花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野草花もまだまだ頑張っています。リュウノウギク、キクイモ、サラシナショウマ、他

2018-12-06 | 花の写真

 散歩中で出合った野草花を選んでみました。

 

 ☆ リュウノウギク(竜脳菊)

 キク科キク属、多年草、花期:10月~11月、日当たりの良い山地に生える。

 野菊の色々あるうちの1種。竜脳に似た香りからとの事だがどんな香りか?嗅ぎそびれた。

 葉は互生、卵形で3中裂し、裏面は灰白色、舌状花は普通白色だが、のちに淡紅色となる。

  

 

 ☆ キクイモ(菊芋)

 キク科ヒマワリ属、多年草、北米原産、花期:9月~10月、荒れ地で見られる。

 昔、飼料用植物としてやって来たが、栽培でも見られるが野生化している。

 キクイモの舌状花は10枚以上と多めで先端は浅裂、総苞は短く反り返る。

 キクイモと似ているが、花期が遅いので区別出来る。草丈が1.5m~3m位。

 又、キクイモモドキと似ているが、モドキは草丈が低い、葉に鋸歯がある、

 舌下状の中央がこんもり盛り上がっている等の違いがある。

  
 浅川河原にて

 

 ☆ ウシハコベ(牛繁縷)

 ナデシコ科ハコベ属、越年または多年草、花期:1月~12月(4月~6月に多い、

 茎の上部は立ちあがり50cm位までに、上部に腺毛、葉は卵形、萼片は5、狭卵形、花弁は5、

 白色で2深裂萼片と同じ位長い。雄しべ10、花柱5(写真は花弁は萼片より長く花柱も4本は確認)

  

 

 ☆ コハコベ(ハコベ)(小繁縷)

 ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、

 萼片5、楕円形で背は有毛、花弁は5、白色で2深裂し萼片よりやや短い、花柱は3、

 雄しべは7個以下でウシハコベよりかなり少ない。

  

 

 ☆ サラシナショウマ(晒菜升麻)

 キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~10月、山地の木陰や草原に生える。

 長い総状花序、雄花と両性花が付く。殆んどが雄しべ、子房がつく2本、3本の雌しべが見える。

 萼片は白い広楕円状で先が少し広がる。

  

     

  

 ▲葉も黄色くなって若い果実も付き始めていました。

  

 ☆ ヤマゼリ(山芹)

 セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、山地の渓谷のふちた林下に生える。

 小形の複散形花序に白い小さな花を付ける。似たような花も多いがこれも今頃咲くか?

  

 

 おまけに、

 フネツリソウが、小川の向こう土手に咲いていましたが近寄れずアップ写真なし、

 以前に見た紅紫色の花がブルーの色あせた感じで数個咲いていました。 

 

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