白い十字の花を咲かせた北米原産の帰化植物:メリケンムグラ(アカネ科)
孫たち(高1と中1)の夏休みも終わり今日から二学期だというのに、 依然として猛暑が治まらない。山口の「本日の最高気温は36℃」だ報じている。そんななか涼しい場所でも歩こうと「宮野湖」方面に車を走らせた。ここでは時折冷えた風が通り抜けていき汗を拭ってくれる。我が家周辺はげしく鳴いていたクマゼミたちの声は数日前から聞こえなくなったが、ここではミンミンゼミが激しくないているのに加え、林の中からツクツクボウシの涼しげな鳴き声が聞こえる。あちこちで競うように咲いていたセンニンソウ、咲きはじめたヤマハギやミズヒキ、未だ健在なハグロソウ、ダイコンソウ、キツネノマゴ、イヌトウバナなどをカメラに収めた。この場から「八丁峠」方面に移動し林の縁でツルリンドウを探すも確認できず。峠を越えて山地の集落・佐々並地区で短時間の散策。草地でナンバギセルとメマツヨイグサ、その近くの湿地帯で、今まで見たこともない白い十字の花を咲かせた植物を見かけた。zoom upしてみもると、花弁には微毛がありツルアリドオシの花に良く似ている。「スマホの検索」したらメリケンムグラという北米原産の「帰化植物」と判明した。この帰化植物を今日の一枚とし、以下にその近くで出会ったナンバギセル、そして宮野湖周辺で見かけたミズキ、ヤマハギ、イヌトウバナなどをUPする。
土
ナンバギセル(ハマウツボ科/ススキの根などに寄生する植物)
小さな可憐な花を咲かせたミズヒキ(タデ科)
咲きはじめたヤマハギ(マメ科/落葉低木)
イヌトウバナ(シソ科)
メマツヨイグサ(アカバナ科/北アメリカ原産の帰化植物)