ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

霧島高千穂旅行(その1)

2006-09-27 21:28:40 | 紀行

 霧島の道の駅で

 

 日曜日、さわやかな朝だ。昨晩から用意していた旅行バッグを再点検。忘れ物がないことを確認して車に乗り込む。夫婦二人だけの温泉旅行のスタートだ。二人だけの旅行は信州への新婚旅行、勤続30年の北海道バスハイクの2回だけだから今回で3度目だ。日頃、家庭を守ってくれている妻へのお礼だ。

 

子供達が自立して、急に我が家が寂しくなった。30年以上も家族で生活していたのが、二人だけになってしまった。私が会社に出かけている日中は話し相手が居なくて寂しいのだろう、しきりに孫の話題が出る。フィットネスやママさんコーラスに顔を出しているが、生活に張りがなくなったように思える。このため、気晴らしにと、前々から妻が行きたいといっていたコスモス見物と高千穂観光に出かけることにしたのだ。

 

計画は、1日目がコスモスを見た後で霧島温泉へ、二日目は天孫降臨の地、高千穂にゆくことにした。九州の南から中部へのドライブである。

 

生駒高原で(サルビア、りんご園、咲き始めのまばらなコスモス)

 

9時過ぎに出発。最寄のインターから九州縦貫道へ。そんなに混んでない。快適に南へ向かう。車内で朝食替わりのおにぎりをぱくつく。玉子焼きがなかったのは残念だったが、おいしかった。途中、休憩を挟みながら昼には小林市のコスモス牧場へ到着。名前が名前なのでコスモスを期待していたが、何とコスモスはほとんど植えられてなく、時期的には11月が見ごろらしい。がっかりして、次の目的地、生駒高原に向かう。ここは何十万本のコスモスで有名なので楽しみにしていたら、今年は若干遅れていて、見ごろは10月に入らなければ、とのことだ。観光バスが数台来ていたが、みなさんがっかりしていた。妻から情報調査不足だ、といわれるが仕方ない。10月が良いとは知っていたが、仕事や遊びの行事が詰まっており、今月しかスケジュールがあいてなかったのだから。とはいっても、9月末なのでそこそこ咲いていると思ったのだが、甘かった。反省だ! りんごやきゅういは実が連なっており美味しそうだったが、コスモスでがっかりしていた私たちは遠慮して、ホテルへ向かうことにした。

霧島神宮

 

 

えびの高原を抜けて霧島温泉郷硫黄谷温泉へ。ところが2時前には着いてしまったので時間つぶしを兼ねて3年前に家族旅行で来た霧島神宮へ再度行くことにした。そういえば、その時は娘達の結婚話などは影も形も無かったのに、となぜか懐かしい。霧島神宮で拝礼をして、ホテルへ。旅行人山荘というホテルで、妻がネットで調べたところだ。清潔で接客に優れて評判がいいとのことで選んだとのことだ。

 

ホテルの男女別の露天風呂に浸かって、疲れをとる。空は青く、木々は色づき始め秋の気配が忍び込んでいるが、寒くはない。逆に暑いくらいだ。気持ちよく入浴がすんで、夕食。広間で掘りごたつ風のテーブルだった。妻がグルメプランなるものを申し込んでいた。薩摩牛や日向地鶏、鮎の塩焼きなどバラエティ豊かだ。ちょっとした贅沢だけど、気分良く昔話などをしながら会食。浴衣の君は~などと歌が浮かんだ。この前の、拓郎の嬬恋ライブを思い出していたのだろう。

 

夕食のグルメプラン

 

 食事が終わったのが8時前。車の運転で疲れていたのと、焼酎の酔いで大河ドラマを見ずに撃沈してしまった。
コメント (25)
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