花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ピラカンサ(トキワサンザシ、タチバナモドキ、、)

2017-11-25 | 花の写真

 今散歩しているとあちらこちらで見掛ける赤い実、名前が気になりますが、

 ピラカンサ、ピラカンサス、トキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ等が出てきますが、それぞれに微妙に表現が違って素人の私は迷ってしまいます。

 大局的にまとめると、ピラカンサは、バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属、(別にタチバナモドキ属と記されているものもある)の植物の総称です。

 ピラカンサスは総称なので、全体を言う場合に、使用しているのかなと思っています。

 日本では、主にトキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ等が栽植されているので、単体ではこの名前で読んだ方が良さそうです。

 

 ☆ トキワサンザシ(常盤山査子)

  

  

 ▲川辺りにあった木で、サンザシにも似ているのが、サンザシは実に萼がもう少し残り、枝に棘がない。

 

 ☆ タチバナモドキ(橘擬き)

  

 

 ☆ ヒマラヤトキワサンザシ(カザンデマリ華山手毬)

  

 

   3つの主な違いは、

       ☆トキワサンザシ     ☆タチバナモドキ    ☆カザンデマリ

 原産地: ・欧州南東部、アジア西部、 ・中国西南部、    ・ヒマラヤ、中国西部、

 葉の形: ・狭倒卵形、3種では幅広  ・線状長楕円形、   ・倒披針形/狭長楕円形

 葉の長さ:・2-4mm       ・5-6mm、小さい  ・2-7mm大きく細長い

 果実の色 ・鮮紅色        ・橙黄(とうこう)色、  ・濃紅色

 果実の形:・扁平の球形    ・扁平の球形、頂に萼片残る  ・球状に近く密着

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