どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

誰がために??

2013年06月09日 16時27分27秒 | アニメ
009 RE:CYBORG」をば鑑賞。

観たら絶対ガッカリしそうと思いつつ、観ないでおくのも落ち着かないので(^_^;、とりあえずBDをレンタル。

ああ?やっぱり、悪い意味で期待を裏切らない(?)作品でしたねぇ?(´д`)

やっぱり、人物が3Dモデルなのがダメで。

一生懸命、手描きタッチに近づけようと努力していることは判るんですけど、なら手描きにすれば良いじゃんと(^_^;

全くどのキャラにも感情移入できないし、中身カラッポでカサカサな人形を動かしているだけにしか見えない。

カメラワークによるんですけど、3Dキャラってアップになるとギョロッとした気持ち悪さが前面に出て、特に女性キャラは難しいんですよ。

003フランソワーズは気色悪くて仕方ありませんでした?><

ストーリーもさっぱりチンプンカンプン(´・ω・`)

米国を始め、世界各国をリアルに描写しているんですけど、ファンタジーな部分とうまく融合できてなくて、完全にケンカしてる感じ。

この企画、最初は押井さんが進めていたものを神山さんが引き継いだらしいんですけど、中途半端に押井ワールドが残っていて、神山さんの良いところが死んでいます><

原作ファン、各時代のアニメファン、いずれに向けても、誰も嬉しくない描写。

誰がために闘っているのか判らず、009達がモヤモヤしてばかりで、可哀想になってしまいましたわ(´д`)

リメイク作品として扱っていいのかどうかですが、「宇宙戦艦ヤマト2199」の嬉しい擽られっぷりと、対照的というか正反対なダメな作例としか思えませんでしたね?。

原作に対する愛がないってことでしょうかねぇ?。

とにかくっ!結論として思ったことは、キャラはまずは手描きでなきゃダメだってことですね!

引きのカットや、アクションで効果的部分的に活用する分には良いですが、アップでの芝居には絶えられる代物ではありません。

3Dは今後革新的な表現が生まれない限り、今の概念と作成方法のままでは禁忌な手法だと思います。