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2014年9月12日 長崎・五島旅行 1日目(その1)

2014年09月15日 19時49分58秒 | 旅行

九月の三連休を利用して、長崎の五島列島に行ってきました。

長崎県に足を踏み入れるのは初めて、離島も初めての経験です。

なぜ五島かというと、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のとして、一部の教会が世界遺産への登録を目指しており、現在ユネスコに暫定登録されています。

 

今年、富岡製糸場と絹関連遺産群が世界遺産に登録されました。富岡製糸場には数年前に行ったことがありますが、その時の見学者は数十人ほどでした。しかし、登録された後、連日数千人の見学者が訪れる状況を見て、世界遺産に登録される前に行っておく必要がある、と思った次第です。

 

今回は離島ということで現地の状況もよくわからないため、JTBの個人周遊型ツアーを利用しています。往復の航空機、フェリー、現地での宿泊、レンタカーおよびチャーター船による観光・移動がセットになったプランで、価格が安いわけではないですが、手間も含めトータルで考えるとなかなかお得なプランだと思います。

 

まずは羽田空港から福岡空港へ。最近旅行ではJALが多かったのですが、今回の往路はANA利用です。

JTBのツアーなのでJALも選択可能ですが、ANAを選んだ理由は、福岡での乗継便がANAのコードシェア便だからです。羽田で荷物を預ければ福江空港まで運んでくれます。

 

今回の機材はB777-200です。久々の大型機ですが、座席配置が3+4+3なのでちょっと窮屈な感じはあります。

 

 

九月の九州、しかも離島ということで、台風が心配でしたが、幸いなことに今回の旅行中に日本に接近しそうな台風の情報は今のところありません。

 

順調に飛行して福岡空港着。

 

 

 

 到着は第二ターミナル、乗り継ぎのオリエンタルエアブリッジは第一ターミナルとのことで、結構歩きます。

 

 

 第一ターミナルは、要するにターミナルの端っこで、ローカル便が集められています。少し早めの便で福岡についたので、場末感のただようターミナルの二階のうどん店で早めの昼食を食べ、待合室で待っているとアナウンスがあり、少し遅れるとのこと。

 

オリエンタルエアブリッジは長崎を拠点に離島を結ぶ航空会社で、航空機は二機しか所有していません。

今回搭乗する機材も朝長崎を出て、対馬→長崎→福江→福岡とフライトしてきているはずで、折り返し時間は20分~25分程度、一回何らかの理由で遅れると回復は難しいと思われます。

 

 

使用する機材はボンバルディア DHC-8-200.39人乗りで、タラップ搭乗となります。

 

 

 内部はだいぶくたびれた感じがあります。満席で福岡空港を出発。客層は観光客あり、ビジネス客あり、帰省らしい家族連れありと様々です。

 

滑走路一本での離着陸回数が日本一多い福岡空港なので、しばらく離陸待機させられ、遅れが増大して離陸。ORCにとって、福岡便は悩みの種なのかもしれません。

 

ジェット機に比べ飛行高度が低いので、地上がよく見えます。海の向こうに壱岐も見えますが、意外に近く感じました。

 

佐世保上空から五島灘に出て、中通島(上五島)が見えてきました。

 

 

ほどなく降下体制に入り、鬼岳をぐるりと回り南側から福江空港に到着。

 

九州本島とは違うのどかな空気です。

 

 

 出口では教会のステンドグラス風の飾りが出迎えです。

 

 

工程表ではここで、レンタカー会社に電話することになっていたのですが、五島レンタカーの方がちゃんと空港で待っていてくれました。

 

今回のレンタカーは電気自動車です。

五島は長崎EV&ITSプロジェクト(要するに電気自動車と通信システムのインフラ整備を進めるプロジェクト)の実証試験会場となっており、レンタカーを中心に多くの電気自動車と、何か所かの急速充電設備が設置されています。

空港からレンタカー会社の事務所に向かう途中、電気自動車の使用方法のレクチャーと、一番気になる航続距離の情報を教えてもらいます。

導入後4年経過し、だいぶバッテリーが劣化してきており、70%程度しか充電できないこと、島内はアップダウンが多く、エアコンを使用していると途中何か所か充電しないと島内一周はできないとのことでした。

 

あと、ガソリン車の場合満タン返しが基本ですが、電気自動車の場合、あとで充電するので充電代として550円いただきますとのこと。

 

五島レンタカーの事務所は、福江港ターミナルビルの中、島内でバスやタクシーを運営する、五島バスの事務所と同じでした。

 

 

車は三菱自動車のi-MIEV、軽自動車です。今回は3名なのですが、内部は意外と広く、3名であれば荷物を積んでも充分な広さです。4名乗車だと厳しいかもしれません。

 

 

ところで、今回のツアーには、「しまとく通貨」という、島内の加盟店で使用できる商品券が一人あたり6000円分ついています。まあ、ツアー料金を安くする代わりに島でお金を落としてくれということなのでしょうが、一人6000円はおおきいです。

福江港ターミナルは福江島観光の拠点となっとり、受取場所の五島観光協会も五島バスの事務所のすぐ向かいにあり、便利です。

 

ということで手続きを終了し、いよいよ島内観光に向かいます。といってもなんだかんだですでに14時、どれだけ回れるか、電気自動車のバッテリーの持ちはどんな感じかわかりませんが、ターミナル近所の「エレナ」というスーパーでミネラルウオーター等飲み物を購入し、出発します。

 

 

 

                       <その2に続く>

 

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