どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

2010年、久々に鑑賞

2018年11月11日 20時00分00秒 | 映画
NHK・BSプレミアムで先週「2001年宇宙の旅」と連続放送していたので、録画しておいたものです。

1984年...ちょっと意味深な年だし、色んな思い出もある頃なんですけど、なぜそのタイミングで「2001年〜」の続編を作ったのかは不明です。

当時、結構な話題作だったと記憶していて、映画館には行かなかったけど、レンタル出て直ぐに見ていたと思います。

その時以来なので、30年以上ぶりってことか(^_^;

...でまぁ感想なんですが...初見当時と印象はほぼ変わりませんでしたね。80年代っぽい演出感に懐かしさが加味されたかなとは思いますけど(空気感がエイリアンっぽい)。

もちろん監督はキューブリックさんじゃありません。クラークさんは遠回しに誘ってみたらしいけどスルーしたとかで(^_^;

まぁ...そりゃそうですよね、「2001年〜」だけで十分だし、その謎を解明するなんて蛇足もいいところ!

米ソ冷戦状態が極まって核戦争寸前となった時...木星が第二の太陽と化し、地球は平和になるってどういう理屈?

太陽が二つになって夜が無くなるなんて、今の時代で考えると温暖化が加速して怖いよなぁ...(´д`)

ボーマン船長(の亡霊、あるいは何らかの力による実体化?)がチョイチョイ表れて、メッセンジャーの役割ってのも興ざめだし。

ソ連(ロシア)の宇宙船に米国人が乗せてもらうって設定が、現実的にロシアのソユーズを利用して米国人も行き来している実態を予見しているようで別の意味で面白かった(^_^)

それより何より、主役のフロイド博士があまりにもイメージ違い過ぎて...当時オヤジ俳優として売れっ子だったR・シャイダーさんの起用は完全にミスキャストで、先代のW・シルベスターさんが醸し出す知的で上品さの欠けらもなくて一番残念なところです><

当時も今も観ていて興味を惹かれるのは一点・ワンカットのみ。

浜辺でフロイド博士が使っている Apple llc !可愛い(*^o^*)

電源どうしてるの?とか、炎天下で砂埃そして塩分と湿気という苛烈な環境で使ってたらモノの数分で昇天しちゃうよな!(^_^;

...とまぁ...本当にどうでも良い作品でしたね。ハリウッド映画の悪いところが全部出てしまっていて...1968年作の「2001年〜」より、1984年作の「2010年」の方が遙かに古くさくて、改めて陳腐...やっちゃったなぁ感が満載でした(爆)