金の字支店＠清水

金の字支店＠清水

　今日は久しぶりに清水での飲み会です。
機会がなくて、清水まで来たのも久しぶりですが相変わらず商店街も閑散としていますね。
そこを通り抜けてしばらく歩きます。
たどり着いた先は、「金の字支店」さんです。



　お店の開店時間は午後４時ですが、ちょうどぴったりの時間に着いてしまいました。
しかしお店の前には若い男女４人組がすでに開店を待っていらっしゃいます。
これは一番乗りを逃しました。
私たちはその後ろに着きます。

　といってもそこは、「静岡方式」ですから、並ぶんではなくそれとなくあたりをぶらぶらとしています。
静岡ではあえて並ばずに待つんですがしっかりと順番は覚えていてきちんと前に来た順番に入っていきます。
すぐにお店からご主人が出てきてのれんを掛けました。
まずは一番のお客さんからお店に入っていきます。

　私たちもそれに続いて中に入ります。
しかしそれ以外のはお客さんはなく、のんびりと席に座れました。
お店は奥に長い造りで入り口近くがカウンターで、奥は座敷席になっています。
先人に倣って私たちも靴を脱いですぐ前の座敷席に座ります。



　年配のおばちゃんが順番に注文を聞いて回ります。
まずは先客の４人組、そのあとで私たちです。
まずは生中を三杯に、もつカレーを６本注文します。



　すぐに出てきたのが、「もつカレー」です。
これは清水の名物ですが、たぶん元祖はこちらの金の字さんではないかと思います。
豚のシロを良く煮込んで、それにカレー味のたれを絡めたものですが、この味はなかなかよそでは味わえません。



　１本取っていただきますが、相変わらず美味しですね。
すると中にいるもう一人のおばちゃんが、「飲み物は何にするの？」
え、まだ届いていなかったのか。
慌てて注文を繰り返します。



　次にでてきたのは、「お新香」です。
このお新香が絶品でした。
さすが老舗の居酒屋さんはこういうものにも手を抜きませんね。
最近では久しぶりにいただいた、「酒のつまみになるお新香」でした。



　そして遅れて、生ビールです。
暑い中を歩いてきたのでのどが渇きました。
その中を通り抜けていく生ビールはまさに最高の味ですね。
これは美味い。



　もつ焼きの１本目は、「アカ」です。
これに続いてほかの注文もまとめてお願いしました。
お店は混みあうかと思っていましたが、ほかには常連さんらしいシングルの方が二人ほどで、意外にのんびりしていました。



　すぐにビールが空いて、「レモンサワー」です。
いつもはここで日本酒をいただくんですが、さすがに暑いのでこちらにします。
テレビではちょうど大相撲の中継中でした。
居酒屋さんのテレビでは、大相撲とナイターが良く似合います。



　こちらは軟骨です。
お皿を持ってくるときに例のおばちゃんが、「よくこんな固いものが食べられるねえ」と言っていましたが、細かく刻んでありますから私でも大丈夫です。
程よい塩味でコリコリ美味しかったです。



　そしてこれは「もつやき」でしょうか。



　レバーにシロにタンです。
タンだけ金串というのが面白いです。
焼き物はいずれもしっかりとしていて美味しかったです。

　本来ならもう１杯お代わりをしていくんですが、今日はまだまだ予定が立て込んでいますから、これでお会計ということにしました。
４０分ほどの滞在時間でお会計は三人合わせて５千円少しでした。
久しぶりにいただいたもつカレーに大満足です。



　まだまだ明るい中を歩いて次のお店を目指します。
ごちそうさまでした。