ありがたいことに今日も上天気だ。
今日は殺生石を見に行こう。殺生石というのは火山地帯によくある○○地獄といわれるような火山のふもと近くの噴気が出ているエリアにある石のこと。玉藻の前の伝説により知られているそうだ。
自分はこれまで殺生石については知らなかったが、那須野が原の悪狐退治の話が広島県の芸北神楽の演目にあるので、伝説の中身については少しイメージがある。
殺生石については現地に説明板があった。
それはともかく、何もない道の駅「那須野が原博物館」(自動販売機すらもない)を後にして、殺生石に向かう。
連休の最終日とあって車が多いなあ。途中に道の駅「湯の香しおばら」があったので立ち寄った。広い駐車場がいっぱいになっている。
入口にこんなものがある。
道の駅としてはありきたりのところだが、前の広場が広いなあ。なにかイベントをするために、こんな造りになっているのかな。
坂道を那須湯元温泉の方面に上がって行く。温泉街を抜けて正面に神社が見えてきた。Googleのナビではこの神社の前を左に曲がれと言っている。
かなりの急坂を少し上がったところで、神社の手前に駐車場もあったし神社に参拝していこうという気になって、Uターンして駐車場に入れた。
神社は「温泉神社」というなんともありがたくもないような感じだが、たびの安全とお孫ちゃんの健やかな成長を祈願してこよう。
参道脇にはまだ雪が残っている。そして歩いていると硫黄温泉の硫化水素臭が強い。
これが拝殿と、脇にある神木かなあ五葉松で樹齢800年だそうだがあまり高くはない。拝殿の横から左上に殺生石に続く山道があるが、雪の山道など歩きたくもない。
さてこれから先ほどの坂道を走って殺生石に行こう。ふと拝殿を背にして左の方を見ると、数人の観光客が下の谷をのぞき込んでいる。下の温泉街でも見ているんだろうとも思ったが、ついでだから行ってみた。
これは何ということだ。下の谷の左奥の方にいわゆる地獄谷の景観が見え、木道がつながっている。その先が殺生石らしい。もっと山の上の方かと思っていたが、すぐそこだ。
今立っている遊歩道が殺生石につながっている。
少々雪は残っているが、大丈夫。
向こうの縄がかけてある石が殺生石だ。溶岩が割れた石のようだ。イメージとして殺生石の下から噴気がごうごうと出ているのかと思ったが、取り立ててすごいという感じもない。
北海道の硫黄山や九州の島原、箱根などもっと活発に噴気を出しているところも多いが、その昔はここももっと派手に活動していたので伝説までできたのだろう。
帰り道は木道を通ってクルマに戻る。もし温泉神社に参拝しようとしてUターンしなかったら、山の上の方で目的地を見つけることができないでいた。参拝後に谷の方に覗きに行かなかったら、やはりクルマで山の方に走っていただろう。こんな風になんとなくそっちがよさそうだから行ってみたら正解だった。これってある種の霊感だろうか。
もうあの急坂を登っていく必要もない。クルマの手前にある下に降りていく階段のところで鹿の湯の看板を見つけたので下を覗いてみた。
平屋のいかにも湯小屋という温泉場がある。あれが有名な濁り湯の鹿の湯だな。
鹿の湯の駐車場にクルマを入れて、お昼を食べたら温泉だ。
男湯の中には2m四方くらいの木製の浴槽が6つあり、41度から48度まで少しずつ温度が違う。自分は46度に一度肩までつかったがすぐにギブアップ。以降は44度で出たり入ったりを繰り返していた。つわものの人たちは48度でもまだまだぬるいと豪語していたが、まわりで座っているだけで湯船にずっと入っているのを見ることはなかった。お湯は青みがかった乳白色で硫化水素臭いっぱいのいかにも温泉というお湯だ。pHは2.6でかなりの酸性。
お湯からでて2時間経った今でも肌から温泉臭がするので、成分が肌に残っているわけだ。
鹿の湯を出て道を下ったところにある道の駅「那須高原友愛の森」にやってきた。ちょっと覗いてみようという感じで立ち寄ったが、広い敷地にいろいろな建物が建っていて面白い所だ。駐車場も広く真っ平。水もあるしこれは気に入った。
惜しいのは営業時間が16時までということ。なるほどこの辺りまで来る観光客は16時には帰ってしまうんだろうな。それならなおさら明朝見てみたい気がする。
ということで、ここで車中泊しよう、だけどちょっと夜は冷えるかな。それと今夜の夕食を買っていないので、何かありわせのものでしのぐしかない。
店は閉店しているが明るいのでざっと見て歩いた。
右側の平屋の建物は観光情報センターだ。ここだけは18時まで営業だ。中に入ると事務所に担当の人が2人仕事をしているし、いろいろと観光案内もある。ただ那須町が中心で栃木県全体のものはわずかだ。ここまで来てやっと観光情報に出会ったよ。
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今日は殺生石を見に行こう。殺生石というのは火山地帯によくある○○地獄といわれるような火山のふもと近くの噴気が出ているエリアにある石のこと。玉藻の前の伝説により知られているそうだ。
自分はこれまで殺生石については知らなかったが、那須野が原の悪狐退治の話が広島県の芸北神楽の演目にあるので、伝説の中身については少しイメージがある。
殺生石については現地に説明板があった。
それはともかく、何もない道の駅「那須野が原博物館」(自動販売機すらもない)を後にして、殺生石に向かう。
連休の最終日とあって車が多いなあ。途中に道の駅「湯の香しおばら」があったので立ち寄った。広い駐車場がいっぱいになっている。
入口にこんなものがある。
道の駅としてはありきたりのところだが、前の広場が広いなあ。なにかイベントをするために、こんな造りになっているのかな。
坂道を那須湯元温泉の方面に上がって行く。温泉街を抜けて正面に神社が見えてきた。Googleのナビではこの神社の前を左に曲がれと言っている。
かなりの急坂を少し上がったところで、神社の手前に駐車場もあったし神社に参拝していこうという気になって、Uターンして駐車場に入れた。
神社は「温泉神社」というなんともありがたくもないような感じだが、たびの安全とお孫ちゃんの健やかな成長を祈願してこよう。
参道脇にはまだ雪が残っている。そして歩いていると硫黄温泉の硫化水素臭が強い。
これが拝殿と、脇にある神木かなあ五葉松で樹齢800年だそうだがあまり高くはない。拝殿の横から左上に殺生石に続く山道があるが、雪の山道など歩きたくもない。
さてこれから先ほどの坂道を走って殺生石に行こう。ふと拝殿を背にして左の方を見ると、数人の観光客が下の谷をのぞき込んでいる。下の温泉街でも見ているんだろうとも思ったが、ついでだから行ってみた。
これは何ということだ。下の谷の左奥の方にいわゆる地獄谷の景観が見え、木道がつながっている。その先が殺生石らしい。もっと山の上の方かと思っていたが、すぐそこだ。
今立っている遊歩道が殺生石につながっている。
少々雪は残っているが、大丈夫。
向こうの縄がかけてある石が殺生石だ。溶岩が割れた石のようだ。イメージとして殺生石の下から噴気がごうごうと出ているのかと思ったが、取り立ててすごいという感じもない。
北海道の硫黄山や九州の島原、箱根などもっと活発に噴気を出しているところも多いが、その昔はここももっと派手に活動していたので伝説までできたのだろう。
帰り道は木道を通ってクルマに戻る。もし温泉神社に参拝しようとしてUターンしなかったら、山の上の方で目的地を見つけることができないでいた。参拝後に谷の方に覗きに行かなかったら、やはりクルマで山の方に走っていただろう。こんな風になんとなくそっちがよさそうだから行ってみたら正解だった。これってある種の霊感だろうか。
もうあの急坂を登っていく必要もない。クルマの手前にある下に降りていく階段のところで鹿の湯の看板を見つけたので下を覗いてみた。
平屋のいかにも湯小屋という温泉場がある。あれが有名な濁り湯の鹿の湯だな。
鹿の湯の駐車場にクルマを入れて、お昼を食べたら温泉だ。
男湯の中には2m四方くらいの木製の浴槽が6つあり、41度から48度まで少しずつ温度が違う。自分は46度に一度肩までつかったがすぐにギブアップ。以降は44度で出たり入ったりを繰り返していた。つわものの人たちは48度でもまだまだぬるいと豪語していたが、まわりで座っているだけで湯船にずっと入っているのを見ることはなかった。お湯は青みがかった乳白色で硫化水素臭いっぱいのいかにも温泉というお湯だ。pHは2.6でかなりの酸性。
お湯からでて2時間経った今でも肌から温泉臭がするので、成分が肌に残っているわけだ。
鹿の湯を出て道を下ったところにある道の駅「那須高原友愛の森」にやってきた。ちょっと覗いてみようという感じで立ち寄ったが、広い敷地にいろいろな建物が建っていて面白い所だ。駐車場も広く真っ平。水もあるしこれは気に入った。
惜しいのは営業時間が16時までということ。なるほどこの辺りまで来る観光客は16時には帰ってしまうんだろうな。それならなおさら明朝見てみたい気がする。
ということで、ここで車中泊しよう、だけどちょっと夜は冷えるかな。それと今夜の夕食を買っていないので、何かありわせのものでしのぐしかない。
店は閉店しているが明るいのでざっと見て歩いた。
右側の平屋の建物は観光情報センターだ。ここだけは18時まで営業だ。中に入ると事務所に担当の人が2人仕事をしているし、いろいろと観光案内もある。ただ那須町が中心で栃木県全体のものはわずかだ。ここまで来てやっと観光情報に出会ったよ。
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