日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JBCクラシック2014  コパノリッキー時代の到来だ!逃げ切りVで3つ目のGⅠ勝利。

2014年11月04日 | 競馬

盛岡競馬場で3日に開催された「JBC 2014(ジャパンブリーディングファームズカップ)」。「レディスクラシック」はサンビスタが快勝、「スプリント」はドリームバレンチノが接戦を制しました。ともに岩田康誠騎手が騎乗し、岩田騎手は1日にGⅠ2勝を挙げております。
メインレースのJBCクラシック(盛岡10R ダート2000m・16頭立て)には、フェブラリーステークス&かしわ記念を勝った⑮コパノリッキー、帝王賞を勝った④ワンダーアキュート、昨年の優勝馬でドバイワールドカップ以来の実戦となる⑦ホッコータルマエ、マイルCS南部杯を制した⑨ベストウォーリア、⑥クリソライトと③カゼノコの「新旧ジャパンダートダービー馬」、地元・岩手が誇る2トップ⑧ナムラタイタンと⑧コミュニティ、交流GⅠの常連⑪トウホクビジン(笠松)などが参戦しました。


単勝の上位人気は、クリソライトが1番人気(2.8倍)、2番人気ワンダーアキュート(3.5倍)、コパノリッキー3番人気(4.8倍)。4番人気以降はホッコータルマエ(5.7倍)、ベストウォーリア(6.7倍)、6番人気のカゼノコまでがJRA勢が占め、7番人気のナムラタイタンで166倍と3ケタ突入。

正面スタンド前でのスタートで、①スーブルソー(岩手)がダッシュつかず。先行争いで、ホッコータルマエとベストウォーリア、⑬ファイアーフロート(高知)が出を伺うが、外からコパノリッキーが馬なりで先手を奪う。タルマエとウォーリアが2番手争い、クリソライトとワンダーアキュートは4番手集団内、ナムラタイタンは中団より後ろ、カゼノコは後方2番手でゴール板を通過。
早くも縦長の状態で向正面に入り、リッキーが単独でレースを引っ張り、ウォーリア・タルマエ・クリソが2番手集団を形成。アキュートが単独5番手、ファイアーフロートが6番手追走。離れた7番手にコミュニティ、タイタンとトウホクビジンが8,9番手で並走。10番手にドリームバスケット(笠松)、11番手エイシンナナツボシ(笠松)、12番手ハリマノワタリドリ(高知)、13番手に⑤リワードレブロン(高知)、カゼノコは外の14番手。15番手オールラウンド(高知)、スープルソーが最後方を進む。
3コーナーを回り、依然としてコパノリッキーが快調に逃げ、ベストウォーリアが単独2番手、ホッコータルマエ3番手。ワンダーアキュートとクリソライトも好位キープ。4コーナー手前でウォーリア・タルマエ・リッキーが3頭横一線となるが、直線でコパノリッキーがもう一度盛り返すと、2番手以降を突き放す。2番手争いはアキュートが内を突き、外からクリソライトが迫る。それらを尻目に、コパノリッキーが悠々とトップでゴールイン!最後まで先頭を譲らず、逃げ切って快勝したコパノリッキー、今年のダートGⅠ3勝目!


JBCクラシック 全着順&払戻金
1着⑮コパノリッキー  2:00.8(重) レコード
2着⑥クリソライト   3馬身
3着④ワンダーアキュート 1/2馬身
4着⑦ホッコータルマエ  1馬身1/2
5着⑨ベストウォーリア  2馬身
6着⑧ナムラタイタン   4馬身
7着③カゼノコ      3馬身
8着⑭コミュニティ    2馬身
9着⑬ファイアーフロート  3馬身
10着⑫ハリマノワタリドリ 1馬身 1/2
11着⑪トウホクビジン   5馬身
12着⑤リワードレブロン  2馬身
13着⑩ドリームバスケット 1/2馬身
14着②エイシンナナツボシ 4馬身
15着⑯オールラウンド   8馬身
16着①スーブルソー    9馬身

単勝 ⑮ 480円
複勝 ⑮ 130円 ⑥ 110円 ④ 110円
枠連複 [3]-[8] 680円
馬連複 ⑥-⑮ 760円
馬連単 ⑮-⑥ 1,920円
ワイド ⑥-⑮ 230円 ④-⑮ 200円 ④-⑥ 150円
三連複 ④-⑥-⑮ 430円
三連単 ⑮-⑥-④ 3,950円


JBCのメイン競走「クラシック」は、コパノリッキーが2分0秒8のコースレコードで逃げ切り勝ち。スタートから先手を取り、そのまま先頭を明け渡さず、4コーナー辺りで一旦はベストウォーリアとホッコータルマエに並ばれましたが、ラスト200mで突き放し、最後は3馬身差をつけての快勝でした。2着には1番人気のクリソライト、2番人気・ワンダーアキュートが3着に入りました。約7ヶ月ぶりの復帰戦となったホッコータルマエは、先頭争いに加わるも4着。休み明けだったから、この結果は仕方ないか。ナムラタイタンが地方勢最高の6着、カゼノコはその次の7着。上がり3F34.7秒はメンバー最速だったけど…。
今年3個目のダートGⅠタイトルを獲得したコパノリッキーの鞍上・田辺裕信騎手と、馬主の小林祥晃さんはJBC初勝利。コパさんは直前のスプリントでコパノリチャードが殿負けに終わって落ち込んだけど、リッキーが勝って機嫌が戻ったかな。ゴールドアリュール産駒はJBCクラシック3勝目。過去にはスマートファルコンが連覇しました。
コパノリッキー本当に強いですなぁ!帝王賞以来のレースで文句なしの内容を見せ付けました。前走は初めての2000mということで2着でしたが、秋初戦の今回は、自分のペースに持ち込み、ライバルをあっさりと蹴散らしてのレコード勝ち。この内容と結果を受けて、次走のチャンピオンズカップでは、圧倒的1番人気になると思います。次も勝てば最優秀ダートホースは決定的といえるでしょう。ダート界は戦国時代から「コパノリッキー黄金時代」へと変わるのか?




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