私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

声高らかにヤマガラのぴーぴーちゃん

2015年08月17日 | 野鳥のお話

木陰でさえずるヤマガラ

ヤマガラは、漢字で書くと山のスズメ「山雀」、それが示すように雀のように小さくて可愛い野鳥です。
腹部がオレンジ色、頬が白のチャーミングな色彩で、すぐに見分けがつきます。
我が家の庭には今年の夏に初めてやって来ました。
ピーピーと澄んだ高音で鳴き、まるで「こんにちは!」と言ってるようです♪




ー 原色学習ワイド図鑑・学習研究社より ー

最近、日本全国で雀の数が減っていると、何かの記事で読んだことがありますが、
そのことを、このヤマガラや春のヒヨドリの到来によって、身近に感じるようになりました。

雀は、春、夏に屋根瓦の下に巣を作って子育てをするのですが、近年、その瓦屋根の家が少なくなり
営巣する場が減ったことや、この猛暑によって瓦が熱くなり過ぎることなど、幾つかの原因が重なって
子育ての環境が非常に厳しくなったからだと考えられます。



雀と違い、ヤマガラの子育ては元々山の林の中、庭に来ることもなかったのですが、
今では、雀のいなくなった庭が、彼らの居心地の良い場所になったようです。

食料は昆虫や固い木の実ですから、我が家の庭にはどれもいっぱいあります。
「ここに美味しい木の実があるよー」そう言って仲間を呼んでいるんでしょうか、
今朝も元気に可愛い声を張り上げています♪
コメント
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