今散歩しているとあちらこちらで見掛ける赤い実、名前が気になりますが、
ピラカンサ、ピラカンサス、トキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ等が出てきますが、それぞれに微妙に表現が違って素人の私は迷ってしまいます。
大局的にまとめると、ピラカンサは、バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属、(別にタチバナモドキ属と記されているものもある)の植物の総称です。
ピラカンサスは総称なので、全体を言う場合に、使用しているのかなと思っています。
日本では、主にトキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ等が栽植されているので、単体ではこの名前で読んだ方が良さそうです。
☆ トキワサンザシ(常盤山査子)
▲川辺りにあった木で、サンザシにも似ているのが、サンザシは実に萼がもう少し残り、枝に棘がない。
☆ タチバナモドキ(橘擬き)
☆ ヒマラヤトキワサンザシ(カザンデマリ華山手毬)
3つの主な違いは、
☆トキワサンザシ ☆タチバナモドキ ☆カザンデマリ
原産地: ・欧州南東部、アジア西部、 ・中国西南部、 ・ヒマラヤ、中国西部、
葉の形: ・狭倒卵形、3種では幅広 ・線状長楕円形、 ・倒披針形/狭長楕円形
葉の長さ:・2-4mm ・5-6mm、小さい ・2-7mm大きく細長い
果実の色 ・鮮紅色 ・橙黄(とうこう)色、 ・濃紅色
果実の形:・扁平の球形 ・扁平の球形、頂に萼片残る ・球状に近く密着
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