大村バー＠５分で満員

大村バー本店＠５分で満員

　日曜日の昼下がり、お買い物の用事があって珍しく静岡市の繁華街にやってきました。
こう寒いとなかなか外出する気にもなりませんが、商店街はまずまずの人出でした。
用事も済ませて午後３時過ぎです。
ゴールデン地下街を歩いていると、「てんま屋」さんの看板が目につきました。



　これは私の見間違えなのか、生ビールが１９０円と書いてありました。
ついでに立ち寄ってみようかとも考えましたが、何となく怪しい。（冗談です）
看板の「ドリンク１杯お通し二品」が５８０円は果たしてお得なのか。
迷いましたが、今回はスルーで行きました。



　しかしそうなると飲みたい気分が沸き上がってきます。
かぶら屋さんはもう開いていますが、先日行ったのでここも通り過ぎます。
何のことはない、だいぶ歩いて「大村バー」さんまでやってきてしまいました。
こちらは日曜日午後３時半の開店です。



　その開店までは少し時間があったので、あたりを散歩して時間調整をします。
めでたく午後３時半になって、お店に入りました。
するとどうしたわけでしょうか、開店したばかりだというのに中にはお客さんが５人もいらっしゃいました。
しかもカウンターの左手にはずらりと予約席の表示があります。

　これは座る席に困りましたが、レジのすぐ横に何とか座ります。
「瓶ビールと湯豆腐下さい」
おしぼりを出してくれたお兄さんにこう告げます。



　すぐに出てきた瓶ビールでのどを潤します。
テレビでは大相撲中継の千秋楽、「栃ノ心」は強かったですねえ。
店員さんも気になるようで、それをチラチラ見ています。



　するとお目当ての湯豆腐がやってきました。
あいかわらず美味しそうな、いや実際にうまい湯豆腐です。
「大村バー」の湯豆腐はほかとは違って、あんかけの湯豆腐です。
このだしの効いた餡がまた絶品ですね。

　鰹節と海苔の香りも立っていて、一層美味しくなります。
日本酒が一番ですが、もちろんビールにもよく合いますね。
他のお客さんもほとんど全員がこれを注文されていました。

　さて、湯豆腐が出てきた時点で開店から５分経過しています。
驚くことにお客さんがぞろぞろと入ってきて、いつの間にかカウンター席は満員になっています。
予約された方も驚いていましたが、さすがは繁盛店ですね。
座敷席と奥のカウンターはまったく空いていますが、そこもこれから埋まっていくんでしょう。

　お客さんは皆さん常連の方ばかりで、注文にも迷いがないところが良いです。
寒いせいか日本酒の熱燗がよく出ていました。
大徳利でコップに注がれる熱燗はいかにも温まりそうです。

　１５分が経過してビールが空きます。
今日はサク飲みで行くつもりなので、これでお会計になりました。
ビール１本に湯豆腐で税込み１０９１円、ごちそうさまでした。