠ馬6頭を見事に撃破。これは大金星といっても良いでしょう。
2着のジェンティルドンナは、昨年に続いての秋天2着。1番人気だったイスラボニータは、一旦は先頭に立ったんですが、最後に差されて3着。シンボリクリスエス以来となる3歳馬の天皇賞制覇は叶いませんでした。古馬初対戦だったんですが、その壁は厚かった…。春秋連覇を目指したフェノーメノは、直線見せ場無く14着。半年の休み明けが大きく影響したみたいです。6着のエピファネイアも11戦目で初めて掲示板を外しました。
勝ったスピルバーグは、父がディープインパクト、母がプリンセスオリビアという血統で、昨年のマイルCSを勝ったトーセンラーを兄に持ちます。兄弟でGⅠ馬なんてすごいな。鞍上の北村宏司騎手は天皇賞初勝利で、GⅠ勝利は2006年のヴィクトリアマイル以来で、これが通算2勝目です。管理する藤沢和雄調教師は、同レース通算5勝目。過去にはシンボリクリスエスとゼンノロブロイで秋天3連覇(2002~2004)の偉業を成し遂げたこともあります。藤沢厩舎のGⅠ勝利も北村騎手同様8年ぶりとのこと。名門復活ですね。
スピルバーグは過去5勝は全て東京コースで挙げ、昨年10月の神奈川新聞杯、11月のノベンバーステークス、今年5月のメイステークスで3連勝。重賞も3着が3回あり、2012年の共同通信杯では、ゴールドシップとディープブリランテに次いで3着。前走の毎日杯も3着でした。今回の秋の天皇賞で待望の重賞初勝利を挙げ、通算もこれで6勝目。兄のトーセンラーは「京都の鬼」なら、スピルバーグは「府中の鬼」です。次走はジャパンカップに向かうとのこと。コース適正は充分だけど、2400mの距離が持つか心配だ。





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福岡ソフトバンクホークス工藤公康新監督誕生!工藤新体制でV2へ!

2014年11月02日 | HAWKS

3年ぶり6度目の日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。日本一から一夜明けた10月31日、秋山幸二監督の後任として、かつてホークスに在籍した工藤公康氏が新監督就任決定。た11月1日、福岡市内のホテルで工藤新監督の就任会見が行われました。


会見に出席した工藤新監督は、就任理由について「王会長から『やってほしい』と言われたことが一番の理由で、会長にいつか恩返しがしたかった」と述べました。初めての監督業に「プレッシャーは当然ある。ホークスの強さを維持しながら、連覇を目指していきたい」と抱負を語りました。
背番号は秋山前監督と同じ「81」番となりましたが、「秋山さんが6年間で多くの選手を育て、リーグ優勝3回、日本一2回をやった。そのチームを受け継ぐという意志の表れとして、一番僕にぴったりの背番号じゃないかと思った」と理由を明かしました。
同席した王貞治球団会長は、「今の野球に大変マッチした指導ができる監督だと思う。就任した以上は思い切って指揮を執り、“工藤カラー”を出して先頭に立って、走ってもらいたい」と期待を込めました。

工藤氏は82年に西武ライオンズにドラフト6位で入団。チームの左のエースとして、80年~90年代の西武黄金時代を支える。95年からソフトバンクの前身・ダイエーでプレーし、1999年のパリーグ優勝&日本一に貢献。自身も最優秀防御率と奪三振王、MVPを獲得。2000年に巨人に移籍し、2004年に通算200勝を達成。その後、2007年には横浜ベイスターズ、2010年には古巣・西武に復帰し、2011年オフに現役引退。プロ実働29年間で最優秀防御率4回、パリーグMVP2回、2度の奪三振王を獲得。通算成績224勝132敗3セーブ、防御率3.45。
引退後はテレビ朝日の解説者を務め、「報道ステーション」、「熱闘甲子園」にも出演。今年春に筑波大学大学院人間総合科学研究科に入学しました。

秋山監督が退任を表明した直後から、「次期監督候補」として名前が挙がっていた工藤氏。報道ステーションで司会の古館伊知郎さんの「来年は監督ですか?」という問いに、工藤さんも思わず苦笑いするシーンもありました。否定しなかったことは、もう監督のオファーを受諾していたんでしょう。
コーチ経験皆無で監督初挑戦、いきなり日本一のチームで指揮を執るので、かなりのプレッシャーがかかるだろうし、王会長や秋山さんと比較されるかもしれません。現役時代はリーグ優勝14回、日本一11回を経験し、「優勝請負人」とも呼ばれていたので、今度は監督としてホークスを優勝に導いてくれるはずです。それに、東浜巨、飯田優也、武田翔太、加治屋蓮、先日のドラフトで指名された松本裕樹投手と島袋洋奨といった若手投手陣を一人前に育ててほしい。
工藤新体制のコーチ陣も気になるところで、楽天の佐藤義則投手コーチと鈴木康友内野守備走塁コーチがホークスに移籍濃厚、ホークスOBの佐々木誠氏を打撃コーチとして招聘予定。そして城島健司氏の入閣がここに来て浮上。城島さんは工藤さんのもとで育てられ、やがては球界を代表する捕手にまで成長。工藤・城島の師弟コンビ復活はあるのだろうか?
秋山ホークスの時代が終わり、工藤ホークスが誕生。工藤監督のユニフォーム姿が早く見たいし、胴上げされるところも見てみたいですね。工藤監督、責任重大だと思うけど頑張ってください!





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