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★★ 2008/11/11 石浜 ★★

2008-11-11 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:15~16℃
透明度:7~10m

『ポッキーの日』だそうですが、別にポッキーを買うことはありませんでした。
コンビニで、いつも通りのチョコを買ってしまいました。
・・・そんなもんでしょ。

平日石浜ツアーのリクエストで、3名の参加者と潜ってきました。

目にした生物を鋭く観察するE(HI)さん。
石浜が好きで、のんびり潜りながらカメラで撮影するE(YO)さん。
じっくりと写真撮影をしたいTさん。
皆様がベテランダイバーです!

E(HI)さん目線の生物は・・・。
砂地に潜むイソギンチャクの仲間が、どんどんどんどん砂に潜っていく様子を観察。「いったいどこまで潜るんだろう??」
イワシを捕食中のマヒトデ。器用に口元へカタクチイワシを運んでいく様を、じーっと観察。「表からイワシが見えていたのに、観察しているうちに見えなくなったんだよ~。」と教えてくれました。口元へ運んでいく速さが判りますね。
別の場所では、マヒトデを食べるエゾニチリンヒトデ。大きな体で包みこむ姿に興味津々。
砂地から顔を出すダイナンウミヘビを見て「いったいどのくらいの体長が砂地に埋まっているのか?」と気になっているEさん(もちろん掘り出すことはしませんよ)。そこでEさんは「顔の前に指し棒をちらつかせたらどうかな?」とチラチラ振ってみました。すると、エサか何かと勘違いしたのか、顔を出してくるから面白い!!「じゃあ、黄色い小物はどうかな?」と試してみると・・・それには反応せず。これには私も思わず「へぇ~!面白い!!」
岩の隙間に集まっていたシロウミウシを発見。5匹集まっていましたね。
婚姻色のアイナメ。綺麗な金色にじっくり近付いて、そのウロコの様子を見ていました。

E(YO)さん目線は・・・。
浅場の透明度と陽の差す海中を楽しみます。
岩肌のムツサンゴやウスマメホネナシサンゴ、マボヤなどを楽します。
見せて頂いた写真には、青い海水を背景に、ホヤや岩肌の暖色系を差し込み、穴から顔を出すボルドー色のコケギンポ。素敵な写真でした。
ロープで抱卵しているクジメ。「あれは産みたての卵の色だね~。」と判るところが、さすがです。
スナビクニンやダンゴウオ達を撮影。赤いダンゴウオは2個体を観察&撮影していました。そして、それぞれのヒゲの具合や体色を比べていました。
ふと見上げると、カタクチイワシの群れ。キラキラ輝いています。
そして、私が通ったルートをログに描き、どこに何がいたかをメモするところがまた、さすがです!

Tさん目線は・・・。
一番のリクエストのスナビクニン。前回はストロボが穴の中まで届かず悔しい思いをしたので、今回はライトを装備。しかし前よりライトの当てにくい所にいたので、工夫しながら撮影していました。
そして、カムチャッカモエビ。鮮やかな緑色の個体が沢山いましたね。今日はうねりの影響もないので、海草の中にいるカレ等を上手く撮影していたようです。
真っ赤なダンゴウオやピンクのダンゴウオも、レンズ3枚を使って、その表情が画面で判るほど大きく撮っていました。
クジメ抱卵では、ハッチアウト間近の卵をマクロで撮影。一粒の中に息づいているBABYの様子が写し出されていました。
青い体色に赤い触角とエラが人気のアオウミウシや、地味だけどどことなく自分をアピールしているクロシタナシウミウシ。
フサギンポが「ダイバー大好き」っていうところも、本日初めて見て頂けたのではないでしょうか。

今回初めて顔を合わせた3名ですが、それぞれのダイビングスタイルを満喫して頂けました。
いつの間にか『平日クラブ』みたいな話で盛り上がっていたようです。

ガイドも、皆様目線の楽しみ方を堪能させてもらって、いつもの石浜が3倍楽しめました
ありがとうございました。また行きましょうね

(担当:SHIHOKO)