秋の草木の実の続編です。
☆ ヒサカキ(姫榊)
サカキ(ツバキ)科ヒサカキ属、雌雄異株、常緑小高木、花期:3月~4月、
10月~12月に黒い実、サカキに比べて葉が小さい、周りにギザギザがある、小形のサカキの意(姫榊)が転訛してヒサカキに(諸説がある)。
サカキ(主に西日本)が手に入らない地方(主に東日本)でヒサカキが神事に代用されている。
☆ カクレミノ(隠れ蓑)
ウコギ科カクレミノ属、常緑小高木、花期:6月~8月、
幼木のうちは葉が3裂、5裂ですが、成木になると長楕円形の葉になる(変化が多いらしい)。
☆ スイカズラ(吸い葛)
スイカズラ科スイカズラ属、半常緑つる性、別名:ニンドウ(忍冬)、日本原産、
各地の道端や林縁に生える。春に甘い香りの白い特徴ある白い花をさかせやがて黄色になる。
花は投稿済の こちらを 参照してください。
☆ ヤマウド(山独活)
ウコギ科タラノキ属、多年草、山菜として好まれる。
スーパーや八百屋の白いウドは栽培によるもので白ウドと呼ばれて捨てる所がほとんどないが、
山菜としての山ウドはアクが強く、葉や先端を天ぷら等として食用にする。
☆ オシロイバナ(白粉花)
オシロイバナ科オシロイバナ属、多年草、又は1年草、
秋に実る黒い実からでる白い粉(おしろい)に見立てて遊んだことからの名です。
☆ ツルムラサキ(蔓紫)
ツルムラサキ科ツルムラサキ属、つる性1年生草本、東南アジア原産、
つるには紫色と緑色の品種がある。葉と茎を食用にする、味はモロヘイヤにやや似て独特ののめりや粘り気がある。
☆ モクゲンジ(木患子)
ムクロジ科モクゲンジ属、花期:7月~8月、別名:センダイバボダイジュ
名前は、ムクロジの中国名の(木患子)モクカンシが転訛したもの。
黄金色の小さな花を多数付ける、果実は三角錐卵形で熟すと褐色に3裂し3室に黒い種子を付ける。
黒い実でなく黒い種子でしたが、タイトルに合っていませんがお許し下さい。
<参考メモ>
以前に投稿済の草木の黒い実の一覧です。
・クロホオズキ 16/11/28、 ・ネズミモチ 16/11/29,
・トウネズミモチ 16/11/30、 ・サルスベリ 16/12/5,
・ジュズダマ 16/12/6, ・ロウバイ 16/12/7,
・ニセアカシア 16/12/9, ・ツゲ 16/12/11,
・シロヤマブキ 16/12/15,
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