散歩中で出合った野草花を選んでみました。
☆ リュウノウギク(竜脳菊)
キク科キク属、多年草、花期:10月~11月、日当たりの良い山地に生える。
野菊の色々あるうちの1種。竜脳に似た香りからとの事だがどんな香りか?嗅ぎそびれた。
葉は互生、卵形で3中裂し、裏面は灰白色、舌状花は普通白色だが、のちに淡紅色となる。
☆ キクイモ(菊芋)
キク科ヒマワリ属、多年草、北米原産、花期:9月~10月、荒れ地で見られる。
昔、飼料用植物としてやって来たが、栽培でも見られるが野生化している。
キクイモの舌状花は10枚以上と多めで先端は浅裂、総苞は短く反り返る。
キクイモと似ているが、花期が遅いので区別出来る。草丈が1.5m~3m位。
又、キクイモモドキと似ているが、モドキは草丈が低い、葉に鋸歯がある、
舌下状の中央がこんもり盛り上がっている等の違いがある。
浅川河原にて
☆ ウシハコベ(牛繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年または多年草、花期:1月~12月(4月~6月に多い、
茎の上部は立ちあがり50cm位までに、上部に腺毛、葉は卵形、萼片は5、狭卵形、花弁は5、
白色で2深裂萼片と同じ位長い。雄しべ10、花柱5(写真は花弁は萼片より長く花柱も4本は確認)
☆ コハコベ(ハコベ)(小繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、
萼片5、楕円形で背は有毛、花弁は5、白色で2深裂し萼片よりやや短い、花柱は3、
雄しべは7個以下でウシハコベよりかなり少ない。
☆ サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~10月、山地の木陰や草原に生える。
長い総状花序、雄花と両性花が付く。殆んどが雄しべ、子房がつく2本、3本の雌しべが見える。
萼片は白い広楕円状で先が少し広がる。
▲葉も黄色くなって若い果実も付き始めていました。
☆ ヤマゼリ(山芹)
セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、山地の渓谷のふちた林下に生える。
小形の複散形花序に白い小さな花を付ける。似たような花も多いがこれも今頃咲くか?
おまけに、
フネツリソウが、小川の向こう土手に咲いていましたが近寄れずアップ写真なし、
以前に見た紅紫色の花がブルーの色あせた感じで数個咲いていました。
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