どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ルパン三世 PART IV、最終回まで見て

2016年03月30日 19時25分00秒 | アニメ
一通り見ましたけどね...やはり初回での感想とか予感を超えるものは何一つありませんでしたね(^_^;

レオナルド・ダ・ヴィンチのクローンだかを出したりしたけど、活かしきっていない気もしましたし、最後の大仕掛けってのも集団で眠らせただけという、アニメとしての面白さが感じられないショボいラストで(´Д`;)

監督の友永和秀、作画としては超一級で昔から大好きで憧れのアニメーターなんですけど、シリーズを構築する役割としては荷が重すぎたという感じでしょうか...。

おっと思ったのは後半から(?)のアイキャッチ。

旧ルパンのマモーがまさに旧作のタッチそのもので表現されていたので、ほのかな期待を持ってしまったのですが、ストーリーには関わりのない、なんの意味もないものでしたし...(´д`)

BGMは良かったと思います。PART II とか、ときにカリオストロの城からの引用もあって...音楽に刷り込まれたイメージってやっぱ大きいなぁと。

音声繋がりですが、ルパンのVC栗田貫一が良かったなと。年齢相応に渋さが備わってきましたね。反面、次元の小林清志は限界かなと...一人おじいさん声が際だって、痛くて仕方なかったです(^_^;

エッジの効いた大塚康生の作画、アンニュイでアダルトな大隅正秋の演出、狂気を帯びたドタバタを導入した高畑勲と宮崎駿...これらを超える作品世界はもう有り得ないことなんでしょうね。

あとね...やっぱり自分は「ルパン三世」というタイトルが好きということではなく、旧作のスタッフ陣そのものが好きなんだよなと改めて感じた次第ですわ。