ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

三瓶山を縦横

2013年09月13日 | 2013/8 暑い夏は中国山地
 今朝の天気予報によれば雨の心配はなさそうだ。雨具を持っていくことは必須として、一日中三瓶の山中を歩くことにする。ただし危険を伴うベテラン向きのコースは避けるつもり。
 一晩お世話になった三瓶自然館の臨時駐車場を出て、自然館新館駐車場に移動する。ほんの500メートル。ここが男三瓶姫逃池登山道口だ。出発は8時。
 昨日コンビニに立ち寄りそびれて、おにぎりを買っていなかったので、ゆで卵とトマトのサンドイッチを作るなど、早朝からばたばたして出遅れてしまった。
 

 しばらく広葉樹林帯を歩いて後、急傾斜の斜面をジグザグに登っていく。今回のたびからストックを持ってきたので、急傾斜の道でもかなり楽に歩くことができる。このストックは20年近く前までスキーに使っていたが、山用に4センチ切り縮めてきた。
 10時に男三瓶山頂に到着。


 やっと山頂付近の花にも視線が流れる。
  

 

 男三瓶の山頂はなだらかな丘の上をススキが揺れる高原。そこの端から子三瓶山を望む。
 

 簡単に子三瓶にいけそうな気がしたが、そうはいかなかった。
 

藪こぎと苔のついた岩の急傾斜直降ルートにてこずった。
 やっとのことで子三瓶山頂に到着。ここで昼食とした。
 

 ここから三瓶火山のカルデラである室ノ内まで降りて、室内池に至る。


 昔はこのカルデラ内で牛の放牧などをしていたのかなと思いつつ、帰り道を考える。すでに13時、もう高い山まで登る元気がない。結局、男三瓶と子三瓶のあいだの鞍部を越えて西の原を目指すことにする。西の原手前の中国自然歩道を北に向かえば、出発地点に戻れる。
 ということでくるまに戻ったのが16時30分。結局8時間以上も山の中を歩き回ったことになる。
 足はよれよれ、ストックを使っていたので腕も重い。温泉につかって疲れ取ろう。
 本日の温泉は三瓶温泉亀の湯。地元の共同浴場で源泉かけ流し、35度でぬるい。これなら何時間でも入っていられそう。
入湯料200円は入り口の料金箱に自主的に放り込む。オレンジ色のにごり湯で気持ちよくゆったりしていると、おぼれてしまいそうだ。
 温泉前のスーパーで食料を買って、今夜は西の原の駐車場で車中泊のつもり。
 ところが西の原にくるまをとめるとおびただしい数の羽蟻がくるまに寄ってきた。こいつは網戸の目をくぐって室内に入る厄介者だ。ここでの車中泊はあきらめて、昨日と同じ三瓶自然館の臨時駐車場のトイレの前で続けてお世話になる。

 

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石見銀山を堪能

2013年09月12日 | 2013/8 暑い夏は中国山地
 今日は石見銀山をたっぷり歩いた。

B地点がくるまを停めた石見銀山公園、C地点の龍源寺間歩まで遊歩道を歩き、龍源寺間歩出口から佐毘売山神社を通って仙ノ山の石銀集落跡に登り、世界遺産センターに行く。そこから遊歩道(急な下りの山道)を降りて石見銀山公園に戻る。全行程5時間。BからA間の町並み地区は昨日回ったので今日はパス。
 疲れはそれほどでもないが、上下汗でびっしょりだ。世界遺産の構成要素のひとつである温泉津に行って温泉に入ることにする。本日行ったのは温泉津温泉「薬師湯」。入湯料350円、石鹸シャンプーなし。湯船は狭く、洗い場も5口しかないがいいお湯だった。源泉かけ流しの温泉の成分が湯船の縁や洗い場の床で析出して石になっている。
 温泉を出たら、三瓶山のふもと三瓶自然館サヒメルまで来て、明日の三瓶山登山に備える。明日は午後から雨模様のようだ。早めに出発しよう。

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石見銀山に着いた

2013年09月11日 | 2013/8 暑い夏は中国山地
 本日、お昼過ぎに広島を発って16時30分ごろ、石見銀山世界遺産センターに到着した。ここの駐車場は広くてわずかに傾斜があるが、ほとんど問題ないレベル。ここで停泊するつもりで夕食前の腹ごなしに自転車で銀山まで走っていくことにする。センターに行って地図をもらいがてら相談してみたら、今の時間は中心部にある「石見銀山公園駐車場」車を停めてそこから自転車を走らせたほうが良いという。お勧めに従って銀山公園まできたら、駐車場はガラガラ、集落の中とはいえ前が生垣で静かな場所なのでここで一泊させていただくことにする。
 とりあえず自転車を出して、龍源寺間歩の入り口まで軽い上りで2Km、折り返して下りをびゅんびゅん走って再び公園駐車場、今度は自転車を押して趣のある町並みを0.8Km歩く。物足りないが本日はこれまで。明日は全行程を歩くつもりなので自転車を仕舞って夕食とする。
 今夜ここで停泊するつもりかワゴン車が後ろのゲートを開けて食事をしているようだ。集落の中とはいえ、誰もいないよりは心強い。
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