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★★ 2009/2/15 石浜 ★★

2009-02-15 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:8℃
透明度:5~8m

前日は強風警報が出てました。
ただし風向きは、石浜的にいうとベスト。だから「透明度が上がっているかもしれない!」という期待が湧いてきます。
今日は風もなく、天気も良く、気温も15℃くらいまで上がるというから暖かい一日です。

期待ほどの透明度はありませんでしたが…まぁまぁということで。

クチバシカジカの卵の中に、赤ちゃんの目がうっすらと見えていました。いよいよハッチアウト間近のようです!お父さんクチバシカジカも何だかソワソワしているような感じでした。
その他にもクチバシカジカが隠れていました。人間でいうと思春期の頃。来年の冬には、子育てしたり卵を産んだりするんでしょうね。
 上手に隠れているクチバシカジカを発見
ダンゴウオは繁殖シーズン前、うろうろしていました。
水温が冷たくなると姿を現すアイカジカ、今シーズンも登場しました!Tさんが写真に収めていてくれたので、本日アイカジカがいたことをショップで確認することが出来ました。
ホホウロコカジカがいたので「抱卵中かな!?」と期待し、皿を舐める様に卵塊を探しました(卵が判り難いので)が…残念ながら抱卵ではなかったようです。
先日観察したウミウシは、今日もその場に居てくれました。写真を撮り、トラパニア・トッドイだと確認しました。
 体長2~3mmのトラパニア・トッドイ
また、アリモウミウシは海藻に上手に隠れていて、写真を撮るのは厳しい状態。
ワカメの森には、お腹に卵を抱えているモエビの仲間。
アカモクの林に身を潜めるトゲクリガニやヒメイカ。
その近くを集団で泳ぐクサフグ幼魚。

『磯焼け対策活動』をし始めてから徐々に緑が多くなっているので、そこに生物が隠れていると嬉しくなります

他に見た生物
アキギンポ、コケギンポ、ヒラメ、マコガレイ、メバル、ヨツハモガニ、カイメンホンヤドカリ、メンコガニ、シロウミウシ、エムラミノウミウシ、ウミフクロウ、ベルセッラ・カリフォルニカ、カドリナウミウシ、チシオウミウシなどなど。

そうそう。フサギンポ抱卵は無事終了し、卵を守り続けた親も巣穴から消えていましたヨ!

(担当:大島、SHIHOKO)