住よし@浜松
「じゃんだら」さんを出て2軒目のお店を探します。
時間はまだ6時前ですからあたりは明るいままでした。
浜松駅の南方向に歩いていきますが、これには結構苦労しました。
久しぶりの浜松歩きなので、どうも勝手が違うわけです。
それでも何とか目的のお店が見つかりました。
それがこちらのお店で、「住よし」さんというお蕎麦屋さんです。
ほっと一息ついてお店の前までやってきました。
外にあるメニューを見てある程度あたりを付けておきます。
まずはドリンクですが、瓶ビールが大瓶で550円とは安いですね。
よしこれにしておこうか。
そこでようやく中に入りました。
すると意外と空いていて先客はお子さん連れのご夫婦に年配の男性という二組だけでした。
私はテレビの見える正面のテーブルに一人で座りました。
まずは瓶ビールの注文です。
銘柄を聞かれてキリンと答えました。
のどが渇いていたので、本日初めてのビールが美味しいですね。
壁にはぎっしりとメニューが貼られています。
かなり色の変わった短冊があり、時代を感じさせますね。
メインのお蕎麦やうどんもかなりの数になりますが、つまみ類も種類が多いです。
その中から「カツ煮ハーフ(350円)」を選びました。
意外と時間が掛かって、そのカツ煮が出てきました。
しかしこれがけっこうなしょっぱさでした。
お蕎麦屋さんですから甘辛のたれだと期待していましたが、これはお醤油が多いかな。
でもこれで350円ですから良心的だと思います。
座敷に上がっている幼稚園児ぐらいのお嬢さん連れのご夫婦がいます。
ちょうどテレビで例の痛ましいニュースが流れていて、それがいかにも現実的でした。
そうこうしているうちに、お店にはお客さんが次々と入ってきました。
そのほとんどが年配男性の一人客です。
そして居酒屋使いの方が多いですが、中にはお蕎麦のセットで晩ご飯という方もいました。
若い御主人とも顔なじみの方が多く、和やかな雰囲気のお店ですね。
私はビールが空いて、二杯目は「レモンサワー(300円)」に「赤魚の炙り(300円)」を注文しました。
全般的につまみの種類が多くかつ安いのが嬉しいです。
そのレモンサワーは意外にも陶器のジョッキで出てきました。
しかしこれは氷が多いので薄く感じました。
お蕎麦屋さんですからここは日本酒が良かったかな。
そして赤魚も出てきます。
なかなかのボリュームで、大根おろしまでついているのが憎いです。
一組の常連さんはショーチューのボトルを入れていましたが、静岡にあれば絶対に通いますね。
難点は忙しいせいで品物の出が遅いことですが、これは仕方がないか。
それにしてもこのもりだくさんのつまみは素晴らしいですね。
お店もだいぶ混んできたので二杯目を空けた時点でお会計です。
合わせて1500円でした。
どうもごちそうさまです。
お店を出て、徒歩で浜松駅に戻ります。
しかし酔いもあってか、かなりの遠回りになってしまいました。
まずは近くのコンビニで缶チューハイを調達します。
そして新幹線の乗り場に向かいますが、何とか1時間に1本のひかりに間に合いました。
ひかりは自由席が少ないので、心配しましたが、問題なく座れて一安心です。
席について缶チューハイで落ち着きます。
しかし今回はのんびりとはできません。
というのはひかり号ですから、万が一乗り越してしまうと、三島まで行かなくてはならなくなります。
以前飲み過ぎて危うく乗り過ごす寸前だったことを思い出しました。
そこでいつもよりも慎重に時間を過ごしています。
といっても一駅間でたかが20分ほどですから、あっという間でした。
無事静岡駅で下車して、めでたしめでたし。
いやはやお疲れさまでした。