特定の場所でしか見かけないクサフジ(マメ科/ソラマメ属)
快晴でうある。暑くも寒くもなく時折通り抜ける風も爽やかで絶好の「散歩日和」。田園地帯をから二つの集落(熊坂~大山路)を経て我が家まいでの「一周」むおよそ5キロ余コース。まず見かけたのはクサフジである。図鑑によると「北海道、本州、九州のほか、北半球の亜寒地帯から温帯に広く亜分布する蔓性の多年草」と記されているが、こちらでは極限られた場所いでしか見かけない植物で、毎年ここにだけは生える。そんなクサフジを今日の一枚とする。花の姿が藤に似た草であることからこの名があるらしい。そして今日のもう一枚は、いまあちこちの道端や空き地で見かけるナガミヒナゲシとするほか、山地の集落で見かけた山の斜面の崖地に生え美しい花をつけたツツジ、ジシバリの群生、竹林の縁に生えていたタケノコを載せる。
ナガミヒナゲシ(ヨーロッパ原産の帰化植物)
今日もモチツツジに似たツツジに出会った
ネットで調べたところ、分布は紀伊半島から岡山かけての太平洋側と四国となっており、ここはそれより随分西方である。生えている場所、そして、花の上裂片内側の濃い紅色の斑点があることなど、花の特徴、毛が多い葉の特徴など、モチツツジそのものだ。我が家の庭に持ち帰りたいほど美しいツツジ。
ジシバリの群生
竹林の縁に顔を出していたタケノコ