歩いて花を探していると色々なものに出会います。
この時期にこんなものにも出会います。
これはドングリの出来そこないでなく、クヌギエダイガフシという 虫こぶ(虫瘤)です。
クヌギエダイガタマバチ(タマバチの一種)が寄生し出来たものです。
秋に孵化し、もしかして今は空き家かも、クヌギには5種類の虫こぶがあるそうです。
虫こぶとは、植物組織が異常な発達して起して出来る突起のこと、虫癭(ちゅうえい)とも言う。
虫こぶは葉や草類の茎、樹木の細枝、花や果実などに見られ、昆虫の寄生により作られるものが多い。
見て余り気持ちが良いものではないが、以外と多くの草木に見られるので覚えておくと良い。
小さないものは以前にも見ましたが、こんなに多くを見たの初めてでした。
良く野道など歩くとノブドウが色とりどりになっている時に、
周りのブドウより粒が大きい、色が違うなどしてよく見ると穴があるものは、虫こぶです。
以前の投稿でヨモギやヌルデ等で投稿してますので、一例として参考まで、
ヨモギクキコブフシ (タマバエの寄生)は、こちら(16/10/1)
ヨモギハベリマキフシ(アブラムシ寄生)は、こちら(16/11/21)
生き物全てが何らかの形で命を次の世代に残しているんですね。
<一口メモ>
虫こぶの名前は、
植物の名前 + 虫こぶの出来た場所 + 虫こぶの形 +フシ(虫こぶを表す)
ノブドウの場合は、 ノブドウ ミ フクレ フシ 、
となっているようです。
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