花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ヒイラギ、ヒイラギモクセイ 老木になると角が取れる!

2017-11-11 | 花の写真

 今まで余り気が付かなかったのですが、我が家のヒイラギに僅かに白い花が付いていました。

 次の順が開花時期です、ヒイラギモクセイとヒイラギはトゲのある葉を持っています。

  金木犀 → 銀木犀 → 柊木犀 → 柊

  ヒイラギモクセイはギンモクセイとヒイラギの交雑種です。

 ヒイラギは葉に鋭い棘が有りますが、老木になると棘が無くなり葉も丸くなるものもあるので、

 人生になぞらえて、人も歳をとると角が取れて丸くなるとか、同類ですかね?

 

 ☆ フイリヒイラギ(斑入り柊、疼木)

 モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、花期:11月~12月初旬、

 葉が固くてギザギザしているので触ると”ひいらぐ(疼く、ひりひり痛む)”ことから、ひいらぎ(疼木)からヒイラギになったと言われている。

 葉は光沢があり、白い小さな花は香りがあり、花弁は強く反り返る。

  

  

 ▲11月に入り寒くなってきたのに毛虫が付いていました、キドクガのように見えますがこの毛虫の名は不明

 

 ☆ ヒイラギモクセイ(柊木犀)

 モクセイ科モクセイ属、花期は10月頃、

 トゲが痛いので防犯になる、トゲが魔除けになるなどで、生け垣に利用されることが多い。 

  

 

 ☆ セイヨウヒイラギ(西洋柊)

 モチノキ科モチノキ属、常緑小高木、別名:セイヨウヒイラギモチ、クリスマスホーリー、

 冬になると赤い実がなる鑑賞用樹木、クリスマス装飾の定番として使われる。

  

 ヒイラギと名が付いているが、モクセイ科とは別の植物です。

 

 ☆ キンモクセイ(金木犀)

 モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、花期:9月下旬~10月中旬、

 モクセイ(ギンモクセイ)の変種、強い芳香のある橙黄色の花を枝に密生させて咲く。

  

 

 <参考>

 ☆ ヒイラギナンテン(柊南天)

 メギ科メギ属、常緑低木、3月頃に長い花穂に多数付く黄色い花がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようにトゲがあり、実の付き方がナンテンに似ていることから。

  

 ▲(17/3/14撮影)             ▲(16/12/12撮影)

 ギンモクセイの写真がないのが残念ですが、後日に追加したいと思います。

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