花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の山野草 散歩途中にて

2018-04-06 | 花の写真

 山野草も次から次へと咲いていますが、

 散歩途中の道端や庭に咲いていたものです。

 

 ☆ ラショウモンカズラ(羅生門葛)

 シソ科ラショウモンカズラ属、多年草、山地の林や林縁に咲く、花期:4月~5月、

 変わった和名だが、京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似ていることから。

  

 

 ☆ ムラサキケマン(紫華鬘)

 ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~6月、

 葉は2~3回羽状に細かく裂け、裂片は更に深く切れ込む。

  

  ☆ キケマン(黄華鬘)

  

 

 ☆ ヤマエンゴサク(山延胡索)

 ケシ科キケマン属、多年草、花期:4月~5月、

 ジロボウエンゴサクと似ているが、

 花柄の付けねにある苞は先端が3~5裂する、ジロボウはギザギザ無しで長楕円。

 

 

 ☆ セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

 キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、中国原産の帰化有毒植物、花期:4月~5月、

 葉がセリの葉に似て、燕の飛んでいるような形の花であることから。

 花弁に見える5個は萼で花弁は薄紫の花です。

  

 

 ☆ フッキソウ(富貴草)

 ツゲ科フッキソウ属、常緑性の多年草もしくは低木、花期:3月~5月、

 日陰でも育つことからグランドカバーに利用される。

 常緑がよく繁殖し繁栄をイメージし、稀になる果実が真珠の様に美しい

 等から縁起の良い名前の由来らしいです。

  

 

 雌雄同株で、

 雄花は、花序の上部に

 多数付き(花柱4本)、

 雌花は、花序の下部に

 数個付く(花柱2本)

 

 

 ☆ エイザンスミレ(叡山菫)

 スミレ科スミレ属、山地の木陰に生える多年草、花期:4月~5月、

 葉が深く切れているので、他のスミレと大きく違う。比叡山で発見されたことから。

 

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