盛興順@竜南
水曜日の午前11時すぎです。
今日のランチのラーメンと決めて、お店を求めてやってきました。
向かったお店は少し前に偶然前を通りかかって発見したお店です。
その時はお休みでしたが、日を改めてやってきました。
お店に着いて中の様子をうかがいますが、明かりが点いているのでこれは一安心ですね。
外景を撮影している間に中年の女性客お二人に抜かされてしまいました。
私もそれに続いてお店に入ります。
するとセンサーが働いてホワンホワンという電子音が響きます。
お店の看板はランチのセットのようですが、何度も価格変更をされたようで、これがよくわかりません。
中に入るとだいぶ広いお店で席も大きく作ってあります。
カウンターもありましたが、空いているので私は4人掛けのテーブル席にしました。
まずはメニューを見て考えます。
けっこうな種類のメニューがありますが、どれもかなりのボリュームですね。
考えていてもしょうがないのでこの中から、「ラーメンセット」を選びました。
なおお冷やは卓上にボトルがあり、セルフで汲みます。
同じく卓上のブザーを押して店員さんを呼びました。
といってもこのお店はご夫婦でやっているようなので、接客の方は奥さんらしい中年女性一人だけです。
料理についてはご主人が一人ですべてを作っているようでした。
奥さんが来て注文を告げます。
「ラーメンセットの醤油ラーメンと中華飯で」
生ビールセットというのもありますが、ここはやはり家からは遠いのでアルコールは無理ですね。
注文が終わってあとは待つだけです。
このお店は意外と人気があるようであとからどんどんお客さんが入ってきました。
すべて車できた方ばかりで、そして男性でした。
私のすぐ横の席には同じ会社の社員らしい、中年男性4人グループが入りました。
これがまたうるさい限りでした。
お酒が入っているわけでもないのに、甲高い声で馬鹿笑いするのがイライラします。
この笑い声は苦手だな。
しばらく待っていると一つ料理が出てきました。
しかしそれは私よりも前に入ったお客さんのものでした。
ということはまだまだかかるのか。
たぶんお一人で順番に作っているし、ほとんどの料理がセット物ですから時間が掛かるんでしょう。
続いて二人目に料理が渡されました。
これは作るほうも大変ですが、奥さんも大変だな。
3人目、4人目と進んで、たぶん次が私の番です。
そして期待通りに私のラーメンセットが出てきました。
「おまちどうさまです」
どうですかこれが醤油ラーメンと中華飯のセットです。
数あるメニューの中からどうしてこれにしたのかといいますと、久しぶりに中華飯が食べたくなったからでした。
そしてラーメンはやはりスタンダードですね。
この手のお店の特徴ですが、ラーメンも中華飯も両方ともまるまる1人前ずつです。
ですからぴったり二人分の量になります。
当然ながら私には多すぎる量ですが、月に一度ぐらいはチャレンジしてみたくなりますね。
まずはラーメンにコショーを掛けていただきます。
具にはチャーシューが二枚にメンマと水菜というシンプルなものです。
スープはあっさり系の醤油味で、麺は中細の縮れでした。
特に美味しいというラーメンではないですが、普通に無難なラーメンでした。
比較するのは悪いですが、前回市役所でいただいたラーメンよりはいいかな。
そして中華飯です。
これが予想以上に美味しくて驚きました。
見ての通りで具がかなり多いです。
白菜ににんじんたまねぎ、きくらげにマッシュルームにフクロタケ。
肉系統は少ないですが、一応豚肉がほんの少々に、ウズラの卵と海老も1尾あります。
そして味付が良いですね。
色々と好みもあるでしょうが、私はこの中華飯は好みです。
繊細ではないですが、こういうザックリした感じの中華も好きだなあ。
中華飯を食べて、もう一度ラーメンに戻ります。
すると濃い味が中和されてリフレッシュされました。
最初は2人前は苦しいかと思いましたが、これならなんとか行けるかな。
このあたりでようやく例の4人組に料理が回ってきます。
その注文が全員ばらばらというのも面白いです。
しかし奥さんは一人分ずつ持ってくるわけですから、これは大変だ。
何しろお店が広いので移動距離も長くなるわけです。
私は何とか食べきることができました。
さすがにスープは残しますが、何とかなりました。
コップのお水を飲み干してお会計です。
しかしここでもなかなか進みませんでした。
お会計をするのが奥さん一人ですから、この都合がつかない。
今作っているものを出すのに手いっぱいだという状態です。
さらには新規に3人お客さんが入ってきて入り口でとまどっていたりします。
私の後ろに一人お会計待ちの方が並んでしまいました。
とはいえ数分で何とかお会計が済みました。
それが748円です。
メニューの表示の680円というのは外税だったのか。
まあこれでも安いんですが、きちんと書いておいてほしいもんですね。
ごちそうさまでした。