静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

加賀屋@島田

2019年03月19日 07時08分38秒 | 居酒屋
加賀屋@島田



 「源六」さんを出て、ついでに近くの居酒屋さんをのぞいてみます。
時間は午後6時を20分ほど過ぎたぐらいです。
入口から中をうかがうとほぼ満員の賑わいでした。
さすがは人気店ですね。



 ここはいざぎよく引き返すことにしましたが、このわずかな時間が後で効いてきます。
掛川の駅に着いて下り電車を待ちますが、間の悪いことにちょうど1本発車したすぐ後でした。
時刻表を見てがっくり、仕方がないですがホームで20分ほど待つことになりました。
ここで少し酔いがさめました。



 時間通りに電車が来て次に降りた駅は島田でした。
今日の二軒目はこちらにあるお店です。
駅を降りて大通りを下ると懐かしい看板が見えてきました。
ここは静岡県内唯一の「加賀屋」さんです。





階段を上って、お店に入ります。
お店は空いていて、奥のテーブルに女性のグループ客一組と、カウンターに男性お一人だけでした。
私はカウンターの中央あたりに座ります。



 まずは瓶ビールです。
おつまみですが、加賀屋さんと言えばこれ、「特製煮込み」ですね。
実はこれを食べるためにわざわざ島田にやってきたというわけです。
しかしメニューを見ると意外に安くていいですね。



 面白いことにこのお店にも、「とんそく」と「いかの丸焼き」が両方乗っていました。
これで先ほどのリベンジが出来そうです。
そして期待の煮込みが出てきました。



 うーん、良い表情ですね。
加賀屋産の煮込みは豚のシロモツとお豆腐だけです。
私は野菜類の入らないこういうタイプのもつ煮込みが好きですね。
豆腐が多めですが、これは構いません。

 さっそく一味を掛けていただきますが、この汁がまた美味しいんですね。
昔静岡市内に「時歩(じっぽ)」という居酒屋さんがあって、そこの煮込みが最高でしたが、その煮込みのルーツがこれです。
美味しい煮込みに大満足で、つい汁まで全部飲み干してしまいました。

 「すいません、げそ焼きください」
「はい、いまイカが品切れになっていまして」
うわー、まだイカの呪いは継続しているようです。
何か悪いことでもしたのでしょうかね。



 それではと代わりに「厚揚げ」を注文しました。
するとお隣に座ったお客さんも私に続いての注文でした。
何とかビールも空いて次はもちろんホッピーです。



 しかし気になるのはお客さんが少ないことでした。
女性のグループが帰っていき、もう一人のお客さんもお会計で、お店には私と新しく来た男性の二人だけでした。
お二人いるベテランの店員さんお二人も手持無沙汰な様子でした。



 私はナカのお代わりで、そろそろ出来上がってきました。
気が付けばもう1時間半近く経過しています。
そろそろお会計にしましょう。
お支払は2千円弱、加賀屋さんはお通しがないので良心的ですね。



 さて、島田の駅に着きましたが、ここでも電車との相性が悪かったようです。
またもや乗り遅れて25分待たされました。
そこで一度改札を出て、すぐ隣のコンビニでウイスキー水割り缶を調達しました。
これで待ち時間も安心でした。



 結局ロスが多かったせいか静岡駅に着いたのは9時半でしたから、道中4時間半という長い飲み歩きになりました。
今度は時刻表を見ながら調整しなくては。
ごちそうさまでした。

コメント (2)
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