静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

餃子の王将@酢コショーで

2016年07月12日 07時12分14秒 | 居酒屋
餃子の王将@酢コショーで

 「香香飯店」さんを出て、気分は消化不良な感じです。
ドリンク二杯というのが曲者で、これではまだ飲み足りません。
しかし「たこ八」さんに行くともう飲みすぎてしまいます。
時間も遅いですから、なかなか良いお店がありません。



 そこで向かった先はおなじみ「餃子の王将」さんです。
こちらには大体ふた月に1回ぐらいのペースで通っていますね。
中に入りますが、この時間でも意外に混んでいました。
それでも空いている奥から三番目のカウンター席に座ります。

 「餃子と瓶ビールください」
「ただいま生ビールがセールでお安くなっていますが、どうですか」
「瓶ビールでいいです」
生ですと量が少ないので二杯になってしまいますから、ここは初心貫徹です。



 すぐに出てきた瓶ビールでのどを潤しますが、気になるのは一番奥のサラリーマン風の男性。
混んでいるのに大きなカバンをしっかりと横の席に置いてブロックしていました。
これ以上俺に近づくな、危険だぜ。
さらには大きく新聞を広げて、顔を隠していました。

 ちょうどタイミングが悪かったようで、なかなか餃子が焼きあがりません。
周りのお客さんには次々とお皿が出てくるのに、私だけ仲間外れという気分です。
数分後、ようやく私の番がやってきました。



 餃子をもってきてくれた店員さんに声を掛けます。 
「すいません、お酢をお願いします」
「かしこまりました」



 実は今回胸に秘めていた思いをここで吐き出すことにしました。
今まで何十回と王将さんで餃子をいただきましたが、すべてラー油と餃子のたれで食べていました。
しかしここのたれはどうも塩分がきついんですね。
そこで思い立ってお酢を出してもらうことにしたんです。



 しかし長年通っていても始めて注文するときには緊張しますね。
小皿にお酢をさして、そこにコショーを振ります。
これで無事完成です。
今夜は「酢コショー」で餃子をいただくことにしました。



 実は、こういういただき方は今までほとんどしたことがありません。
夏ですからあっさりとしたものがいいではないかと、急に思いついたわけです。
やってみるとこれが意外にいいですね。
さっぱりとしていて食べやすいです。

 面白いことに、私の注文が伝染したように、お隣のお客さんも「お酢」を注文しました。
するとそのお隣の方も同じく「お酢」です。
珍しいことにカウンターに並んだ男性一人客三人が、すべてお酢のボトルを置いています。
こういう光景も面白いです。

 時間は午後10時少し前ですが、そこに店員さんがやってきて、「ラストオーダー」だと告げます。
そうかもう閉店時間が近くなってきたのか。
それを機会にお会計をして、今夜の寄り道は無事完了です。
お酢でいただく餃子も美味しいですね。

 ごちそうさまでした。


コメント
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