臭木(クサギ)と早乙女葛(サオトメカズラ)=屁糞葛(ヘクソカズラ)
どちらも漢字が示すように
葉や茎に独特の匂いがあって
ほとんど活け花には使われません。
ですが、花はきれいで実は可愛いので
私は気にせずに使っています。
※どちらも茶花大辞典に茶花として扱われています。
臭木は蕾もきれいですから
花が一つ咲き始めた頃を使ってみました。
早乙女葛は渋い黄色の実をつけています。
こうして垂らして使うと自然な感じでいいですね。
使った花器はハゼ壺を模した明石焼です。
おまけは藪豆(ヤブマメ)です。
40年以上当地に住んでいますが
初めて裏山で発見した植物です。
花弁の先が紫色できれいです。
同じ裏山で採って来た萩と活けてみました。
この藪豆は
ひっそりと他の植物の陰にありました。
よほど目を凝らして見ないと見つかりません。
しばらくは
私だけの秘密にしておこうと思います(*^^)v
おはようございます。
名前が分かったのですね。
よかったですね。
山の豆は、ひっそりと咲いていることが多いですね。
花が咲くまではほとんど目立ちません。
蔓で垂れ下がる花を活けるのも、なかなかいいものですね。
臭木も屁糞葛も名前だけ聞くと、印象が悪いのですが、
どちらとも花は綺麗ですね。茶花大辞典に茶花として扱われているのも頷けます。
臭木と屁糞葛だけでは、なんとなく寂しさを感じますが、
この花にヤブマメをあしらわれたことで、印象がガラリと変わりましたね。
活け花としては敬遠される花が、こんなにも素晴らしい作品になるのですから
そこに目をつけられたセンスが光ります。
わぉ、この組み合わせは新鮮♪
ハゼ壺とは漁に使うものですよね。
味わい深い!
野の植物にぴったり♪
藪豆は2017年に投稿したきり。
なかなか出逢えないなぁ~。
裏山はお花の宝庫
殊に越後美人さまにはたまらないお花たちですね
でもヘクソカズラが茶花とはおどろきますね
相当に臭いますがお花は可愛いです
でも不思議ですね 越後美人さまがこのように活けられると
その様なこと感じられないのです
そうあのきれいな藪豆は越後美人さまの秘密なのですね
名前はWeb検索で調べました。
「藪豆」で検索しても同じ花の画像が出て来ましたので間違いなさそうです。
これですっきりしました。
そうなんですね、花の無い状態ではどこにあるか分かりません。
散歩の途中で何回見ても探し切れません💦
蔓のものは蔓を下げて活けるのが、自然でいいですね(^_-)-☆
茶花大辞典に載っていても、お茶席で「お花は?」と尋ねられて
「クサギ」や「ヘクソカズラ」とは答えにくいですね。
ですから、やはりこの二種の花は自宅に飾るだけになりそうです。
ヘクソカズラは「サオトメカズラ」の名を用いて、花や実を活けるのは良さそうです。
藪豆は小さくて目立たないので、根元に萩を入れて少し華やぎを加えました。
しみじみとした味わいがありますね(^_-)-☆
この組み合わせは新鮮でしょう~♪
なかなか見られない組み合わせだと思います。
歩いて10分以内で、どちらも手に入る地の利がありますから、
きれいな花の状態が短いクサギは特に、見つけた時すぐに活けられるのが有難いです。
せっかくきれいな花なのに、少々の匂いがあるばかりに「臭木」の名前を頂いて可哀想です。
そろそろ別な名前にしてもらえないでしょうかね~(^_-)-☆
ちょこっと散歩のついでに採って来れるので、裏山は花の宝箱です。
ヘクソカズラは花も可愛いですが、実もいいですよね♪
茶花として使う場合は「サオトメカズラ」とすればいいですね。
クサギは別名でも「臭木菜」「臭桐」漢名ですと「臭牡丹樹」や「海州常山」があります。
臭のついていないのは「海州常山」なのでこれにしたらどうでしょうね。
この名前なら堂々とお茶席に活けられますね。
藪豆はしばらく私だけの秘密にしておきます。
こっそり採って、こっそり活けて楽しもうかと・・・(^_-)-☆
臭木と早乙女葛 器ともバッチリ
素敵な生け花で心和みます
どのお花も器とよく合って素敵です
臭木も早乙女葛も臭いとされていますが、花はきれいです。
きれいな花は何でも活けたくなります。
早乙女葛の実は渋くて秋らしさを出していますね。
花器は素朴な感じが気に入っています。
そのように言って頂けて嬉しいです♪
有難うございました(^_-)-☆