9月から11月にかけて秋の野菊が山野に咲きますが、
リュウノウギクはやや咲くのが遅いので分かり易いですが、
カントウヨメナ、ユウガギク、ノコンギク、シラヤマギク、シロヨメナを花の色で区別することは、個体変異があって無理と言われていますが、あえて組み合わせて見ましたが、間違いあれば教えて下さい。
☆ リュウノウギク(竜脳菊)
キク科キク属、多年草、花期:10月~11月、
秋遅くに花を付ける野菊、山地や岩場に自生する。全体に樟脳の様な香りがあるとか、嗅いでみてませんが。
☆ノコンギク(野紺菊)
キク科シオン属、多年草、花期:8月~11月、草丈 50cm~150cm
総苞片の先が紫色を帯びている、茎は直立し、頭花は淡い青紫色で、茎の先端に多数が散房状に付く、白い花もある。
☆ カントウヨメナ(関東嫁菜)
キク科ヨメナ属、多年草、道端で見掛ける野菊の一種、ヨメナとユウガギクの雑種とも言われて区別が難しが、葉の切れ込みが小さいものをカントウヨメナとしている。本州中部以西ではヨメナ。
☆ ユウガギク(柚香菊)
キク科ヨメナ属、ヨメナに似た多年草、高さ40cm~150cm
枝が細くて直角に横に出るのが特徴、茎は細く、直立し高くよく分枝する。
葉は互生し、卵状長楕円形で薄く、頭花は枝先に1個舌状花は白に近い淡青色、頭状花は黄色。
☆ イソギク(磯菊)
キク科キク属、多年草、別名:イワギク、アワギク
海岸に自生する日本固有の野生菊、園芸でも栽培されている。
シラヤマギクは、花弁(舌状花)の数が少なく、まばらに付いているがあるが、手元に写真が見つからない為、後日追加する予定。
以下、花びらがまばらなので、シラヤマギクと思って撮りましたが、
葉の形と花びらの数が多いのでヤマシロギクとして追加(17/11/17)
☆ ヤマシロギク(山白菊)
キク科シオン属、多年草、別名:イナカギク(田舎菊) 花期:9月~11月、
山野に生える。舌状花は10枚、
ネット上でもシロヤマギクと混同して掲載されている、シロヨメナとしているものもある。
シロヤマギクとは葉の形が違うのでシロヤマギクは外した。
ケシロヨメナと一番似ているようで判断は難しい、舌状花の細さを考えるとケシロヨメナかも知れない。
今後まだ調べて見ることにする。
<参考>
園芸種の菊ですが、(17/11/23 追加 撮影日 17/11/2)
☆ ユウゼンギク(友禅菊)
キク科シオン属、多年草、北米原産、別名:ミケルマスデージー
クジャクソウの仲間、宿根性のアスターです。種類により6月頃を咲かすものもあるが秋が最盛期です。
半八重、八重咲きもあり、写真は八重咲きです。1
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