静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

シーアン@大宮

2023年07月25日 07時12分36秒 | ラーメン(静岡県以外)

シーアン@大宮

 

 さて、本日のラーメン放浪記は大宮で刀削麺です。
20年ほど前に大ブームになった刀削麺ですが、最近ではほとんど見かけなくなりました。
静岡市にもかつてはこれを出すお店がありましたが、定着することはなくすぐに撤退してしまいましたね。
これはやはり特殊な技術がいるということなんでしょう。

 私自身も最近は刀削麺をいただいたことがありませんから、これを楽しみにしています。
お店の名前は「シーアン」さんといいます。
今回もスマホのナビを頼りに、無事お店までたどり着くことができました。
このナビにもだいぶ慣れてきましたね。

 

 お店の前にある看板にも麺の塊を削っている職人さんの絵が描かれていますね。
こちらのお店は本格的な技あり刀削麺のお店です。
では中に入りましょうか。
ランチメニューの看板も写しておきます。

 

 お店に入ると若い女性の店員さんがカウンターにどうぞと案内してくれました。
現在の時刻は11時50分過ぎで、お店はそれほど混みあってはいません。
メニューにはセット物もありましたが、今回はあまり欲張らずに単品で注文します。
一番人気だと書いてある、「麻辣刀削麺(780円)」を注文しました。

 

 その時にパクチーは大丈夫ですかと聞かれます。
なるほどまだまだパクチーが苦手だという方も多いんでしょうね。
なお、注文時に紙のおしぼりと空のコップが出てきました。
これは前にある水差しから、セルフで汲むようにということでしょう。

 

 さて、こちらのお店では刀削麺は注文を受けてから削るスタイルです。
専門の職人さんが麺の塊を肩に載せて大きな金属片を使って切り出します。
私の席からは後ろ姿しか見えませんが、面白いものですね。
そして予想したよりもかなり早くその刀削麺が出てきました。

 

 おお、これはかなり辛そうだぞ。
メインの刀削麺に真っ赤な麻辣スープです。
そして具には味の付いた豚のひき肉に、インゲンとパクチーでした。
さらには山椒の粉も掛けられています。

 

 

 これは辛そうだな。
私はトウガラシの辛さは大丈夫ですが、山椒は少し苦手です。
今回もその「麻」に苦戦しました。
まずは麺をひとすすり。

 

 これは間違いなく本格的な刀削麺ですね。
刀削麺の特徴はなんと言ってもこのバラバラな麺の太さにあります。
薄いところに噛み応えのある厚い場所と、噛み応えの変化が楽しめます。
しかしこの真っ赤なスープですから、服にかからないように食べるのは結構時間が掛かりますね。

 さすがは本場の刀削麺で、麺は結構な噛み応えがありました。
そして全体的には太い部分が多かったです。
さらにスープはやはり激辛で、それほど飲めませんでした。
辛いのはなんとかなりますが、唯一の欠点は具がほとんどないので、どうしても途中で飽きが来るということです。

 さて、私のお隣の席に座ったのは若い男性の一人客で、その方が注文したのは「麻婆豆腐定食」でした。
こちらのお店はたぶん中華料理も本格的なんでしょう。
しかし気になったのはその方の食べ方です。
というのは料理を待っている間からスマホを出してゲームに夢中でした。

 そして料理を受け取るとそのスマホを左側に置きます。
そしてなんと、スマホゲームとお食事の二刀流が始まりました。
左手の指はスマホの上で踊っていて、同時に右手は定食を口に運ぶという器用さです。
これは大したものだな。

 右手は時々止まりますが、左手はまったく休みません。
これはもしかしたら大谷さんぐらいに大活躍している方なのかもしれないですね。
いやいや、良いものを見せていただきました。
私は、後半の麺がなかなかなくならずに苦労しました。

 それでも何とか完食してお会計です。
お冷やを飲み干してお店を後にしました。
どうもごちそうさまです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする