餃子の王将@温玉中華カレーラーメン
お馴染み「餃子の王将」さんでは月替わりの限定メニューを出しています。
私はこの限定という言葉には弱くて、ついつい注文してしまいます。
そして今月8月の限定メニューが「温玉中華カレーラーメン」でした。
確かこのカレーラーメンというものは初めて目にします。
面白そうなのでそのうち食べようと思っていたら、いつの間にか8月もあと残り僅かになってしまいました。
そしてついに残るはあと一回しかチャンスがなくなりました。
しかもそこに飛び込んできたのが「ゆで太郎」さんです。
こちらの無料サービス券も8月まででした。
それでも悩んだ末に、やはりお店が近いほうに決まりました。
というわけで8月最後の月曜日に王将さんの呉服町店にやってきました。
今回は開店時間の午前11時を10分ほど過ぎた時間です。
すでにお客さんは三分の一ぐらい入っていて、私はカウンターの真ん中あたりに座ります。
すぐに店員さんがやって来て、ただいまはカレーラーメンがお勧めですと言いました。
それに合わせて私は
「そうかそれならお勧めのカレーラーメンにするか」と注文を決めます。
セールストークにもたまには合わせてあげなくてはいけません。
すると、予想通りに、単品ですかと聞かれます。
もちろんセットにするほどの食欲はないので単品でお願いしました。
しばらくすると店員さんが紙エプロンを持ってきてくれました。
これはカレーラーメンだけについているサービスのようです。
あれ、私の一つ置いて右の席の年配男性にも配られたぞ。
ということは彼の次に出て来るのが私のラーメンか。
厨房を観察するとあいかわらず餃子のテイクアウトが多いです。
そして現在は生餃子のキャンペーンをしているせいか、そのテイクアウトがよく出ていました。
面白いもので、生も焼きも同じ紙の容器に入れて作っていました。
これって間違わないのかな。
ところで暇つぶしに店員さんの会話を聞いていると、どうもチーフの意見が良く伝わらないようで、あれこれと指示をしながら料理を作っています。
そのためにいつもよりも時間が掛かっている感じでした。
最近王将さんは品物の出が遅いように感じますが、店員さんが変わったのかな。
しかしようやく右のお客さんにフェアーのセットが出てきました。
これは私のと同じ温玉中華カレーラーメンに小ライスとジャストサイズの餃子が付いたセットです。
そして予想通りにそのあとすぐに私のラーメンも出てきました。
さて、今月の限定はどんなもんでしょうかと、まずは麺を手繰ります。
もちろん使っているのは普通のラーメンと同じ麺でした。
しかしこのスープは結構辛めですね。
とはいえ、カレーという感じはあまりしませんでした。
あくまでカレー風味の辛口ラーメンといった感じです。
そして、上にはニラや白菜豚肉などを炒めてとろみをつけた具が乗っています。
そして名前にもある温玉がアクセントですが、これがいまいちでした。
温玉ではなく生卵に近いものですから、これではスープに溶けてしまいます。
温玉はいいからもう少し野菜を増やしてほしいなと思いました。
ここで左手のお客さんに「ホイコーロー」が出てきました。
しかし不思議なことにそれがレギュラーサイズのものでした。
たしか彼はジャストサイズを注文したはずです。
たぶんそのせいで、彼はしばらくとまどっていましたが、何も変化がないのでそのまま食べはじめました。
すると厨房でチーフが何やらもめごとを処理しています。
流れてくる言葉にはジャストサイズとレギュラーではお皿が違うから一目でわかるんだと説明しています。
これは間違いなく配膳する店員さんが取り違えたな。
ここからは推測ですが、他にもホイコーローを注文された方がいて、その方は普通のものでした。
同じ注文なので同時に作って分けたわけです。
そこまでは良かったんですが、それを出す時に配膳の担当者が取り違えたんでしょう。
しかし手を付けてしまったものを元に戻すわけにはいかない。
気が付いた店員さんがチーフに言って、レギュラーサイズを作り直してもらったというわけでした。
このお店は結構料理を出す時の間違いやオーダーミスがよくあります。
かというと例の右手のお客さんが、追加で「酢豚」を注文されています。
けっこうなお年に見えますが、健啖家だなあと思いましたが、見るとラーメンがほとんど手つかずでした。
前にいる女性の店員さんにこのラーメンは苦手だと話しています。
たしかにこの味付けは人によって評価が分かれると思います。
カレーラーメンだと思って注文した人にとっては違う印象になると思いますね。
まあ、私は問題なくすべてしっかりと食べ終わりました。
さすがに香辛料が多かったようでうっすらと汗をかきました。
あいかわらずお会計の女性は対応が素晴らしいんですが、新人が頼りないのかな。
どうもごちそうさまです。