センブリに出会う

  今日も好天気の中，久々「兄弟山」(おとどいやま)周辺の山林道を歩く。相変わらずここは静かで，聞こえてくるのは谷川の流れと野鳥たちの鳴き声だけである。

  落葉を踏みしめながら奥へ奥へと歩をすすめているとやや湿った場所でセンブリが咲いているのを見かけたので今日の一枚とする。径が１センチくらいの可憐な花である。ファインダー超しにしばらく見入っていた。

  その近くの崖地で，黄色い花をいっぱいつけたアブラギクを見かけた。カメラに収めようととしたもののまりにも険しい場所であるため近寄れず断念した。

  さらに奥へ歩をすすめたところでカラスウリの実を見かけたので今日のもう一枚とす。これらのほか，ノコンギクやヤクシソウ，コバノガマズミやフユイチゴ，サルトリイバラの赤い実などをカメラに収めて帰った。

茶の木に花

  秋晴れである。今日から１１月だというのに日中の最高気温は２０度を超すと報じている。

  そんななか，我が家から山地の集落「杖坂」まいでの往復およそ１０キロコース。

  川沿いの道を奥へ奥へと歩をすすめる。道端や畑の縁などでノコンギクやイヌタデの群生，野生のアサガオなどをカメラに収めつつ山地の集落へ。  出迎えてくれたのは花をいっぱいつけた「野菊」（ノコンギクもしくはその変種）たち。

  さらに奥へと歩を進め，アキノキリンソウ，ヤマハッカ，ヨシノアザミ，まだまだ健在だったアケボノソウ，茶の木に咲いた白い花，可憐な小さな小さな赤い実をつけたヤブコウジなどに出会いカメラに収めた。

  これらのうち，今日の一枚は「茶の木の花」とする。そしてもう一枚は，林の下で見かけたヤブコウジの実とする。さらにもう一枚は，道端や畑の端などで見かけた「イヌタデの群生」とする。