タイトルにある「大全」ってのは少々オオゲサな感じがしましたけどね(^_^;
500ページを越える分厚さですが、様々な所縁ある人・著名人・研究家が寄せた想いに愛情がこもっていて、それぞれ数ページずつということもあって、とても楽しく、一気に読んでしまいました。
さながら現代版「小津安二郎・人と仕事」ミニバージョンという感じですかね(^_^)
小津作品といえばローポジ・50ミリレンズというイメージですが、特にレンズへの検証で50ミリばかりではなく、40ミリも多用していたという研究結果が特に面白く、この本の白眉ではないかと思います。
そして最後の三作タイトルに「秋」の文字が付いている...というのも印象に残りました。「晩春」「麦秋」「東京物語」が紀子三部作なら、「秋日和」「小早川家の秋」「秋刀魚の味」は秋三部作なのだと...。
こういう発見と新たなイメージが出来ると、また見たくなってしまうんですよ。興味が尽きることはないなと(^_^)
以前「大系 黒澤明」という、黒澤さんに関するあらゆる文章・資料を5巻にまとめた大書が出ましたけど、その小津版があっても良いんじゃないかなと。上述の「小津安二郎・人と仕事」や「全日記 小津安二郎」なども全部掲載する形でね。
そういったものは現在入手困難だし、復刊するとも思えない...かなり大変なことだろうと思うんですが、後世に伝えるため、ここらでシッカリとまとまった書物が欲しいなと感じている次第です(^_^)
500ページを越える分厚さですが、様々な所縁ある人・著名人・研究家が寄せた想いに愛情がこもっていて、それぞれ数ページずつということもあって、とても楽しく、一気に読んでしまいました。
さながら現代版「小津安二郎・人と仕事」ミニバージョンという感じですかね(^_^)
小津作品といえばローポジ・50ミリレンズというイメージですが、特にレンズへの検証で50ミリばかりではなく、40ミリも多用していたという研究結果が特に面白く、この本の白眉ではないかと思います。
そして最後の三作タイトルに「秋」の文字が付いている...というのも印象に残りました。「晩春」「麦秋」「東京物語」が紀子三部作なら、「秋日和」「小早川家の秋」「秋刀魚の味」は秋三部作なのだと...。
こういう発見と新たなイメージが出来ると、また見たくなってしまうんですよ。興味が尽きることはないなと(^_^)
以前「大系 黒澤明」という、黒澤さんに関するあらゆる文章・資料を5巻にまとめた大書が出ましたけど、その小津版があっても良いんじゃないかなと。上述の「小津安二郎・人と仕事」や「全日記 小津安二郎」なども全部掲載する形でね。
そういったものは現在入手困難だし、復刊するとも思えない...かなり大変なことだろうと思うんですが、後世に伝えるため、ここらでシッカリとまとまった書物が欲しいなと感じている次第です(^_^)