4日の私の誕生日に、マッサンのウィスキーハイボールでワイワイと乾杯したあと
息子が「ハイボールは飲みやすいけど、スモーキーフレーバーが効いたのが飲みたいのう!」
そう言って、数日後にコンビニで「余市」という名のウィスキーを買ってきた。
~ * ~ * ~
この瓶の表のラベルには「芳醇な香りのシングルモルト余市」と名前があって
裏面には、果実を思わせる香り立ちと甘く香ばしい樽熟成の香り、
やわらかでクリーミーな口当たり、モルトの豊かな味わい、とあった。
うわあ!これは楽しみや!
お気に入りの大連切子のグラスに注いで、さあ!乾杯!
「あっ、なんやいい香りやで!」
そして一口くいっと飲み下すと「いやあ!喉にきくわあ!」
「おー!きっつ!」
そこで主人曰く「ウィスキーはごくりと飲むもんじゃないんだよ」
「舌の上で転がすようにして味わうもんなんだ」と。
確かに、そうすると、口の中に甘い香りがふわーっと広がった。
だけど、やはりもっとソフトな感じで飲みたいなあ、、
アルコール分43%だから何かを入れないときついということで
「じゃあレモン絞っていれてみようか?」
「えーっ、それじゃあ焼酎みたいやん、、」
「そうかなあ、、合うと思うけど、、」
ああでもない、こうでもないと言いながらチビチビと飲んだ。
~ * ~ * ~
そして
「そうだ!カフェオレ入れたら美味しいんじゃない?」私が言うと
「えーっ!そこまでしてウィスキー飲まなくてもいいんじゃないの?」と息子。
「いいじゃないの!、、鴨居の大将だったら言うんじゃないの」
「やってみなはれ!」って。
そうだ、やって見なければ分からない。
それで、少し残ったウイスキーに市販の甘いカフェオレを入れてみると
まあ、なんとその美味しいこと!
いい香りに甘い味、邪道かも知れないけれど
意外とこんな突飛な思い付きからヒット商品が生まれたのかも、、
大将の「やってみなはれ!」
チャレンジ精神の肩押すいい言葉である。