私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

新緑の軽井沢茶会と幻の茶室「大庵」見学 美術館でピカソの陶器にびっくり!長野県北佐久郡軽井沢町

2023年05月23日 | 茶の湯便り

 

5月21日(日)

軽井沢のお茶会に参加して来ました。

会場は学校法人 中央工学校 南ヶ丘倶楽部

 

 

会場の周囲は木立に囲まれ

如何にも軽井沢らしい光景が広がっています。

 

 

吹く風は爽やかです。

 

 

 

*~ 研修棟 ~*

この建物の中に立礼席、広間席、点心席があります。

研修のための建物で宿泊することも出来ます。

私はその中の八畳の和室に泊めて頂きました。

 

 

 

*~ 八畳和室から見える風景 ~*

別荘で過ごす気分でゆっくり出来ました。

 

 

 

*~ 和室から見える庭と研修棟の一部 ~*

白いシャクナゲが咲き残っていてくれました。

 

 

 

お茶席の順番を待つ時間には

周囲を散策して楽しみました。

緑は目の薬と言われますが

清々しい若葉の色は心の薬にもなりました。

 

 

 

*~ 立礼席にて、茶友四名で ~*

 

ブログ「tyakoの茶の湯往来」様のお席です。

私は兵庫県から、三名は石川県からの参加です。

5年ぶりに会えた茶友たちと

和気あいあいのお席で楽しく過ごさせて頂きました。

 

「tyakoの茶の湯往来」様はご夫婦で活動されておられます。

ご主人様は、専ら大学と高校の茶道部、授業などを担当。

奥様は、ご自宅でお弟子さんのお稽古を担当。

そのように分担されているとのことでした。

何年もブログでお付き合いさせて頂いていましたが

実際にお会いするのは初めてです。

お会い出来てとても嬉しかったです。

ブログは面白いものですね。

どこのどなたか知らなくても、全国の方と交流出来ますからね。

次は兵庫県にお越し下さいね。

 

 

 

*~ 幻の茶室 大庵 ~*

 

大庵は豊臣秀吉が築いた大阪城の城下に

千利休の大阪屋敷があり

そこに設けた「深三畳台目」の茶室です。

元和元年(1615年)五月の大阪夏の陣の際、消失。

以来、幻の茶室として伝えられていました。

その茶室は、384年ぶりに軽井沢南ヶ丘に(推定)復元されて

「大庵」と命名されました。

平成11年10月20日 席抜き(席開き)

※パンフレットより

 

 

*~ 茶室内部 ~*

 

「深三畳台目」は三畳敷きに

「台目」(一畳の約4分の3の広さ)の点前座が付いた間取り。

客席と点前座との間に中柱が立ち

袖壁は上から下まで壁が付いて

点前座を半ば隔てていた。

これが台目構えの原形になりました。

※パンフレットより

 

 

*~ 室内の説明版 ~*

 

 

*~ フロント、南ヶ丘美術館 ~*

二階は美術館になっており

国内外の著名な画家の作品(絵画、陶器、金属工芸など)が展示されています。

そこで驚いたのは、ピカソの陶製茶碗や花入れなど数点があったことでした。

東山魁夷や大原孫三郎、片岡珠子の作品も手で触れられる近さで見られて

お茶会に参加出来た喜びの上に

さらに嬉しいことが重なり、満足の一日となりました。

 

 

 

 

コメント (20)
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