日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

若鷹軍団受賞者ラッシュ!

2017年11月09日 | HAWKS
先日まで行われた日本シリーズで、福岡ソフトバンクホークスが横浜DeNAベイスターズを4勝2敗で破り、2年ぶりの日本一奪還を果たしました。その激闘から5日経った9日、守備の優れた選手を表彰する「ゴールデングラブ賞」の受賞者が発表され、ホークスから4人が選出されました。



▽セ・リーグ
投手  菅野智之(巨人)2年連続2度目
捕手  小林誠司(巨人)初受賞
一塁手 J.ロペス(DeNA)2年連続3度目
二塁手 菊池涼介(広島)5年連続5度目
三塁手 鳥谷敬(阪神)初受賞、他に遊撃手で4度受賞
遊撃手 坂本勇人(巨人)2年連続2度目
外野手 丸佳浩(広島)5年連続5度目
外野手 鈴木誠也(広島)2年連続2度目
外野手 桑原将志(DeNA)初受賞

▽パ・リーグ
投手  菊池雄星(西武)初受賞
捕手  甲斐拓也(ソフトバンク)初受賞
一塁手 銀次(楽天)初受賞
二塁手 鈴木大地(ロッテ)初受賞
三塁手 松田宣浩(ソフトバンク)5年連続6度目
遊撃手 今宮健太(ソフトバンク)5年連続5度目
外野手 秋山翔吾(西武)3年連続4度目
外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)2年ぶり3度目
外野手 西川遥輝(日本ハム)初受賞


ホークスからは、松田選手と今宮選手の三遊間コンビが揃って5年連続で受賞。柳田選手は3度目、今季ブレイクした甲斐捕手が初受賞。セリーグでは、セリーグ王者・広島からは菊池&丸の「キクマルコンビ」、「神ってる」鈴木選手の3選手が受賞。日本シリーズ出場のDeNAからは初受賞の桑原選手とロペス選手の2人が受賞しております。


今季のホークスは失策数が12球団で最少の38個。1991年の西武に並ぶプロ野球タイ記録を作りました。守備率は.993とほぼ100%に近い数字。今季正捕手に定着した甲斐選手は、持ち前の強肩で盗塁阻止を連発。先日の日本シリーズでも「甲斐バズーカ」で三振ゲッツーに仕留めました。外野陣では、上林誠知選手はパリーグ外野部門でトップの10捕殺を記録すれば、レフトの中村晃選手も好プレーを連発し、素晴らしいバックホームが2度もありました。その2人がGG賞に選ばれなかったのは残念ですなあ。



同じ日には、プロ野球の発展に貢献した人に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が都内で行われ、満場一致でデニス・サファテ投手を選出しました。2005年のボビー・バレンタイン氏(千葉ロッテ元監督)以来となる外国人受賞者であり、外国人選手としては初受賞となります。
サファテ投手は54セーブのプロ野球新記録を打ち立てると、日本シリーズでは3試合で1勝2セーブ。第6戦では来日初の3イニングを投げて勝利投手となり、最優秀選手にも選ばれました。チームのリーグ優勝&日本一奪還に大きく貢献したことが高く評価されました。
「正力賞」といえば、最近は日本シリーズで優勝したチームの監督が受賞することがほとんど。通例ならば工藤公康監督が受賞するだろうと思われましたが、サファテ投手が選ばれた事には驚きました。ストッパーの投手が受賞したのは、1998年に横浜ベイスターズを日本一に導いた佐々木主浩さん以来です。
これでサファテ投手は、「8月度月間MVP」「パリーグ最多セーブ」、「日本シリーズMVP」、「正力松太郎賞」と今季だけで4個目の個人タイトルを獲得。あとは「パリーグ年間MVP」と「ベストナイン」くらいでしょうか。現在はアメリカに帰国しているけど、NPBアワード、ホークスの優勝パレード&ファン感謝デーの時にまた再来日するかもしれません。サファテ投手、正力賞受賞おめでとうございます。





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スワーヴリチャードがダービー2着の実力を見せる!テイエムジンソクもGⅠへ弾みつけた!

2017年11月05日 | 競馬

GⅠの中休みだった11月5日は、全国的に好天に恵まれました。この日は東京競馬場でアルゼンチン共和国杯、京都競馬場はダート重賞のみやこステークスが行われました。ここを勝ってGⅠに名乗りを挙げる馬は出てくるのか。



東京メイン・第55回アルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500m 16頭立て)は、今年の日本ダービー2着④スワーヴリチャード、デビュー3連勝でラジオNIKKEI賞を勝った①セダブリランテス、重賞3勝のステイヤー⑪アルバート、⑥プレストウィック、⑭レコンダイト、③デニムアンドルビー、⑦ソールインパクト、⑧カレンミロティックなどが出走しました。
スタートは16頭綺麗に出揃い、スタンド前の先行争いでは、セダブリランテス、②マイネルサージュ、カレンミロティック、⑬ハッピーモーメント、⑩サラトガスピリットが前に行くが、結局はマイネルサージュが先手を取った。ソールインパクト6番手、スワーヴリチャードは7番手、レコンダイトとアルバートは中団馬群、デニムアンドルビーとプレストウィックは後方で1コーナーを回ります。
1,2コーナーで徐々に縦長となり、向正面に入ったところで、マイネルサージュ先頭、2番手カレンミロティック、少し離れた3番手にハッピーモーメント、内側4番手にセダブリランテス。外側5番手サラトガスピリット、セダブリとサラトガの間にソールインパクト。その牛ろの7番手グループには、スワーヴリチャード・アルバート・レコンダイト・⑨シホウの4頭が並んでいる。11~13番手の位置には⑤トウシンモンステラ・⑮ヒットザターゲット・⑫トルークマクトの3頭が並走。14番手プレストウィック、15番手デニムアンドルビー、最後方に⑯カムフィーという展開。
3,4コーナー中間を過ぎ、サージュ先頭、2番手ミロティック、3番手モーメント、セダブリとソールが好位キープ。スワリチャは最内、アルバートは外に回る。デニルビが最後の直線に入ったところで一番外に持ち出した。
直線コースの攻防で、マイネルサージュがまだ先頭で粘るが、残り400mのところでスワーヴリチャードがサージュを抜いて先頭に立つ。外からソールインパクトが2番手に上がり、さらにはアルバートやセダブリランテスも追い上げる。しかし、ゴール残り200mでスワリチャが完全に抜け出し、独走態勢で先頭ゴール!2番手争いではソールが2着を確保、セダブリが3着に入りました。

ジャパンカップ&有馬記念を見据える馬達が集まったアルゼンチン共和国杯は、スワーヴリチャードが1番人気に応えて完勝。3歳馬がこのレースを勝利したのは、1997年のタイキエルドラド以来20年ぶりです。2着のソールインパクトは準オープン馬でしたが、53キロの軽い斤量が功を奏しました。3着のセダブリランテスは、デビューからの連勝は途切れましたが、休み明け&距離延長で好走しました。2番人気のアルバートは、トップハンデ58.5キロが堪えたのか4着でした。
勝ったスワーヴリチャードは、共同通信杯に次ぐ重賞2勝目。この日はミルコ・デムーロ騎手と初めてコンビを組み、道中は中団を追走。直線では馬場の内側から抜け出すと、持ったままで後続をを引き離して2馬身半差の圧勝。初めての古馬との対戦で、ダービー2着の実力を存分に発揮しました。東京コースでは4戦2勝・2着2回と連対率100%。秋初戦で最高の走りをしたので、ジャパンカップでも期待が持てるけど、出るのかどうかわからない…。でも、いずれはGⅠ馬になれるでしょう。




京都メイン・第8回みやこステークス(GⅢ・ダート1800m)は16頭立ての予定でしたが、③トップディーヴォが競走除外で15頭立てで争われました。巻き返しを図りたい⑮エピカリス、レパードステークスを勝った⑪ローズプリンスダム、同レース2着②サルサディオーネ、ジャパンダートダービー3着⑥タガノディグオの3歳勢4頭に加え、エルムステークス2着⑯テイエムジンソク、マイルチャンピオンシップ南部杯3着⑫キングズガード、GⅠ3着2回⑤アスカノロマン、京都ダート1800mで3勝の③タガノヴェリテ、①モルトベーネなどが参戦しました。
スタートでローズプリンスダムが少し出遅れ。ポンと飛び出したサルサディオーネと⑧モンドクラッセが先手を取り合い、テイエムジンソクが3番手に上がり、アスカノロマン4番手。エピカリス,タガノディグオ,タガノヴェリテの3頭は中団でレースを進める。
1,2コーナーから向正面で、サルサディオーネが先頭、2番手にモンドクラッセ、3番手アスカノロマン、4番手にテイエムジンソク。5番手グループには⑩ルールソヴァール・⑦リーゼントロック・タガノディグオの3頭が固まっている。8,9番手の位置にエピカリスと⑭タムロミラクル、10番手⑨シャイニービーム。⑬マイネルクロップと①モルトベーネが11,12番手で並び、タガノヴェリテ13番手。14番手ローズプリンスダム、キングズガードはしんがり追走。
3コーナーを回り、4番手にいたジンソクがサルサを抜いて先頭に浮上。さらにソヴァールが2番手に上がり、エピカリスが外から捲るようにポジションを押し上げる。
4コーナーから直線コースに差し掛かり、テイエムジンソクが突き放し、ルールソヴァールが2番手から前を追いかける。エピカリスとアスカノロマン、タムロミラクルも追い上げるが、前が止まらない。それどころかエピカリスが沈んでいく。ゴール残り100mを切り、キングズガードが脚を伸ばしてきたが、テイエムジンソクがそのまま1着でゴールイン。ソヴァールが2着、キングズガードは3着まで。

チャンピオンズカップの優先出走権をかけた一戦は、単勝2番人気のテイエムジンソクが優勝。道中は4番手を追走し、3コーナーを過ぎたところで早くも抜け出し、直線でも勢いが止まらず、2馬身半差の快勝。2着のルールソヴァールは9番人気の伏兵、大外から追い込んだキングズガードが3着に入りました。1番人気だったエピカリスは勢いなく8着と完敗。ベルモントステークス除外の後、レパードステークスで3着、再起をかけた今回のレースでも復活できず。慣れない右回りで力が発揮できなかったのか?3歳勢はローズプリンスダムの7着が最高で、タガノディグオ11着、サルサディオーネは15着。3歳勢にとっては厳しい結果となりました。
勝ったテイエムジンソクは重賞初制覇。古川吉洋騎手は今年の重賞2勝目です。今年5月から古川騎手とコンビを組み、東大寺ステークス、大沼ステークス、マリーンステークスと3連勝。エルムステークスでは2着でしたが、このレースで1着。5戦4勝・2着1回と好成績を残しています。チャンピオンズカップの優先出走権を得たけど、ジンソクは左回りの経験がありません。それに相手も格上ばかりだから、惨敗しそうな予感。大井の東京大賞典なら上位争いしそうだけどなぁ。








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2017日本シリーズ第6戦 ホークスが延長11回サヨナラ勝利!地元・福岡で日本一奪還じゃー!

2017年11月05日 | HAWKS

プロ野球の「SMBC日本シリーズ2017」は、第5戦まで終えて福岡ソフトバンクホークスの3勝2敗。ホークスが3連勝で王手をかけながらも、横浜DeNAベイスターズが第4戦と第5戦を連勝。横浜スタジアムでの3連戦を終え、舞台はは再び福岡ヤフオクドームへ。11月4日の第6戦、ホークスが本拠地で日本一達成か?DeNAが3連勝で逆王手をかけ、最終戦に持ち込むか?絶対に負けられない戦いは、終盤にドラマが生まれました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク     横浜DeNA
1(中)柳田悠岐   (中)桑原将志
2(遊)今宮健太   (右)梶谷隆幸
3(指)デスパイネ  (一)ロペス
4(一)内川聖一   (左)筒香嘉智
5(右)中村晃    (三)宮﨑敏郎
6(三)松田宣浩   (二)柴田竜拓
7(二)川島慶三   (指)白崎浩之
8(右)長谷川勇也  (捕)嶺井博希
9(捕)甲斐拓也   (遊)倉本寿彦
 (投)東浜巨    (投)今永昇太



両チーム無得点の2回、ホークス先発・東浜が四球とヒットで1死1,3塁のピンチを背負う。先制点は与えたくない場面で、嶺井を空振り三振。さらにキャッチャー・甲斐が、2塁への盗塁を試みた1塁走者・白崎を刺殺。三振ゲッツーでピンチを切り抜けます。その裏のホークスは、2死走者なしで松田がDeNA先発・今永の4球目を強振!レフトへ上がった打球は、ホームランテラスに飛び込むソロ本塁打!松田の今シリーズ初本塁打で1点を先取します。
1点の援護を貰った東浜は、3回に相手打線を3者凡退に抑えると、4回は1死から筒香と宮崎に続けて四球を与えますが、柴田を投手ゴロ併殺打に打ち取り、得点を与えません。
ホークス1点リードの5回、ここまで無失点に抑えていた東浜が、先頭の白崎にカットボールを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1-1の同点とされる。この後、倉本と桑原に連打を浴びたところで降板となりました。2死2,3塁となり、3番手の石川柊太がロペスにレフトへの2点タイムリーヒットを打たれ、1-3と勝ち越された。
2点ビハインドのホークスは、6回に甲斐と柳田が四球で出塁。今宮の犠打で2死2,3塁と反撃のチャンスを得る。ヒットなら同点、ホームランなら逆転でしたが、デスパイネはライトフライに倒れて3アウト。反撃のチャンスで得点を挙げることができません。
8回、6番手のマウンドに上がった岩嵜翔がヒットを2本打たれながらも、白崎を直球で見逃し三振に仕留めてピンチを脱する。その裏、先頭の長谷川が今永からレフトフェンス直撃の2塁打を放つと、1死3塁で柳田に打席が回る。柳田の一発に期待が集まったが、結果は投手ゴロ。それでもランナーが生還し、ホークスが2-3と1点差に迫る。
9回裏、1点リードのDeNAはクローザー・山崎康晃が登板。追いつきたいホークスは先頭のデスパイネが内野ゴロに倒れて1死。しかし、続く4番・内川が山崎の3球目のシュートを狙い撃ち!レフトへ高く舞い上がった打球は、スタンド最前列に飛び込んだ!内川の値千金の同点ホームランで、ホークスが土壇場で3-3の同点に追いついた!勢いに乗るホークスは、2死後に松田が四球で出塁し、サヨナラのランナーが生まれたが、川島が空振り三振に倒れてサヨナラならず。第6戦は延長戦に突入。
延長10回、前のイニングから登板していた7番手・サファテが、先頭の梶谷にヒットを許し、無死2塁のピンチを背負ったが、ロペスと筒香を三振に切って取る。宮崎敬遠で1,2塁の後、柴田を1塁ゴロに打ち取り無失点に抑えます。サファテは11回も続投し、相手に勝ち越し点を与えません。
サファテの力投に応えたいホークス打線は11回裏、内川と中村が四球で出塁。一打サヨナラのチャンスで松田に回ったが、結果は3塁ゴロ。2塁走者は3塁でアウトになったが、打った松田はセーフ。なおも2死1,2塁の場面で、川島がDeNA7番手・三上朋也の5球目のストレートを弾き返す。ライト前にヒットを放つと、2塁走者・中村が3塁を蹴って本塁へ。DeNA右翼手・梶谷のバックホームが逸れると、中村がヘッドスライディングでホームイン!川島のサヨナラタイムリーヒットで、ホークスが延長戦を制しました!!



日本シリーズ 2017年11月4日(土)
福岡ソフトバンクVS横浜DeNA 第6戦 ヤフオク
<ソフトバンク4勝2敗、観衆:36,118人>
DB|000 030 000 00 |3
SH|010 000 011 01x|4
[勝] サファテ(1勝2セーブ)
[負] エスコバー(1敗)
[本] 白崎(De/1号)、松田(ソ/1号)、内川(ソ/1号)


やりました!!福岡ソフトバンクホークスが、2年ぶり8度目の日本シリーズ制覇です!第6戦は松田選手のホームランで先制しながらも、5回に3点を取られて逆転。打線もつながらず、3連敗で逆王手をかけられるんじゃないかと思いました。しかし、9回裏にキャプテン・内川選手が快心の一発をで同点に持ち込み、11回に川島選手のサヨナラタイムリーヒットで優勝を決めました。サヨナラで日本一を決めたのは、29年ぶり3度目の出来事だそうです。
3連勝した時はこのまま日本一を決めちゃうだろうと思いましたが、5戦目で逆転負けを喰らったときは非常に気分が悪くなりましたよ。この日の試合が始まる前も「もしかしたら3連勝から4連敗してしまうんじゃないか」と不安でいっぱいだったし、試合を見ていられなかったです。でも、サヨナラの瞬間は嬉しかったし、正直ホッとしました。工藤公康監督の優勝インタビューで「とても苦しかった」と話していましたが、「ファンだって苦しかったし、つらかったよ」って思いました。苦しい試合でしたけど、ホークスが勝ててよかったし、日本一奪還できてよかったぁーー!

この日の先発投手だった東浜投手は、5回途中まで被安打5・5奪三振・3四球・3失点。背中を痛めて回避した千賀滉大投手の代役として登板し、4回までは相手打線を無失点に抑えていましたが、5回に白崎選手にホームランを浴びてから崩れてしまい降板。その後に登板した投手が打たれ、この回だけで3失点。パリーグで最多勝を獲得したけど、ポストシーズンでは悔しい結果に終わりました。
守護神のサファテ投手は、9回から3イニングを投げ、被安打2・3奪三振・1四球・無失点。10回のピンチを抑えた時は、ド派手なガッツポーズまで見せていました。この試合の勝ち投手にもなり、今シリーズは1勝2セーブの活躍で最優秀選手(MVP)を獲得。サファテ投手の力投が「サヨナラ日本一」を呼んだと思います。今季は54セーブのプロ野球新記録を打ち立て、日本シリーズもMVP。パリーグ年間MVPも一番近いんじゃないでしょうか。2018年シーズンも最強で最高のクローザーでいてください!

打線の方はDeNA先発・今永投手の前に11個の三振を喫しました。ホークス打線はCSと日シリで左腕の投手に苦しめられましたよ…。先制ホームランを打った松田選手は、第5戦まで目立った活躍がなかったけど、6戦目でようやく結果が出ました。9回裏にチームを救う同点弾を放った内川選手は、工藤監督に「最高の男です!」と大絶賛。この大舞台で「横浜を出る喜び」を爆発させましたなぁ。試合を決めるタイムリーを打った川島選手、前の打席では空振り三振に倒れましたが、11回の打席で右方向へのヒット。第3戦ではスクイズ失敗、この試合でも良い所がなかったけど、サヨナラヒットで全てがチャラになったねえ。

今季の福岡ソフトバンクホークスは、パリーグで圧倒的な強さで優勝、クライマックスシリーズでも楽天を相手にに2連敗から3連勝。この日本シリーズでは横浜DeNAベイスターズを4勝2敗で下して日本一。昨年は日本ハムに11.5ゲーム差をひっくり返される屈辱を味わい、今年はそのリベンジを果たして日本一を奪還しました。しかも劣勢をひっくり返してのサヨナラ勝ちでの優勝決定ですよ。こんな最高の結末を見たのは初めてです!工藤監督、ホークスの選手の皆さんに感謝したいです!ホンマにありがとう!

プロ野球の2017年シーズンは幕を閉じましたが、11月16日からは東京ドームで「アジアプロ野球チャンピオンシップ」が行われます。日本・韓国・台湾の3チームが出場するこの大会、日本代表は16日に韓国代表、18日に台湾代表と戦い、上位2チームに入れば19日の決勝に進みます。ホークスからは上林誠知選手と甲斐拓也選手の2人が選出されています。アジア制覇に貢献できるよう頑張ってもらいたいです!





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JリーグYBCルヴァンカップ決勝 セレッソ大阪が初のタイトル獲得! 

2017年11月04日 | soccer

Jリーグの「YBCルヴァンカップ」の決勝戦が4日、埼玉スタジアム2002で行われました。25周年を迎えたこの大会、今年の決勝戦は川崎フロンターレVSセレッソ大阪の組み合わせに。どちらかが勝てば大会初優勝、さらにはクラブ史上初のタイトル獲得となります。無冠返上をかけた一戦は、開始早々に試合が動きました。



両チームのスタメンはこちら
[セレッソ大阪]
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 14 丸橋祐介
DF 15 木本恭生
DF 22 マテイ・ヨニッチ
MF 6 ソウザ
MF 10 山口蛍
MF 16 水沼宏太
MF 46 清武弘嗣
FW 8 柿谷曜一朗
FW 9 杉本健勇

[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 18 エウシーニョ
DF 5 谷口彰悟
DF 23 エドゥアルド
DF 7 車屋紳太郎
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 10 大島僚太
MF 14 中村憲剛
MF 13 三好康児
MF 41 家長昭博
FW 11 小林悠


川崎ボールでキックオフした前半、開始直後にセレッソの左サイドのスローインから、川崎DFエドゥアルドがクリアミス。ボールはセレッソFW杉本に渡り、右足でゴールに叩き込む。試合開始わずか47秒でセレッソが先制点を奪います。セレッソは13分に柿谷がミドルシュートを放つが、左に外れます。
追いかける川崎は16分、エウシーニョが右サイドからシュートを放つも、GKの好守にはばまれる。18分には右サイドのFKを憲剛が蹴るも、相手にクリアされる。26分には家長のスルーパス→三好がドリブルで仕掛けたが、折り返しは味方に通らず。30分には三好がミドル、33分にはエウシーニョのシュートも決まらない。
41分、セレッソは清武が相手のクリアミスからシュートを放つも、川崎GKの好セーブに防がれた。川崎も43分に家長のパスを受けた憲剛が左足を振り抜くもシュートは決まらず。前半はセレッソ1点リードで折り返し。

後半に入り、川崎は三好に代えてMF長谷川竜也を起用。後半3分、右サイドのエウシーニョのグラウンダークロスから小林がシュートを放ったが、これはGKの正面…。後半11分には家長クロス→小林がオーバーヘッドキックを試みたが、シュートは枠外…。後半15分は波状攻撃を仕掛け、最後は長谷川がシュートを打ったが、枠を捕らえることができません。その直後、セレッソは味方の縦バスから柿谷がシュートを狙うもGKにキャッチされた。
川崎は後半19分、敵陣の高い位置で小林が相手に倒されたがノーファウル。選手たちが抗議するも判定は覆らず。後半26分には憲剛の右CKから谷口が飛び込んだが、ヘディングシュートは決まらず。後半30分、エウシーニョに代えてFW知念慶を投入。すると32分に自らドリブルで仕掛けて、小林にパスを送るが、通らなかった。さらに33分、左サイドのクロスに長谷川が頭で合わせたあ、枠の左に外れる。後半35分には阿部浩之を送り込むみ、42分にシュートを打ったものの大外れ。
セレッソ1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、我慢の時間帯が続いたセレッソにチャンス到来。DF松田が自陣右サイドからロングボールを蹴り込むと、清武→水沼とつなぎ、水沼のパスを受けたソウザがGKをかわし、左足でゴール右隅に流し込む。セレッソが後半終了間際に大きな追加点を奪い勝負あり!セレッソ大阪が2-0で川崎フロンターレを下しました。


ルヴァンカップ決勝戦はセレッソ大阪が初優勝。1995年にJリーグに参入してから、23年目で悲願の国内タイトル獲得を果たしました。杉本選手の先制弾の後、川崎に攻め込まれる時間が長く続きましたが、堅い守りで同点を許さず。後半アディショナルタイムにソウザ選手のダメ押し弾が生まれ、川崎にトドメを刺しました。最後まで集中力を切らさず、少ないチャンスをモノにしました。先制点を挙げた杉本選手が今大会のMVPに選ばれたけど、ソウザ選手の貢献度の方が大きかったような気がします。
敗れた川崎は、またしても決勝戦で涙を呑み、無冠返上ならず。開始直後にエドゥアルド選手のクリアミスから失点。シュートを11本も放ちながらも、1点が遠かった…。川崎はこの大会に過去3度決勝に進みながらも、全て無得点で敗戦。4度目の決勝進出となった今年も無得点に終わりました…。今季はACLで準々決勝敗退、天皇杯もベスト8止まり、ルヴァンカップで準優勝、そしてJ1リーグでは首位・鹿島に勝ち点4差の2位につけていますが、逆転優勝は厳しいかも。今年もまた無冠のまま終わるのでしょうか。

ルヴァンカップも終了し、2017年のJ1リーグもいよいよ大詰め。J1首位の鹿島アントラーズは、5日にカシマスタジアムで浦和レッズと対戦。勝てばリーグ連覇に王手となるだけに負けられない一戦となりそう。2位の川崎は18日にホームでガンバ大阪と対戦。逆転優勝に望みをつなぐには勝ち点3が必要だ。ルヴァンカップを制したセレッソは、アウェーで横浜Fマリノスと戦います。3位争いの方も熾烈です!
残留争いでは、最下位・アルビレックス新潟と17位・大宮アルディージャが、18日の結果次第でJ2降格となってしまいます。大宮は昨シーズン年間総合5位と大躍進しましたが、今季は開幕から低迷…。リーグ優勝3回のサンフレッチェ広島も降格圏内の16位にいます。広島東洋カープが日本シリーズ出場を逃し、さらにはサンフレッチェも降格したら、広島の人たちが凄い悲しむと思います。17位・大宮アルディージャから15位・ヴァンフォーレ甲府までの勝ち点差は「4」。逆転残留はあるのだろうか?








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11月3日はJBCの日!その2 サウンドトゥルーが念願のJBCクラシック制覇!

2017年11月04日 | 競馬

11月3日に大井競馬場で行われたダートGⅠ3本立て「JBC 2017」。「レディスクラシック」は地方馬のララベルが勝ち、「スプリント」はニシケンモノノフが激戦を制しました。メイン競走の第17回JBCクラシック(2000m・13頭立て)は、中央勢は帝王賞を勝った⑫ケイティブレイブ、昨年の優勝馬①アウォーディー、東京大賞典を勝った⑩アポロケンタッキー、GⅠ2勝の⑧サウンドトゥルー、川崎記念を制した③オールブラッシュ、⑤ミツバ、⑦グレンツェントの7頭が参戦しました。対する地方勢は、東京記念を勝った⑥サブノクロヒョウ(大井)、⑨バルダッサーレ(大井)、④タマモネイヴィー(浦和)などが出走しました。


単勝のオッズは、1番人気アウォーディー(2.4倍)、2番人気アポロケンタッキー(3.6倍)、3番人気ケイティブレイブ(4.3倍)、4番人気のサウンドトゥルー(5.7倍)までが10倍以下。5番人気以降はオールブラッシュ、グレンツェント、ミツバ、8番人気のサブノクロヒョウで198.6倍でした。

スタートは13頭出遅れなし。スタンド前の先行争いで、オールブラッシュがスッと前に出て、サブノクロヒョウが2番手、アウォーディーが3番手につける。ケイティブレイブは5番手、アポロケンタッキーは6番手、サウンドトゥルーは中団より後ろのポジションでスタンド前を過ぎていった。
1,2コーナーで早くも縦長の展開になり、向正面に入ったところで、先頭はオールブラッシュ、2番手にサブノクロヒョウ、外からミツバが3番手に上がり、内のアウォーディーは4番手。5番手にバルダッサーレ、6番手グレンツェント、7番手ケイティブレイブ、8番手アポロケンタッキー。9番手にサウンドトゥルー、10番手②フェスティヴイェル(川崎)、後方はばらけて④タマモネイヴィー、⑪ハーキュリーズ(浦和)、⑬スパイア(大井)と続く。
3コーナーをカーブし、ブラッシュが先頭だが、外からミツバが並ぶ。ケイブレが3番手に上がり、アウォーディー4番手。グレンツェントが5番手、トゥルーが外に持ち出して先頭集団を追いかける。
4コーナーを過ぎ、勝負は最後の直線コース。ミツバが先頭に立ち、2番手からケイティブレイブ、アウォーディーがイン差しを狙う。残り200mでサウンドトゥルーが大外から追い込み、残り100mでミツバ・ケイブレを捕らえ、そのまま先頭でゴールイン!サウンドトゥルー、大外強襲でJBCクラシック初制覇!


JBCクラシック 全着順&払戻金
1着⑧サウンドトゥルー  2分04秒5
2着⑫ケイティブレイブ   1馬身
3着⑤ミツバ         クビ
4着①アウォーディー    2馬身
5着⑦グレンツェント    2馬身
6着③オールブラッシュ
7着⑥サブノクロヒョウ
8着⑩アポロケンタッキー
9着④タマモネイヴィー
10着⑨バルダッサーレ
11着②フェスティヴイェル
12着⑪ハーキュリーズ
13着⑬スパイア

単勝 ⑧ 570円
複勝 ⑧ 180円 ⑫ 180円 ⑤ 420円
枠複 6⃣-8⃣ 1,100円
枠単 6⃣-8⃣ 2,490円
馬複 ⑧-⑫ 1,050円
馬単 ⑧-⑫ 2,440円
ワイド ⑧-⑫ 360円 ⑤-⑧1,380円 ⑤-⑫ 1,240円
三連複 ⑤-⑧-⑫ 5,720円
三連単 ⑧-⑫-⑤ 27,570円


ダートGⅠ馬5頭が参戦したJBCクラシックは、サウンドトゥルーが大外からの追い込みを決めて優勝。2着争いは接戦の末、ケイティブレイブが2着、ミツバが3着という結果に。1番人気のアウォーディーは4着に敗れてクラシック連覇ならず。6着のオールブラッシュまでが中央勢が占め、サブノクロヒョウが地方馬最上位の7着。2番人気のアポロケンタッキーは8着に終わりました。
サウンドトゥルーはおととしの東京大賞典、昨年のチャンピオンズカップに次ぎ、ダートGⅠ3勝目をマーク。このレースは今回で3度目の参戦。一昨年は2着、昨年は3着と惜敗続き。3度目のJBC挑戦で念願の初制覇を成し遂げました。道中は10番手あたりを追走し、3コーナーからスパートをかけ、直線では一番外からライバル達をごぼう抜きしました。この馬の末脚は、間違いなくダート界で№1ですね。今後の状態がよければ、チャンピオンズカップで連覇に挑み、さらには年末の東京大賞典へと向かうでしょう。どれか1つ勝てば、「最優秀ダートホース」はサウンドトゥルーのものになると思うが…。

ダートの祭典「JBC 2017」は、大興奮と大盛況のうちに閉幕。来年は京都競馬場で開催されます。JRAの競馬場で開催されるのは史上初です。地方馬の出走枠が少なくなるんじゃないかという懸念もあるけど、例年以上に盛り上がってほしいですね。これを機会にJRAでも1日に複数のGⅠを開催する日が生まれるかも。




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11月3日はJBCの日!その1~レディスクラシック&スプリント編~

2017年11月03日 | 競馬

11月3日の文化の日は、大井競馬場でダート競馬の祭典「JBC 2017」が行われました。GⅠ競走3本立てなので、2回に分けたいと思います。PART1の方は、ダート女王決定戦「JBCレディスクラシック」と、短距離王決定戦「JBCスプリント」の2レースです。



第7回JBCレディスクラシック(GⅠ・1800m 15頭立て)は、同一GⅠ3連覇を狙う⑤ホワイトフーガ、スパーキングレディーカップを勝った⑦アンジュデジール、重賞2勝①ワンミリオンス、③プリンシアコメータ、⑭タガノヴェローナ、⑬キンショーユキヒメの中央勢6頭に加え、交流重賞では惜しいレースが続く⑧ララベル(大井)、中央から移籍初戦⑪ラインハート(大井)、⑮シルキークィーン(大井)、⑩スパンコール(岩手)などの地方勢6頭が参戦しました。

15頭揃ってスタートしたこのレース、プリンシアコメータが鼻に立ち、④プリンセスバリュー(大井)が2番手につけ、ララベル3番手、ホワイトフーガは6番手あたり、ワンミリオンス7番手、アンジュデジール中団でスタンド前を通過した。
1,2コーナーを回り、向正面に入ったところで、プリンシアコメータが先頭、2番手プリンセスバリュー、ララベルが単独3番手。その後ろでキンショーユキヒメ・ワンミリオンス・ホワイトフーガの3頭が並走している。7~9番手の位置には、②ティルヴィング(大井)・アンジュデジール・⑥ファイトユアソング(川崎)の3頭が固まっている。10番手タガノヴェローナ、11番手シルキークィーン、12番手ラインハート。後方は⑨タッチスプリント(高知)、スパンコール、⑫ディアマルコ(高知)と続く。
外回り3コーナーを過ぎ、コメータが先頭だが、プリバリュとララベルが差を詰める。ワンミリ4番手、フーガは5番手、デジール6番手。
4コーナーを回って最後の直線コースに差し掛かり、プリンシアコメータが内で逃げ粘り、外からララベルがかわしにかかる。3番手からワンミリオンスが追い上げ、ホワイトフーガは伸びを欠いている。ゴール残り100mを切り、コメータとララベルの競り合いが続き、ゴール前でララベルがわずかに前に出てFINISH!その後ろでは、大外から凄い脚で伸びてきたラインハートが3番手でゴールしました。

砂の女王を決めるレースは、単勝4番人気・プリンシアコメータと、5番人気・ララベルのマッチレースとなりましたが、ゴール手前で前に出たララベルが先着。レース後にプリンシアコメータの進路が狭くなったことについて審議がありましたが、到達順位の通りに確定。ララベルが中央勢を破り、JBCレディスクラシックを制しました。コメータはアタマ差の2着、3着入線のラインハートは8番人気の伏兵。前走のBSN賞でスタート直後に藤田菜七子騎手を振り落とした馬が、地方移籍初戦で波乱を演出しました。地方勢2頭が馬券圏内に入り、3連単「⑧-③-⑪」で134万0540円の高配当がつきました。
3番人気のワンミリオンスは4着、2番人気のアンジュデジールは5着。3連覇が掛かっていた1番人気のホワイトフーガは、直線で伸びきれず11着と惨敗しました。(全着順&払戻金
優勝したララベルはダート交流重賞競走初勝利で、通算8勝目。地方所属の馬がJBC競走を制したのは、2007年のJBCスプリントのフジノウェーブ以来史上2頭目の快挙です。この馬は昨年のこのレースに出走するはずでしたが、レース直前のケガで競走除外。あれから1年後にその無念を晴らしました。ただ、パトロールビデオの映像で、ララベルが幅寄せするところが映っていたので、下手すりゃ降着&失格になってた可能性もあったんじゃないかと思いました。



第17回JBCスプリント(GⅠ・1200m、16頭立て)は、⑥ドリームバレンチノと⑫コーリンベリーの歴代優勝馬に加え、ダートGⅠ通算10勝の⑩コパノリッキー、2014年のスプリンターズステークス覇者⑧スノードラゴンのGⅠ馬4頭の他に、マイルチャンピオンシップ南部杯2着⑤ノボバカラ、ダート重賞3勝①ニシケンモノノフ、ダートで心機一転の⑭ネロ、東京盃1着③キタサンミカヅキ(船橋)、同じく2着⑪ブルドッグボス(浦和)、④スアデラ(船橋)、⑦プリサイスキング(大井)などが参戦しました。
スタートでスアデラとコパノリッキー、⑯メジャーアスリート(浦和)がダッシュつかず。好スタートを決めたコーリンベリーが前に出ると、ニシケンモノノフ、ネロ、⑭ゴーディー(大井)、ノボバカラ、プリサイスキングが先団につける。その後ろの7番手グループには、②セトノプロミス(高知)・スノードラゴン・スアデラ・⑨シゲルカガ(川崎)の4頭が固まり、出遅れたコパノリッキーが外から捲るようにポジションを上げる。12番手キタサンミカヅキ、13番手ブルドッグボス、後方は⑬アンサンブルライフ(浦和)とドリームバレンチノ、メジャーアスリートがしんがりという展開。
3,4コーナー中間を過ぎ、コーリン先頭、ネロ2番手、リッキーが3番手まで浮上。モノノフ4番手、バカラは5番手。ブルドッグやスノドラ、ミカヅキは馬場の外側に出した。
最後の直線に入り、ネロがコーリンベリーを抜いて先頭に立つが、コパノリッキーも迫りかける。4番手のニシケンモノノフが馬群を割ろうとし、ブルドッグボスとキタサンミカヅキも追い込んで来た。ラスト100mを切り、粘るネロにリッキーが接近するが、ゴール前でモノノフが内を突いて抜け出してゴールイン!ニシケンモノノフがゴール前差し切り、大激戦を制しました!

ダート短距離王決定戦は、直線で激しい叩き合いがあり、ゴール前は大混戦となりましたが、単勝2番人気のニシケンモノノフが優勝。1番人気だったコパノリッキーはアタマ差及ばず2着。GⅠ通算11勝目の新記録がかかっていましたが、スタートの出遅れが響きました。大外から追い込んだブルドッグボスが3着に入り、久々のダート戦だったネロが4着、キタサンミカヅキが5着。スタートから積極的に逃げたコーリンべリーは6着でした。(全着順&払戻金
GⅠ初勝利のニシケンモノノフは、昨年12月の兵庫ゴールドトロフィー、今年6月の北海道スプリントカップに続き重賞3勝目。鞍上の横山典弘騎手は同レース初勝利、庄野靖志調教師は7年ぶり2度目のGⅠ制覇となりました。モノノフはスタートから好位追走、直線では前が開かずに苦労するところがありましたが、ラスト100mあたりで最内から脚を伸ばしました。イン突きを選択した横山ノリの快心の騎乗による勝利でしたねえ。


PART2ではダート戦線のトップが集結した「JBCクラシック」を振り返ります。



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