花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

リュウノウギク他 野菊の個々の判断は難しい!!

2017-11-15 | 花の写真

 9月から11月にかけて秋の野菊が山野に咲きますが、

 リュウノウギクはやや咲くのが遅いので分かり易いですが、

 カントウヨメナ、ユウガギク、ノコンギク、シラヤマギク、シロヨメナを花の色で区別することは、個体変異があって無理と言われていますが、あえて組み合わせて見ましたが、間違いあれば教えて下さい。

 

 ☆ リュウノウギク(竜脳菊)

 キク科キク属、多年草、花期:10月~11月、

 秋遅くに花を付ける野菊、山地や岩場に自生する。全体に樟脳の様な香りがあるとか、嗅いでみてませんが。

  

  

 

 ☆ノコンギク(野紺菊)

 キク科シオン属、多年草、花期:8月~11月、草丈 50cm~150cm

 総苞片の先が紫色を帯びている、茎は直立し、頭花は淡い青紫色で、茎の先端に多数が散房状に付く、白い花もある。

  

 

 ☆ カントウヨメナ(関東嫁菜)

 キク科ヨメナ属、多年草、道端で見掛ける野菊の一種、ヨメナとユウガギクの雑種とも言われて区別が難しが、葉の切れ込みが小さいものをカントウヨメナとしている。本州中部以西ではヨメナ。

  

 

 ☆ ユウガギク(柚香菊)

 キク科ヨメナ属、ヨメナに似た多年草、高さ40cm~150cm

 枝が細くて直角に横に出るのが特徴、茎は細く、直立し高くよく分枝する。

 葉は互生し、卵状長楕円形で薄く、頭花は枝先に1個舌状花は白に近い淡青色、頭状花は黄色。

   

  

 

 ☆ イソギク(磯菊)

 キク科キク属、多年草、別名:イワギク、アワギク

 海岸に自生する日本固有の野生菊、園芸でも栽培されている。

  

 

 シラヤマギクは、花弁(舌状花)の数が少なく、まばらに付いているがあるが、手元に写真が見つからない為、後日追加する予定。

 

 以下、花びらがまばらなので、シラヤマギクと思って撮りましたが、

 葉の形と花びらの数が多いのでヤマシロギクとして追加(17/11/17)

   ☆ ヤマシロギク(山白菊)

 キク科シオン属、多年草、別名:イナカギク(田舎菊) 花期:9月~11月、

 山野に生える。舌状花は10枚、

 ネット上でもシロヤマギクと混同して掲載されている、シロヨメナとしているものもある。

 シロヤマギクとは葉の形が違うのでシロヤマギクは外した。

 ケシロヨメナと一番似ているようで判断は難しい、舌状花の細さを考えるとケシロヨメナかも知れない。

  

 今後まだ調べて見ることにする。

 

   <参考>

 園芸種の菊ですが、(17/11/23 追加 撮影日 17/11/2)

 ☆ ユウゼンギク(友禅菊)

 キク科シオン属、多年草、北米原産、別名:ミケルマスデージー

 クジャクソウの仲間、宿根性のアスターです。種類により6月頃を咲かすものもあるが秋が最盛期です。

 半八重、八重咲きもあり、写真は八重咲きです。1

  

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