いよいよわが町、北九州においても地デジが始まる。10月1日だ。
ところが昨日、会社で後輩が地デジ見てますか、と尋ねてきた。そうだ、試験放送が始まってるのだ、と瞬時に理解した。早速、我が家で映るかどうか確認した。すると、ちゃんと映っている。全放送局(NHK2、民放5)ではないものの、数局は試験電波を出しているようだ。
さすがに国がてこ入れしているように、きれいに鮮明に映っている。アナログ受信とは全然違う。アナログはゴーストが多く、画面にうねりのような縞々が出て見苦しかったが、地デジはワックスを塗ったように光り輝いている。特に黄色系が鮮やかだ。
和音君も2ケ月になりました。5000gを超えて順調に育っています。
大都市圏ではとっくの昔に放送開始されてるんだろうけど、中央から離れるに従って開始時期が遅くなってるようだ。群馬の義兄も我が家に来た時に、TVの映りが悪いのに驚いていたが、地デジを見慣れたらそうだと思う。ハイビジョンの大画像で生き物紀行などを見ると、心底癒される感じがする。
地デジ放送は双方向通信ができ、パソコンなどと組み合わせることで処理可能な情報が圧倒的に広がるのでいいこと尽くめのような気もするけど、アナログ放送が打ち切られるのは間違ってると思う。少なくとも、TVの平均寿命の2倍くらいは放送を存続させるべきだ。
ブログ仲間のKさんが述べているように、アナログ放送で充分だと思ってる人も少なくないはずだ。お年寄り世代にディジタルを押し付けても、迷惑がられるだけだろうし、新たに変換チューナーを全TVに取り付けるのは費用も労力もかかる。
我が家には、嫁に行った娘達が邪魔なので置いていった分も含めて、TVが5台ビデオも5台ある。屋上のアンテナから各部屋にはアンテナ線が張り巡らされているが、全部をディジタル化するのはしんどい。釧路のkさんのように娘の部屋をパソコンルームにして避難場所としたいが、そこにはTVが必要になろうけど、薄型TVをこれ以上買う余裕は無い。TVを捨てるにしたって、廃棄費用を取られる。
ところで、カーナビはどうなるんだろうか? 最近の車は故障しないから、大事に使えば10年以上は持つ。私も新車を買う余裕はないので、今の車を大事に使いたいと思っているが、高い金だして備え付けたカーナビが使えないのは困る。買い替え費用も高いだろうし。
ディジタル化は、若い世代や裕福な層にはもてはやされると思うが、決して万能ではない。弱者のことも考えて欲しい。