ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

弟子屈の四周の山々はすべて霧の向こうだが、摩周湖に行ってきた。そして神の子池に(2016/9/3)

2016年09月04日 | 2016/7-8 北海道のたび 3
 朝の弟子屈の周囲の山は霧の向こうで全く見えない。



こんな時でも摩周湖の第一展望台ライブカメラというのがあって、様子を見るのに便利だったが現在カメラの故障中のようだ。

 昨年も霧の中を上にあがったらよく見えたということがあったので、ダメもとで上がって行った。

 第一展望台駐車場は有料なので入口に係員が待っている。最初に聞いたのは「湖面は見えますか?」
それに対して力強く「大丈夫、よく見えてるから」。それで一応安心して料金を払って入場。

 これだ!これが見えなければ話にならない。



ちょっとパノラマで。



 ただ、対岸のカムイヌプリは中腹からガスがかかっていて、30分待ってみたが姿を見せなかった。

 そのうち第三展望台の方も霧に包まれてきたので、急いで第三展望台に。



よかった。ここからも静かな湖面が見えている。



この第三展望台の駐車場から硫黄山、屈斜路湖方面の景色が素晴らしいのだがそれは真っ白で全くだめ。



でも、ここでは摩周湖が見えたら万々歳だ。

是非とも行ってみたいという次女の希望で、ここからぐるりと北の札弦の辺りまで回って神の子池に向かった。最後の2キロくらいは、所々にこんなでこぼこがあるダート。



道幅には余裕があるがどこを走っても穴にはまって、クルマが大揺れだ。到着した先の駐車場は50台くらいは入れそうだ。



いよいよ神の子池。池は駐車場のすぐ先にある。



ええッ !! これなの? 水は大雨にも関わらず澄んでいるが、どこが神秘の池なんだ。

と思ったのは早合点で、木道を20メートルほど行くと、



これは素晴らしい。まさに神秘のブルー。感動モノだ。



水深5メートルの底の白い砂の真ん中から、黒い砂がもくもくと湧き上がってふわ〜っと周りに拡がっていく。その黒い砂が落ち着いたら、また白い砂になる。これも不思議。

湧き上がっている砂の周りでは、オショロコマが10匹くらい静かに泳いでいる。ほとんど静止しているように見えるので、奥も次女もなかなか見つけることができなかったようだ。そして白い砂が小さくもこもこと湧き上がっている所もある。いつまで見ていても飽きることのない光景だ。



帰りがけに池の水が川になって流出している所をみると、30センチ超のオショロコマが泳いでいた。

帰り道は南回りで弟子屈に戻る。道道だが立派な道だ。弟子屈で弟子屈ラーメンを食べたら、再び北上して硫黄山方面に走る。



硫黄山は元気に噴気を上げていた。次女はこの噴気に包まれて自分がゆで卵になった気分だよと表現していた。立ち入り禁止場所にある噴気孔に硫黄の塔が出来ていた。

今度は屈斜路湖の砂湯だ。やはり屈斜路湖も水位が上がっている。いつも砂を掘っている場所がだいぶ後退している。


既にあったお湯たまりを足先でズリズリ掘って、足湯の写真。



ここから美幌峠峠方面はすっぽり霧の中だ。このまま弟子屈に戻り今度は阿寒湖に向かう。

双湖台からはペンケ、パンケもきれいに見えた。



阿寒湖アイヌコタンに着いた。遊覧船でマリモを見に行く時間はない。奥と次女は早速コタンと土産物街に出て行った。



自分はクルマの中でしばしの休憩。

 阿寒湖温泉を出て釧路方面にしばらく行くと滝見橋という橋がある。すぐ横が広い駐車場だ。この橋は名前の通り滝を見る橋。阿寒湖から流れ出る水が滝となって阿寒川になっていく。



 水量も増えているのでこれはすごい光景だ。滝の周りも中ほども樹木に覆われているが、枝葉を透かして見ると何とも豪快な滝だ。

次女は今夜、釧路空港から東京に帰るので、空港まで送っていく。長いようで短い五日間だったよ。

来年はどこに行こうかね。

これからまた夫婦二人の旅だ。そろそろ帰ろうか。といっても、広島は遠い。ゆっくりと行こうかね。

 今日は道の駅「しらぬか恋問」で車中泊にする。国道脇だが奥の海岸際まで行くと波の音でまぎれて眠りにつくことができそうだ。



 今日は久しぶりにかなりの距離を走った。本日の走行は294.2キロ、燃費は11.3km/Lだった。



 日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。

ここをクリックして投票をお願いします。








コメント

今日の霧多布湿原は良かったが、目当ての釧路湿原展望台への道が通行止め (2016/9/2)

2016年09月03日 | 2016/7-8 北海道のたび 3
 今朝の霧多布岬は霧も晴れてきたが、相変わらずの曇り空。






 朝食前に岬の方まで歩いてきた。この岬は花の種類が多いのでなかなか嬉しいところなのだが、今日は時期も遅いので、エゾフウロが少し咲いている程度で、花がない。





 霧多布湿原センターの木道もあまり期待は持てないが、行ってみたらかなりいい感じだった。



結構花がある。





これはトリガブトかな。







すっかりおなじみになったクサレダマとサワギキョウ。









最後にエゾフウロだ。



 その後は琵琶瀬展望台から霧多布湿原全体の眺望だ。





ここから厚岸までは海岸沿いの丘の上を走る。といっても海は谷になっている所から時々見える程度だ。



厚岸の道の駅、グルメパークでカキを食べようと、寄り道もせずに走ってきた。





2階の炭火焼 炙り屋、入り口を入ってすぐの所でまず食材を選ぶ。特大のカキはもちろん串に刺した貝などをトレーに入れて支払い。



炭火焼テーブルに付いて、店の人の説明を聞いて早速焼き始める。ご飯ものはここで別途購入だ。



炭火の火力が強いのでどんどん焼きあがる。美味しくて満足の昼食だ。

釧路で買い物の後、細岡湿原展望台に向かう。ところが国道から少し入った所で、この先通行止めの看板がある。増水による道路の冠水ということだ。もう一つのコッタロ展望台へは普段から冠水ギリギリのダートなので通行止めは予想していたが、細岡への道路は余裕があると思っていたのに残念だ。

予想通りコッタロ展望台への道は入ってすぐに水中に消えていた。そのすぐ先のサルボ展望台は昨年も登山道が崩れて通行止めだったが、様子を見ようと駐車場に入ってみた。



数台の車がいたが、やはり山道は通行止めだ。いやよく見るとこの先25メートルの所に迂回路があるようだ。



こんな道だが滑らないように注意して登ってきた。



展望台の上からは、先にある山が邪魔をして湿原が遠くに見えるだけ。



釧路湿原の展望台というよりも塘路湖の展望台だな。



ここからさらに750メートル先のサルルン展望台まで行けば、湿原の全体が見えるのだろう。もう時間もないので諦めた。

標茶で温泉に入ってさらに先を急ぐ。今夜は道の駅摩周温泉で車中泊だ。さすがにこの時期なると空いている。第二駐車場に楽々と入ることができた。





 日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。

ここをクリックして投票をお願いします。





コメント

どこに行っても霧の中、霧の霧多布岬キャンプ場で根室のサンマを焼いた (2016/9/1)

2016年09月02日 | 2016/7-8 北海道のたび 3
 道の駅「おだいとう」の朝は真っ白の霧に包まれている。



 道路を走ってもこんな具合。



これでも200メートルくらい先の車のライトはわかる。そんな中であっという間に追いついて、追い越しをかける大型トラックがいたので、少しスピードを落としたところに、前方から対向車がやってきたのであせってしまった。トラックが減速して後ろに下がっていくので、こっちはアクセルを踏んだがなかなかスピードが上がらない。間に合わなかったら、弾き飛ばされるのではないかと思った。追い越しをかけられたこちらが怖い思いをするのは、何か理不尽だ。

 駐車帯もない。バス停を見つけてそこに飛び込んで、先に行ってもらった。向こうは多分慣れた道なので霧の中でも平気なんだろうがこっちはそうもいかない。

 そんな道を走って根室市の風蓮湖の東端の春国岱に到着。





木道をどんどん歩いていくと、先の方で倒壊して先に進めない。



 一昨年の8月にここに来た時にはこのあたりでエゾシカを間近に見ることができたのだが姿が見えないのが残念。

 ふと渡ってきた橋の対岸遠くを見るとどうやら向こうにいるようだ。それッと歩いて行ったがこれが大失敗。先の方に水があって進めないし、蚊がものすごい数で攻めてきた。衣服の上からでも刺してくる。それを手ではたくと一度に5匹も当たるほど。それで結局、遠目にエゾシカを見ただけで走って逃げかえった。



そうだ、帰り道の砂の上に足跡。



 その後根室市街まで行って買い物と昼食。サンマと秋鮭とかれいを買って、今夜は炉端大将で焼いて食べよう。

 それで今夜は霧の霧多布岬キャンプ場で宿泊する。



霧雨が降っているのでタープを張って、もうもうたる煙を出してサンマを食べた。自宅でもこんな煙は出せないなあ。





日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。

ここをクリックして投票をお願いします。
コメント