演劇やまと塾公式ブログ

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故手塚カズさんお通夜

2012年12月17日 23時05分44秒 | Weblog

こんばんは水野です。

昨日、奥様の手塚郁恵さまからご連絡をいただきました。手塚カズさんがお亡くなりになられたと。おだやかに、眠るよ

うな最後だったと伺いました。

本日のお通夜に副会長と参列してきました。会長は風邪気味で私たちが名代でした。

やまと塾がスタートしたころ、桜ヶ丘学習センターや福田コミセンで、手塚さんの絵本「あしたへ続く道」を貝塚さんが

脚本化しての公演を行いました。

その後の本公演「CANVAS」の時に、森の中で、絵をかく老婆のために、イーゼルをお借りして、絵のご指導もいただ

きました。また、当日は、タクシーと車いすを使って、学習センター会場まで、お越しいただいたき、観劇していただい

たのも、今は懐かしい思い出です。ロビーには手塚さんの作品もお借りし展示いたしました。

 

手塚カズさんは、その後、絵本「いのちの童話」「愛に目覚めたノラ物語」「竜の宮街道の妖精」など、創作続けられ、

ずっと、創作の意欲は衰えることはなかったとの、お話を伺いました。

1999年に出版された、「ぶながやの森」の絵本を式場でいただいてきました。沖縄の自然に目を向けて、環境問題を

やさしく作品に仕上げていられる絵本。大和塾稽古に次回持参します。

手塚さんは89歳でなくなられるまで、現役で自立した生活をおくられ、奥様のお仕事を、ずっと支え続けられたと、お

になりました。郁恵さんは、看病の傍らで執筆をなさり、脱稿、校了までなさり、その後、カズさんをみとられたとのこ

と。その題名は「自分を信じるレッスン」やまと塾でも読みたい本の題名ではありませんか?

お通夜は、一人ひとり、故人との対話が心に刻めるような、落ち着いたよい式でした。ピアノの演奏と献花がカズ

さんの優しさをいっそう引き立て、今も余韻が残っています。ご冥福をお祈りいたします。

 

昨日は、森田徹さんが来てくださって、やまと塾のワークショップ。参加者がとても多く、会場が狭く感じられるほど。

準備運動を見てくださって、体の固さが、声にも反映するので、身体を柔らかくするためのウオーキング方法はこうで

すーーーとのご指導をいただきました。

その後、数種類の数字に関するゲーム、言葉に関する、イメージを豊かにするゲームを教えてくださいました。

印象的だったのは、場面をどんどん変えて、演じていく、グループゲーム。あとで入る1人が場面決定のコマンドを

にぎっていて、全員がそれに応えていくものは、見ていて面白かった。他にもありました。(略)

楽しい時間に、大人も子供も、はしゃぎました。塾生だけの稽古では得られない収穫。指導者は大切ですね。森田さん

ありがとうございます。

 

1月以降の予定もほぼ決まりました。県演劇交流春フェステイバル、3月16日~17日大和大会(生涯学習センターホ

ール)参加に向けての稽古も始まります。森田さん作品をよろしくお願いします。  水野昂子