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27日、西陣聖天雨宝院から京都御苑への散歩で初夏だより

2022-04-27 15:58:48 | sanpo

 昨日は降ったり止んだりで、結局散歩は断念しました。
きょうは雨は上がっていますが、すっきりとした晴れにはなっていなくて曇り空です。
それでも昼には23℃まで上がっていたので、歩くと 暑い 日にはなっています。
 
 きょうの散歩は京都御苑を往復ですが、行き掛けの駄賃は西陣聖天雨宝院から。

サクラが終わっているので、見事に観光客の姿はありません。
静かになった雨宝院で咲き出していたのはトウバナ。
全体に一斉に花を開くと言う事は無くて、目一杯咲いてもこんな物で、長い期間咲き続けています。

一つ一つは小さな花で、等倍撮影してもこの大きさ。
花の巾は3.5㎜ほどです。

 トウバナが咲き出せば初夏だよりらしいと言えそうですが、カタバミもそれらしい花です。

幾つか咲いているカタバミの中から、アカカタバミ。

 手水場の裏手へ廻ると、ヒメウズが実 ( 種 ) を付けていました。

莢が三つが多い中に、莢が四つの物も見られますが、五つとなるとちょっと珍しい?
と思い撮ってきました。

 雨宝院を出て、乾御門へ歩いて京都御苑へ。
児童公園、近衛邸址と歩いて桂の宮邸址南側の草むらへ。

どこにでも有るツメクサ ( 爪草 ) を等倍撮影。
妙顕寺や上御霊神社の物に較べると、ここのツメクサが一番栄養状態が良い様な感じです。
ですが、花の径は4㎜ほどで、花の大きさに変わりは無いようです。

 桂の宮邸址の南側からバッタヶ原へ歩くと、キンポウゲが満開状態です。

この中に入り込むと、ジーンズが花粉で黄色くなっていました。

 キンポウゲをバックにカラスノエンドウ。

珍しくも無い花ですね。
キンポウゲの陰で目立ちませんが、負けないくらいに蔓延っています。
 
 キンポウゲとカラスノエンドウに混じって一層目立たない花で、キクムグラ。

等倍撮影してこの大きさの花で、径2.5㎜ほどしかありません。

 バッタヶ原から大宮御所西側の草むらへ廻ってレンゲ。

花では無くて実 ( 種 ) です。こらから熟してくると黒く変色してきます。

 レンゲの花は一輪も残っていない、という分けでは無くて、この程度の花は残っています。

ミツバチが来てくれなかったら撮らなかった花ですね。

 レンゲの中に混じってツボスミレも咲いていました。

御苑内あちこちで咲いていますが、きょうはレンゲ畑のツボスミレです。

 最後に九條邸址にある拾翠亭を一枚。

右端に藤棚があるので見に行きましたが、藤の花は全く見られませんでした。
拾翠亭は修理が完了していて、屋根の杮が新しくなっていましたし、前の池に和船が一艘浮かんでいました。
以前は無かったもので、今回の修理に合わせて新調された様です。

 ここの公開日は金土日になっていますので、池の端にあるサルスベリが咲く頃に一度入って見ようかなと思っています。

 以上、西陣聖天雨宝院から京都御苑への散歩で初夏だよりでした。



 光復香港、フリーチベット、東トルキスタン、南モンゴル

カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ LEICA 45㎜ F2.8 Macro ASPH

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