天気:晴れ
海況:波なし
水温:8~9℃
透明度:6~8m
目が覚めて、窓の外を見ると・・・屋根にも車にも道にもユキ・ゆき・雪~!!
こりゃ寒いよぉ・・・。暖かい伊豆から遥々と、宮城の三陸まで潜りに来てくれたのに・・・。
でも、空にかかる雪雲は無いし、太陽も元気に姿を出しているのでホッとしました。
ま。せっかくの東北、雪に触れてもらうもの趣があるということで
ネ。
本日の石浜には、10名の方が完全防備でお越しくださいました。
三陸に来たからには、一番のリクエストはやっぱりクチバシカジカ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
ということで、まずはクチバシカジカの抱卵場所へ直行!・・・とはいえ、普段潜る海とは違う生物がいるので、アレもコレも気になる皆様です。
エントリー直後に発見したのは石にそっくりな魚。そう、ギスカジカです。頭でっかちなカレに、皆様まずはシャッター![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/camera.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
似ていて違うハゼといえば。伊豆ではキヌバリが普通種ですが、女川ではリュウグウハゼがそこらじゅうにいます。「それもデカイ!」と驚いていました。
ちなみにキヌバリも女川でも観察出来ますが、ここで見られる殆どが『日本海型』です。『太平洋型』と比べるとラインが1本多いんですよ。
砂地に潜むマコガレイなどを見ながら、クチバシカジカが卵を守っている場所に到着しました。
イメージでは、ウミテングのように砂地にいるのかと思っていたとのこと。でも実は、岩場に隠れて住んでいるのです。抱卵している個体や、まだ満1才にならない個体が岩の隙間でじっとしているのを見て、納得して頂けたようです。
次にリクエストのあったダンゴウオ。白っぽいピンクの個体と、赤い個体を観察しました。岩肌にピタッとくっついていたり海草の揺りかごで休んでいたり・・・。もう少しすると繁殖期が始まるので、大人になった個体がもっともっと増えてきます。
岩場で抱卵しているフサギンポ。卵を守るために、タラコ唇をパクパクさせて警戒していました。
スナビクニンについては「伊豆でも普通に観察する」というので・・・。それならこれはどう!?と、見てもらったのはフジツボ殻に潜むホシビクニン!!ガイド自身もホシビクニンは久し振りの観察。結局、綺麗な水玉模様は見え難かったようですが、石浜のビクニンが大きいことに驚いていました。
そして「見れると思わなかった~!!」といわれた生物は、真っ白でちっちゃなウミクワガタです。体長わずか2mmほどですが、ちゃんと立派なクワがあります!!
(Tさん、ご協力ありがとうございました。)
また、水温が下がると姿を現すメンコガニにも興味深々。妙に平べったい甲羅が面白い奴らです。甲羅の色は個体によって全然違うので、自分の気に入った個体を見つけて撮影して欲しいカニです。
他に見た生物![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
アイナメ、ベロ、アサヒアナハゼ、ニクハゼ、サビハゼ、コケギンポ、ベルセッラ・カリフォルニカ、ウミフクロウ、エダウミウシ、カドリナウミウシ、チシオウミウシ、クロシタナシウミウシ、アカエラミノウミウシ、アメフラシ、ヨツハモガニ、など等・・・。
アフターダイブでの昼食は、海鮮丼や鉄火丼、白子天丼、鱈鍋定食、鯨刺身…。
その後は女川の温泉
でポッカポカ。
そしてそして、仙台の夜。絶対外せないのは美味しい牛タン![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
その後の皆様の行方は・・・ネオン街の国分町・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
女川から仙台まで、楽しんでもらえたのなら何よりです。
また来てくださいね!お待ちしておりま~す!!
(担当:大島、SHIHOKO)
≪石浜ファンの皆様へ≫
大変悲しいお知らせがあります・・・。
石浜で潜っている人ならば、長年アイドルだったフサギンポの『ギンちゃん』をご存知の方は多いと思います。
本日、永眠している姿を確認して参りました。
ウナギイヌのような姿。セクシーな唇。尾ビレを振り体をくねらせて突進してくる彼女に、喜ぶダイバーもいれば驚くダイバーもいました。
観察を開始してから5年以上経っており、その時にはすでに成魚だったので…。そう考えると、7年以上生きていたのでしょうね・・・。
この冬も彼女は、いつもの巣穴で抱卵している真っ最中でした。亡骸の傍には、守ってくれるお母さんがいなくなり育つことの出来ない卵塊。
とても切ない思いでした。
ギンちゃん。今までありがとう!可愛い笑顔をありがとう!!
安らかに。
海況:波なし
水温:8~9℃
透明度:6~8m
目が覚めて、窓の外を見ると・・・屋根にも車にも道にもユキ・ゆき・雪~!!
こりゃ寒いよぉ・・・。暖かい伊豆から遥々と、宮城の三陸まで潜りに来てくれたのに・・・。
でも、空にかかる雪雲は無いし、太陽も元気に姿を出しているのでホッとしました。
ま。せっかくの東北、雪に触れてもらうもの趣があるということで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
本日の石浜には、10名の方が完全防備でお越しくださいました。
三陸に来たからには、一番のリクエストはやっぱりクチバシカジカ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
ということで、まずはクチバシカジカの抱卵場所へ直行!・・・とはいえ、普段潜る海とは違う生物がいるので、アレもコレも気になる皆様です。
エントリー直後に発見したのは石にそっくりな魚。そう、ギスカジカです。頭でっかちなカレに、皆様まずはシャッター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/camera.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
似ていて違うハゼといえば。伊豆ではキヌバリが普通種ですが、女川ではリュウグウハゼがそこらじゅうにいます。「それもデカイ!」と驚いていました。
ちなみにキヌバリも女川でも観察出来ますが、ここで見られる殆どが『日本海型』です。『太平洋型』と比べるとラインが1本多いんですよ。
砂地に潜むマコガレイなどを見ながら、クチバシカジカが卵を守っている場所に到着しました。
イメージでは、ウミテングのように砂地にいるのかと思っていたとのこと。でも実は、岩場に隠れて住んでいるのです。抱卵している個体や、まだ満1才にならない個体が岩の隙間でじっとしているのを見て、納得して頂けたようです。
次にリクエストのあったダンゴウオ。白っぽいピンクの個体と、赤い個体を観察しました。岩肌にピタッとくっついていたり海草の揺りかごで休んでいたり・・・。もう少しすると繁殖期が始まるので、大人になった個体がもっともっと増えてきます。
岩場で抱卵しているフサギンポ。卵を守るために、タラコ唇をパクパクさせて警戒していました。
スナビクニンについては「伊豆でも普通に観察する」というので・・・。それならこれはどう!?と、見てもらったのはフジツボ殻に潜むホシビクニン!!ガイド自身もホシビクニンは久し振りの観察。結局、綺麗な水玉模様は見え難かったようですが、石浜のビクニンが大きいことに驚いていました。
そして「見れると思わなかった~!!」といわれた生物は、真っ白でちっちゃなウミクワガタです。体長わずか2mmほどですが、ちゃんと立派なクワがあります!!
(Tさん、ご協力ありがとうございました。)
また、水温が下がると姿を現すメンコガニにも興味深々。妙に平べったい甲羅が面白い奴らです。甲羅の色は個体によって全然違うので、自分の気に入った個体を見つけて撮影して欲しいカニです。
他に見た生物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
アイナメ、ベロ、アサヒアナハゼ、ニクハゼ、サビハゼ、コケギンポ、ベルセッラ・カリフォルニカ、ウミフクロウ、エダウミウシ、カドリナウミウシ、チシオウミウシ、クロシタナシウミウシ、アカエラミノウミウシ、アメフラシ、ヨツハモガニ、など等・・・。
アフターダイブでの昼食は、海鮮丼や鉄火丼、白子天丼、鱈鍋定食、鯨刺身…。
その後は女川の温泉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onsen.gif)
そしてそして、仙台の夜。絶対外せないのは美味しい牛タン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
その後の皆様の行方は・・・ネオン街の国分町・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
女川から仙台まで、楽しんでもらえたのなら何よりです。
また来てくださいね!お待ちしておりま~す!!
(担当:大島、SHIHOKO)
≪石浜ファンの皆様へ≫
大変悲しいお知らせがあります・・・。
石浜で潜っている人ならば、長年アイドルだったフサギンポの『ギンちゃん』をご存知の方は多いと思います。
本日、永眠している姿を確認して参りました。
ウナギイヌのような姿。セクシーな唇。尾ビレを振り体をくねらせて突進してくる彼女に、喜ぶダイバーもいれば驚くダイバーもいました。
観察を開始してから5年以上経っており、その時にはすでに成魚だったので…。そう考えると、7年以上生きていたのでしょうね・・・。
この冬も彼女は、いつもの巣穴で抱卵している真っ最中でした。亡骸の傍には、守ってくれるお母さんがいなくなり育つことの出来ない卵塊。
とても切ない思いでした。
ギンちゃん。今までありがとう!可愛い笑顔をありがとう!!
安らかに。