5月21日(日)
軽井沢のお茶会に参加して来ました。
会場は学校法人 中央工学校 南ヶ丘倶楽部
会場の周囲は木立に囲まれ
如何にも軽井沢らしい光景が広がっています。
吹く風は爽やかです。
*~ 研修棟 ~*
この建物の中に立礼席、広間席、点心席があります。
研修のための建物で宿泊することも出来ます。
私はその中の八畳の和室に泊めて頂きました。
*~ 八畳和室から見える風景 ~*
別荘で過ごす気分でゆっくり出来ました。
*~ 和室から見える庭と研修棟の一部 ~*
白いシャクナゲが咲き残っていてくれました。
お茶席の順番を待つ時間には
周囲を散策して楽しみました。
緑は目の薬と言われますが
清々しい若葉の色は心の薬にもなりました。
*~ 立礼席にて、茶友四名で ~*
ブログ「tyakoの茶の湯往来」様のお席です。
私は兵庫県から、三名は石川県からの参加です。
5年ぶりに会えた茶友たちと
和気あいあいのお席で楽しく過ごさせて頂きました。
「tyakoの茶の湯往来」様はご夫婦で活動されておられます。
ご主人様は、専ら大学と高校の茶道部、授業などを担当。
奥様は、ご自宅でお弟子さんのお稽古を担当。
そのように分担されているとのことでした。
何年もブログでお付き合いさせて頂いていましたが
実際にお会いするのは初めてです。
お会い出来てとても嬉しかったです。
ブログは面白いものですね。
どこのどなたか知らなくても、全国の方と交流出来ますからね。
次は兵庫県にお越し下さいね。
*~ 幻の茶室 大庵 ~*
大庵は豊臣秀吉が築いた大阪城の城下に
千利休の大阪屋敷があり
そこに設けた「深三畳台目」の茶室です。
元和元年(1615年)五月の大阪夏の陣の際、消失。
以来、幻の茶室として伝えられていました。
その茶室は、384年ぶりに軽井沢南ヶ丘に(推定)復元されて
「大庵」と命名されました。
平成11年10月20日 席抜き(席開き)
※パンフレットより
*~ 茶室内部 ~*
「深三畳台目」は三畳敷きに
「台目」(一畳の約4分の3の広さ)の点前座が付いた間取り。
客席と点前座との間に中柱が立ち
袖壁は上から下まで壁が付いて
点前座を半ば隔てていた。
これが台目構えの原形になりました。
※パンフレットより
*~ 室内の説明版 ~*
*~ フロント、南ヶ丘美術館 ~*
二階は美術館になっており
国内外の著名な画家の作品(絵画、陶器、金属工芸など)が展示されています。
そこで驚いたのは、ピカソの陶製茶碗や花入れなど数点があったことでした。
東山魁夷や大原孫三郎、片岡珠子の作品も手で触れられる近さで見られて
お茶会に参加出来た喜びの上に
さらに嬉しいことが重なり、満足の一日となりました。